はやく来ないと、なくなっちゃうよ


来週は「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」を観に行く予定。
スティーブ・マーティンピンク・パンサーも楽しみ。公式サイトでトレイラーがみられます。



ピーター・セラーズって私はちょっと苦手だし、作品全部は観てないけど、関連映画の中で好きな曲といえば、リンゴ・スターと共演した「マジック・クリスチャン」('69)で使われるバッドフィンガーの「Carry on till Tomorrow」。
大金持ちのセラーズが浮浪者のリンゴを養子にし、二人で色々お遊びしちゃうという話だけど、内容はあまり覚えていない…まあ、とにかくブラックなことが羅列されてるというかんじ。
テーマ曲の「Come and Get It」もいいけれど、冒頭、ロンドンの風景をバックに二人が知り合う過程がささっと描かれるシーンで流れるこの曲が大好きです。
(しかし、今サビを思い浮かべようとしたら、ピンクレディーの「ウォンテッド」の「好きよ好きよ〜」ってとこが…)

Magic Christian Music

Magic Christian Music


「Come and Get It」はポール・マッカートニーの作った曲ですが、彼とリンゴが共演した「ブロード・ストリート」('85/ASIN:B0000QX484)が、去年だったかな?DVDになったので、初めて観たのですが、ビートルズ以降のポールがストーリーのある映画に出てるのってたぶんこれだけだと思うんだけど、ストーリーはあってないようなもの。新しいアルバムのマスターテープが消えてしまって大騒ぎ、というお話。
ポールが、クルマでぶっとばしたり、スーツ着てかしこまった社員たちとの会議中に落書きしてたり(例によって「エロイカより愛をこめて」を思い出すシーン)、ビートルはいまだに「やんちゃ」だよ、みたいな描写があるんだけど、それもどうにもしっくりいってないし(だって、どう見ても落ち着いちゃってるし)。
作中、ビートルズの曲からソロの新曲までたくさん演奏するんで、そこんとこは見所かも。


話は戻って、新作のトレイラーといえば、オーウェン・ウィルソンヴィンス・ヴォーンの「Wedding Crashers」(結婚式で女をナンパするのが趣味の二人組の話)もコチラでみられます。クリストファー・ウォーケンも特別出演。
面白そうだ。日本公開されますように。