2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

輝ける人生

早々に出るタイトル「Finding Your Feet」、イメルダ・スタウントン演じる主人公サンドラの「(夫のナイト爵位授与により)レディって呼ばれるのも悪くない」「夫は労働者(「手に職のある人」)じゃない」とのセリフ、まさに「手」を使っているチャーリー(…

平日の記録

流行りのパン屋。 京王百貨店に春に開店したのを横目で見ていたジュウニブンベーカリーにて、看板商品?の風船パンとクロワッサンにくるみパン。どれも美味。 東武百貨店のサンチノでは池袋店限定のチクワパンとコーヒー牛乳パン。こちらはより、もちもち。…

クリミナル・タウン

アンセル・エルゴート演じるアディソンは、同級生のケビンが殺された事件の調査に対し「彼はギャングじゃない、読書をしてジャズバンドに入っていたから」と話すも警官がペンを動かす気配がないので「ちゃんと書いた?」と声を荒げる。警官は有益な情報を選…

週末の記録

八月最後の休日は箱根へお出掛け。 そもそもの目的はロマンスカーGSE。行きと帰りの特急券を確保して乗り込む。車内販売でGSE弁当(すてきな箱の蓋がしまらないのがご愛敬)とミニゴーフルを購入。 荒天で中止だったのが運航再開した箱根海賊船の中で、箱根…

オーケストラ・クラス

序盤にアーノルドが自分よりもバイオリンが上手いヤエルに頼んで弾き方を教えてもらう場面がある。ここに指を置いて、次はこっち、もう一回、という程度の教授だが、終了後に彼女は「笑っちゃう」と口にする。それまで二人きりになったこともないのが突然、…

週末の記録

国立新美術館で開催中のルーヴル美術館展へ。この顔ハメというか顔出しスポットはよかった。 ルーヴル美術館展のグッズ売場には最近出掛けた展覧会の中では一番、欲しいものがたくさんあった(と言いつつこれだけしか買わないケチぶり・笑)。とらやのパリ店…

カメラを止めるな!

(少々「ネタバレ」しています) 顔合わせの一幕を締める日暮監督の困り顔にふと多幸感を覚え、そうか、皆がこの映画を好いているのは、全ての人、大仰に言えば森羅万象への愛があるからなんだと思い至った。でもそれは何者も批判しないことと紙一重、つまり…

週末の記録その2

酷暑のためかベランダでしょんぼりしていた去年からのハイビスカスが、二つ同時に花を咲かせた。嬉しい。 所用で渋谷から東急バスに30分乗って二子玉川へ(お休みの日に地下の電車に10分乗るよりそっちの方がいいから)。二子玉川ライズのバビーズでステーキ…

英国総督 最後の家

監督がグリンダ・チャーダであることから予想はしていたけれど、「歴史は勝者によって語られる」の後に勿体ぶらずすぐさま「Viceroy's House」と原題が出て始まるこの映画は、インドの分離独立をこれまでとは違う視点で捉えた物語であり、例え誠実なイギリス…

週末の記録その1

イケアのザリガニフェア、今年のメインはジャンバラヤとのプレート。剥いてもらった身をご飯に乗せてお寿司のようにして食べたら美味しい。セットで置いてある「ザリガニに合うお酒」は口に合わないので白ワインにして、リブロースとサーモンも注文、お腹い…

ストリート・オブ・ファイヤー/ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ アディオス

▼ストリート・オブ・ファイヤー 滑り込みでようやく観賞。内容を全く覚えておらず初見みたいなもんだと思いきや、ツアーバスの中でソレルズが歌い始める場面でそうそう!と鮮やかに蘇った。あそこいいよね、作中リック・モラニスの笑顔が見られるのはあの時…

平日の記録

東京芸術劇場内にオープンしたビチェリンへ。看板メニューのビチェリンとタルトのセットを頼んだら、ビチェリンにも焼き菓子が付いてきたのでお菓子だらけになってしまった。肝心のビチェリンは三層の一番上の冷たいミルクがまず美味。その下にコーヒー、一…

結婚まで1%

「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」にて観賞。映画が終わってクレジットでレベッカ・ホールがプロデューサーの一人でもあると知り、なるほどあの主人公の造形に惹かれたに違いないと思う。ベッドでさかさまに映る時、目をぱちぱちさせ…

週末の記録

国立科学博物館で開催中の特別展「昆虫」、とっても楽しかった! 入ってすぐの二メートル大の標本の中から、二ホンミツバチの前で写真を一枚。ショップでは、可愛いTシャツや大好きなフンコロガシのチョコクランチなどを購入。 有楽町の中園亭で初めて食べた…

ミッドナイト・アサシンズ

オープニングの市場に吊るされた肉の断面やしばらく後に登場する少年トトのシャツの背中の破れは妙に作り物めいており、私は作り手の親切と受け取りながら見ていたんだけど、最後に挿入される正反対の質感のいわば実録映像に、全編のあの小綺麗さは、落差で…

スターリンの葬送狂騒曲

冒頭の文の字幕に(恐らく字数の問題で)「恐怖で支配した」とだけあるのを見てふと、例えば「歌う」は二項動詞で「何を」歌うかを必要とするが、ただ歌うとしか言い様がない時がある、「支配する」だってもしかしたら、ただ支配というものがあるだけの一時…