2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せへのまわり道

映画は「君自身がやることが大事」(積木を形の合った穴に入れるってことでもね!)と歌うフレッド・ロジャース=ミスター・ロジャース本人の映像に終わる。確かにこの作品には、対話はあくまでも切っ掛けでありその後の全ては自分自身の中で起きる、起こす…

週末&平日の記録

としまえん最後の営業日に出向く(園内には入らず)。色々思い出がある。 作ってもらって初めて食べたもの。 夕食の冷汁に乗っていた卵の黄身の天ぷらは、中がねっとり柔らかい。冷凍してから揚げたんだそう。 韓国で流行っているというグリークモモは桃をく…

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

「リフトの客評価が低い」モリー(ビーニー・フェルドスタイン)は、エイミー(ケイトリン・ディーヴァー)以外の運転する車に乗るのが苦手である。「私達には多面性がある、皆に私の色んな魅力を知ってほしい」と願いつつ自分は周囲を見ようとせず、世界を…

週末の記録

土曜日は紀尾井町のプリンスギャラリー最上階のオアシスガーデンにてハワイアンフェア。注文したのはココナッツ風味のフライドライスに海老をのせたシュリンプアントレと、蜂蜜とこれまたココナッツシロップをかけるハワイアン・ダッチベイビー。海老など特…

思い、思われ、ふり、ふられ

映画が始まるや、四人それぞれの心の声を押し出してくる作りが異様に感じられ驚かされる。でも次第に分かってくる、これは「口に出すか出さないか」の話なんだって。尤も高校生の彼らの「口に出すか出さないか」問題は四人の間、それこそタイトルの「思い、…

平日の記録

ソフトクリームで休憩。 メトロ食堂街の豆とろうにて豆あんソフト。苦手な白玉を抜いてもらって、初めてのきなこいんげん餡をトッピング。美味しかった。 コメダ珈琲店ではソフトクリームに練乳と粉糖の「まっしろノワール」。蜂蜜も挟まって甘くてコーヒー…

ポルトガル、夏の終わり

始まると黒いスクリーンにクレジットが出てまず音だけが、という映画はよくあるけれど、ここでは白に黒字。眩しさに、目を覚ましてよく見てねと言われているようだと思った。私が確認したのは、時間と場所を共にする時、人はそれぞれ局面を持ち寄っているの…

夏休みの記録

土曜日はお墓参りの帰りに立ち寄る味吟の「まじり」でお昼。夏なので稲荷寿司にけしの実がまぶしてある。 日曜日は所用で出掛けた銀座のわしたショップのお惣菜でお昼。スパムのおにぎりともずくの天ぷらと魚の天ぷらとゴーヤチャンプルーを半分ずつ。 再び…

母性

第3回東京イラン映画祭にて観賞。2017年、ロガイエ・タヴァッコリー監督。今回の上映作のうち女性監督の作品は二本、いずれも女だけの家の物語だった。イラン・イラク戦争を描いた「別荘の人々」(感想)に対し、こちらは現代のヤズドが舞台。姉妹とその叔母…

別荘の人々

第3回東京イラン映画祭にて観賞。英題「Villa Dwellers」、2016年、モニール・ゲイディー監督。イラン・イラク戦争の最中、軍人の妻子達が疎開施設となった前線近くの別荘に待機する姿を描く。映画は「トヨタのハイエース」が別荘に向かう道のりに始まる。運…

週末の記録

猛暑に作ってもらった麺料理。 私の大好きなコングクスは、豆乳や豆腐をミキサーで混ぜてスープにしたんだそう。冷凍卵を始め韓国仕様じゃ無いトッピングが楽しい。私は小皿として、ソウル市場で買って常備しているおでんをダシダで煮た。 蕎麦のペペロンチ…

ジョーンの秘密

スパイ(を扱った)映画の多くに登場するスパイはその時点で既にスパイであり自覚も備えているが、本作の主人公ジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)はオープニング早々に逮捕されながら昔も今も自らをスパイとは思っていない。これは彼女がそう見做さ…

平日の記録

冷たい寄り道。 新宿西口を通りすがりに、しばらく前から横目で見てたキハチフードホールでコーヒージェリージェリーシェイク。バニラジェラートとコーヒーゼリーにエスプレッソが掛かっておりバランスがよい。 東武池袋に嬉しくもオープンしたヴェンキでは…

パパとマチルダ/少女ジュリエット

特集上映「サム・フリークス Vol.8」にて、父と娘の映画二作を観賞。振り返るとどちらも少女が自分の強い意思を示して終わるのだった。 ▼「パパとマチルダ」(1994/アメリカ/ギリーズ・マッキノン監督)はジョージ・エリオットの「サイラス・マーナー」を…

週末の記録

新宿高野の創業135周年記念ケーキ「コンセルフリュイ~シャインマスカット~」。