（以下「ネタバレ」しています）それぞれのやり方で髪を整え朝の支度をする、鏡台の前の三人の女…に対しパジャマのままで机の前に座っている男。夕餉での事件に、坂口安吾じゃないけれど、命の危機に際し誰もいない外へ飛び出していく者などいるだろうかと思…

警察と教会という男ばかりで構成された二大組織のトップ同士の酒を飲みながらのやりとり「盗難の被害届を出してくれ、彼女を釈放しなきゃならなくなる」「盗まれたわけじゃないから出せない、嘘はつけない」の馬鹿馬鹿しさ。作中殆どの時間ペトルーニャ（ゾ…

イタリア映画祭2021のオンライン上映にて観賞、2020年ジュゼッペ・ボニート監督作。第二子が生まれたことで嵐の只中に放り込まれる夫婦に、リッカルド・ミラーニ監督の「これが私の人生設計」「環状線の猫のように」の主役として見てきたパオラ・コルテッレ…

週末のご飯もの。 握ってもらったお寿司は、赤シャリ用のお酢使用、ネタはお魚数種に同居人得意の卵焼き。シャリを小さ目にしてたくさん食べた。 外で食べた私のおにぎりは、鮭と三つ葉、塩昆布と大葉とごま油、ナスの蒲焼き、味付うずら卵に粒みその四種類…

イタリア映画祭2021のオンライン上映にて観賞、たまたまいずれも父と娘の物語だった。 ▼「泣いたり笑ったり」（2019年シモーネ・ゴダノ監督作）は公式サイトの紹介文によると「LGBTQを題材にしたコメディー」で、原題「Croce e delizia」は「椿姫」の一節よ…

週末の甘味。 IKEAの可愛い冷凍ヴォッフロールも私がトッピングするとどうももっさりしてしまう。 同居人が土井先生のやり方で作ってくれたフレンチトーストには、宮城ふるさとプラザで買うずんだ餡とギリシャヨーグルトを混ぜたソースが添えてあった。これ…

「おうちでCinem@rt」の配信にて観賞。物語は「82年生まれ、キム・ジヨン」を思い起こさせる「妻の憑依現象」に始まる。夫婦はそれを隠すために村の外れに住まい誰も泊めないが、妻が「ごめんなさいね」と言ったところで客は夫の客なのであって、村人が言う…

日曜日。 久しぶりの家タコスは、市販のハードシェルに定番の具で。美味しかった。 東武池袋にオープンしたグラニースミスにて、店舗限定の焦がしキャラメルアップルパイを購入。同居人は先日使ったチョコレートのホイップクリーム、私はバニラアイスを添え…

特集上映「サム・フリークス Vol.12」にて観賞、1989年トーマス・シュラム監督作。同時上映に4年前の「アメリカ映画が描く『真摯な痛み』」でも掛かった「ジョージア」（1995年ウール・グロスバード監督）、こちらも新たな気持ちが起こったけれど、ひとまず…

新宿高野で一週間のみ扱っていたゼスプリレッドのデザート「マルシエール～ゼスプリレッド～」。盛り沢山のゼスプリレッドは勿論、下のジュレもムースも美味しくて満足。 スーパーで買ったスポンジケーキをチョコレートのホイップクリームと板チョコと桃缶と…

ベトナムからの技能実習生三人が真っ暗な中を逃げ出す冒頭より地下鉄、フェリー、電車、バスと乗り物が数多出てくるが、その場その場で必要に迫られて乗るだけのそれらはどこにも繋がっておらず、日本語のみのアナウンスが恐ろしく響く。海辺に辿り着いた彼…