2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ランボー ラスト・ブラッド

「ランボー」とは私には、まだそんなことにこだわってるの、もう終わったじゃんとは決して言わせない、という(人々の気持ちを代弁する)映画である。それと「ランボー」まだ作ってるんだ、というのが重なるのも今世紀の二本が面白い所以じゃないかと思う。…

こみちの落語会

柳亭こみち「噂小町」 柳亭こみち「火焔太鼓」 (6/26・中野 Bright Brown)

週末の記録

同居人作の夕食は冷凍豆腐の唐揚げにマカロニサラダ、かぼちゃと薩摩揚げのそぼろあんかけ、コウケンテツさんのレシピだという夏野菜の「ジャンクな」炒めもの。ウインナーを手で千切るのが肝だという炒めものは味付けがカレー粉とケチャップというのがジャ…

アドリフト 41日間の漂流

「最終的な目的地はない、家へ帰るつもりもない、仕事は旅費が稼げればいい」と生きていたタミー(シャイリーン・ウッドリー)がひょんなことから現在地のタヒチから故郷のサンディエゴに戻ることになる。発つ前に認めた母親への手紙にいわく「ボーイフレン…

平日の記録

外食という程じゃないけど店内飲食をちょこっとするようになった。外でコーヒーが飲めるとやはり嬉しい。 スターバックスのいちごソースドーナツは果肉ソース入りでいつも通りの美味しさ。 クリスピーとロータスのコラボドーナツ、ロータス ビスコフ ホワイ…

はちどり

1994年、ソウルの公立女子中学校。日本じゃ無いタイプの教卓だなと見ていたら、お仕置き棒を手にした担任の英語の授業、リーバイスを履いた漢文塾の「コ大男」の授業、いずれもつまらなく、主人公ウニと親友ジスクは彼らを裏で「先公」と馬鹿にしている。 一…

フリア IST

EUフィルムデーズのオンライン上映にて観賞、2017年、スペイン、エレナ・マルティン監督。舞台は主人公フリアがエラスムス計画によって留学する先のベルリン。ベルリン芸術大学の建築学科の教授いわく「ベルリンは『(過去でも未来でもない)現在の都市』だ…

週末の記録

Netflixで見ている「愛の不時着」が最終話に差し掛かるこの週末、韓国のドラマによく出てくるフライドチキンチェーン、オリーブチキンカフェの笹塚店へ。チキンをたくさん買い込んで持ち帰ってテレビの前で食べた。最後の三話は毎回お店が出てきたので楽しか…

メルテム 夏の嵐

EUフィルムデーズのオンライン上映にて観賞、2018年、フランス・ギリシャ、バジル・ドガニス監督。舞台は「渡り鳥を見るのに世界一の場所」、レスボス島。主人公エレナは母が恋人マノスと暮らすのを嫌がり父の住むパリへ渡り、連絡を絶ったまま母を亡くして…

ルーザーとしての私の最後の年

EUフィルムデーズのオンライン上映にて観賞、2018年スロヴェニア、ウルシャ・メナルト監督。不思議と引き込まれる一作だった。舞台はスロヴェニアの観光地(と何度か言及されるので地元の人にはそういう意識が第一なんだろう)リュブリャナ。30手前の主人公…

精神0

タイトルが出た後、時を経た水辺の舟の画が暗くから明るくなっていくのに、こんな演出をするなんて珍しいなと思っていたら、先日見たばかりの新しい「若草物語」を思わせる手法が取られてもいるのだった。「若草物語」と「続若草物語」(にそれぞれ呼応する…

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

「おばさまの言うことにも一理あります」 「少なくとも間違っちゃいないよ」そうなんだ、女の生き方には間違っちゃいないものが幾つもあるんだ、自分で選ぶなら。思えばこれは、姉妹四人がしたいことを出来る限りしたという物語なのである。これまでそう見た…

ルース・エドガー

聴衆のいない涙のスピーチと本番のスピーチとを比べた時、私達が見ている他人とはおよそ、あるいは常に後者でしかないのだと思わせる、そういうことに気付かせるのが映画の役割だと私は思う。何かにそのように役割を負わせるだなんて、この映画をほんとに見…

週末の記録

梅雨入り前のベランダ食。 冷や汁の具はきゅうりに小ネギに茗荷に大葉にトマトに揚げナス、豆腐。この日の要はもらいものの魚久の粕漬け。冷や汁と粕漬けなんて初めての組み合わせだけど、こんなに合うなんて(尤も粕漬けはどうやったって美味しいけど!) …