2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

ブリジット・ジョーンズを初日に見たがるなんて今どき私くらいのものだろうと思いきや、新宿の劇場にはもう席が無く、有楽町に出て日劇にて観賞。こちらもほぼ満席。 古い、全てが古い、でも超楽しかった。レネー・ゼルウィガー演じるブリジットの、スタジオ…

手紙は憶えている

冒頭、施設内のゼヴ(クリストファー・プラマー)の部屋を出たところのカウンター内のモニタの映像がモノクロというせいもあり、「昔の恐怖映画みたいだな」という思いが加速する。ゼヴが乗り込む列車からの車窓風景が一瞬合成のように見えたり、「子ども」…

週末の記録

休日のお茶。 土曜日は所用で久々に出向いた豊島園のスターバックスにて、ラテとアップルパイ。テラス席であったかいものを飲むのに丁度いい時節。スタバのアップルパイは毎年少しずつ違いがあるので食べるのが楽しい。 日曜日は高田馬場のコーヒーショップ…

奇蹟がくれた数式

オープニングは、インドの事務員ラマヌジャン(デブ・パテル)がまだ見ぬケンブリッジのハーディ教授(ジェレミー・アイアンズ)に宛てて送った手紙。最後に「S・ラマヌジャン」とのサイン、私達がその「S」の実を知るのは映画の終盤である。作中のラマヌジ…

第一回 羽田落語会

雷門音助「時そば」 桂宮治「お見立て」 三遊亭遊雀「四段目」 (10/27・TIAT SKY HALL)

平日の記録

秋仕様のデザート。 御苑のマエストロベーカリーにて栗のワッフル。栗のクリームじゃなく甘煮とアイスクリームが乗っているのは案外珍しく、ワッフルも好みの硬さで、嬉しかった。 サンドッグイン神戸屋ではハロウィンパイのセット。パイを割ってアイスクリ…

ジェーン

公開二日目、新宿ピカデリーにて観賞。とても面白かった。 (以下「ネタバレ」あり) 「おとぎ話」の後に「JANE GOT A GUN」とタイトルが出て、真っ白い生地をこねる手。カメラが上ってゆくと、ナタリー・ポートマン演じるジェーンの視線は手元になく、窓の…

週末の記録

澤乃井の蔵開きへ。 11年前に同居人と私が初めて出掛けた時は曜日を問わず10月1日に行われていたものだけど、その後、休日の開催に変更されたようで、久々に出向いてみたらかなりの人手。まずは腹ごしらえと、座る隙間も無い澤乃井園にて、山菜きのこそばや…

われらが背きし者

ジョン・ル・カレの原作小説は未読。面白かった。面白い小説を適切に映画にしたという感じ。 まずは結婚生活十年を経たペリー(ユアン・マクレガー)とゲイル(ナオミ・ハリス)の「旅」(「実際」にも、「比喩」的にも)の物語である。始めそれに隠れて見え…

六人の深夜

柳亭こみち「反対俥」 桂三木男「時そば」 柳家花ん謝「粗忽長屋」 古今亭志ん八「警察23時頃」 古今亭駒次「さよなら、ヤンキー」 (10/21・新宿末廣亭) 「六人」の中から「四人」が出演するはずが、この日は下席に出ている三木男を「ゲスト」に迎えて「五…

何者

TLに流れて来た通り、確かにまずは「Twitter映画」だった。最初に出てくるTwitterの画面がTLじゃなくプロフィールと他者同士のやりとりって、利用していない人にはその意味するところが分からないもの。それにしても手が滑ってお気に入り登録しちゃわないか…

平日の記録

小田急百貨店新宿店の、リニューアルした地下2階を一回り。 まず目を惹いたのは、ルビアンのクロワッサンにヴィタメールのクーベルチュールショコラを挟んだ記念の一品。美味しくないわけなかった。 「東日本初出店」とあったビスキュイテリエ ブルトンヌで…

アルジェの戦い/男と女

▼「アルジェの戦い」(1966)デジタル・リマスター/オリジナル言語版を、K's cinemaにて観賞。平日の午後ながらかなりの入り。アルジェリア人の叫びと音楽に、買っていったコーヒーが容器ごと震えて、ほとんど飲めなかった。 FLNの下っ端というか「子ども」…

週末の記録

金曜の夕方は、待ち合わせてコメダ珈琲店でお茶。キャラメルリンゴのシロノワールに、ハロウィンのクッキーが付いてきた。 入店時にレジで見つけたコメダ仕様のしるこサンドミニ、一つ50円も購入。大きさからして四連の商品を分けたものかな?ともあれこれは…

ある戦争

「みんな元気で」の「皆」は「皆」でなく、「世界は我々の望まない方向に進むだろう」の「我々」は「我々」でなく、「皆」や「我々」の島と島とがぶつかるところに死が生じる世界において、何をどう捉え、感じ、考えればいいのか分からなかった。 そこからふ…

白鳥一人創作落語会

三遊亭白鳥「プチフランソワ2号」 三遊亭白鳥「カワウソ島の花嫁さん」 (中入) 三遊亭白鳥「鉄砲のお熊」 (10/10・なかの芸能小劇場) 第二回を迎えたこの会、午前中の開催に始めは違和感を覚えていたけれど、こんな朝っぱらから、という一体感というか、…

こみちの音曲噺の会.

柳亭こみち「植木のお化け」 柳亭こみち「蚤のかっぽれ」 (中入) 柳亭こみち「稽古屋」 (10/11・赤坂会館)

平日の記録

秋のパン。 四谷のらぽっぽベーカリーのテラス席にて、「栗とかぼちゃのデニッシュ」と「おいものタルティーヌ」を、「おいもに合うコーヒー」と共に。おいものあんも入ったデニッシュが、ずっしりしてて美味しい。 ニュウマン内のル カフェ ドゥ ジョエル・…

人間の値打ち

公開初日に観賞。とても面白かった。 最後に提示される、タイトル(原題「Il capitale umano(人間の値打ち)」)の意味を告げる文章からして作り手の本意は違いそうだけど、私には、古い言い方をすれば「道具は人間の機能を拡張する」ものであり、それゆえ…

三連休の記録

日曜日、所用で久々に横浜へ。 午前中は横浜中華街映画祭へ。かつて映画館だったという同發新館ホールにて、丁度上映されていたのがホウ・シャオシェンの「風櫃の少年」(来月ブルーレイが発売されるんだね)。 [Blu-ray]" title="風櫃の少年 [Blu-ray]">風…

築地ワンダーランド

築地市場に程近い東劇で先行公開中に観賞。 この日は上映後に「現役仲卸による、はっちゃけ築地トーク」が行われた。映画に「はっちゃけ」た部分は全く無かったが、それも当然で、作中の大学教授が本を書くのに15年費やし、本作の監督は600時間分撮影したそ…

シーモアさんと、大人のための人生入門

オープニング、シーモアさんが自宅でピアノの練習をしている。撮影のためか説明しながら行われる、この場面がまず面白い。この音が引っ掛かってしまうからどうにかせねば、何か削らなければいけないかな、いや、少し早く指を動かしたらどうかな、とやってみ…

平日の記録

久々に立ち寄ったチェーン店のメニュー。 セガフレードにて、レギュラーコーヒーにポップオーバー。初めて注文してみたら、思いの外でかい(笑)生地もクリームもたっぷりで食べ応えがあった。 行き付けの新宿南口店が閉店してからご無沙汰だったシアトルズ…

世界一キライなあなたに

見ている間中、胸がいっぱいで、今年一番じゃないかというくらいよかったんだけど、どうしたことだろう。くさい上に陳腐な言い様だけど、きっと、二人の世界が広がる様を、また心がぶつかる、いやぶつけ合う様をまざまざと見せられたから。 心を掴まれたのは…

週末の記録

「武蔵の國の酒祭り」へ。 会場である大國魂神社を訪れたのは初めて。京王線の府中駅を降りてのけやき並木の見事さに目を奪われた。大鳥居もそこから見る境内も立派。 チケットと引き換えにリストバンドとお猪口とお水をもらい、ブースを回っての試飲スター…