六人の深夜



柳亭こみち「反対俥」
桂三木男「時そば
柳家花ん謝「粗忽長屋
古今亭志ん八「警察23時頃」
古今亭駒次「さよなら、ヤンキー」
 (10/21・新宿末廣亭


「六人」の中から「四人」が出演するはずが、この日は下席に出ている三木男を「ゲスト」に迎えて「五人」のお得な会。増員してもきっちり11時に終わるのはさすが。心なしか所々、早口に聞こえたのが可笑しかった(笑)
三木男の、前座当時の末廣亭がいかにぼろかったかという昔話の枕が、円丈の「人形町末廣」の枕を聞き慣れている私には新鮮で楽しかった(円丈のに飽きたというわけじゃないよ・笑)。十年一昔とはよく言ったものだ。続く花ん謝のも含めて、「若手」ならではの枕の内容というものがあるんだなと今更ながら思った。