2021-01-01から1年間の記事一覧

今年を振り返って

今年見た映画の中からお気に入りベスト10を、観賞順に。▼新感染半島 ファイナル・ステージ(感想)▼わたしの叔父さん(感想)▼パーム・スプリングス(感想)▼ローズメイカー 奇跡のバラ(感想)▼グリード ファストファッション帝国の真実(感想)▼17歳の瞳に…

年末の記録

日帰り帰省。名古屋は雪がちらついていた。子どもの頃から行っていたエスカが50周年を迎えていた。新幹線から降りてまず、大好きな鈴波でランチ。この日の鈴波定食の粕漬けは銀鮭。加えて銀鱈を二人で一皿。もちろん美味。 KITTE名古屋の青柳総本家ではカフ…

平日の記録

美味しかったプリン。 モロゾフのヒカリエ店舗限定、猿田彦珈琲とのコラボ商品カフェオレプリンは思った以上に美味しくてびっくりした。 渋谷スクランブルスクエアの紀ノ国屋でアップルパイプリンは見たまんま、安心の味。

ただ悪より救いたまえ

(以下「ネタバレ」しています)オープニング、電話のやりとりの後に私達が目にするのは日本のヤクザ・コレエダ(豊原功補)の背中の刺青、彼が痛めつけた女の体。世界が悪で満ちていることがまず示される。インナム(ファン・ジョンミン)とレイ(イ・ジョ…

週末の記録

同居人の誕生日&クリスマスイブ。金目鯛の塩釜焼きを作ってみた。この塩と卵白、捨てるの?と勿体なく思っていたんだけど、美味しくできたので満足。 翌日作ってもらったリースのサラダはツナ缶とガーリック味のポテトチップスをマヨネーズで和えたものがソ…

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

ドラマ「イカゲーム」の最終話に高層階の金持ちが地べたの貧者を見下ろす大変分かりやすい図があったものだけど、この映画の冒頭の、ウェストバージニア州からやって来た農場主ウィルバー・テナント(ビル・キャンプ)と弟がほぼ門前払いをくらい引き上げよ…

夜空に星のあるように

BBCでテレビドラマを制作していたケン・ローチが長編映画に進出した最初の作品が53年ぶりにリバイバル上映。後のこれ以上完璧な映画ってあるのかと思う幾つかの作品に比べたらローチ自身が未熟と言うのも分かる、ぼんやり捉えづらい部分や既成曲が煩い部分が…

平日の記録

パンケーキとホットケーキ。 新宿中央公園のむさしの森 Dinerのパンケーキは見事にふわふわだったけど、それが過ぎて味がよく分からなかった。 カフェナチュレでそれを取り返すべく、普通のホットケーキを普通に食べた。

ジャミリャー

中央アジア今昔映画祭にて観賞。1969年ソ連制作、イリーナ・ポプラフスカヤ監督。原作小説「この星で一番美しい愛の物語」を著したチンギス・アイトマートフ自身の脚本により、戦争で男達の消えたキルギスの山間での暮らしが少年の目線で描かれる。「夏が短…

カーブルの孤児院

中央アジア今昔映画祭にて観賞。2019年デンマーク-ドイツ-フランス-ルクセンブルク-アフガニスタン制作、シャフルバヌ・サダト脚本監督。これはよかった。舞台は1989年のアフガニスタン、政治が最も表れる場所である学校。冒頭、正義のヒーローが悪を蹴散ら…

平日の記録

フルーツののったデザート。 AWESOME STORE & CAFEの「フレンチベーグルトースト ストロベリーショコラ」はフレンチトースト風に焼いたベーグルにアイスクリーム、生クリーム、チョコレートソースに苺をトッピングしたもの。プラスチックのフォークが刺さら…

ラストナイト・イン・ソーホー

エロイーズ(トーマシン・マッケンジー)に祖母ペギー(リタ・トゥシンハム)が「ロンドンは危険だ」と言って聞かせるのには理由があるが、それにしたって降り立つや否や酷い体験をする様は絵に描いたようだ(地方だって同様だと「皆」知っているのに、ここ…

ローラとふたりの兄

「愛しき人生のつくりかた」(2014/内容が手繰れないよね、こんな邦題じゃ)がとてもよかったジャン=ポール・ルーブの新作というので見に行ったところ、こちらは余りに「普通」だった。日常に波乱が起こり人々が変化し日常に戻るという、それだけが実にた…

ブリュレもの。 ロイヤルホストの冬の定番「紅玉りんごと塩キャラメルアイスのブリュレパフェ」はいつもの美味しさ。ナッツの混じったところを食べるのが好きだ。 ミニソフの「台湾蜜いもブリュレソフトクリーム」はローストシュガーのトッピングでクリーム…

最近見たもの

▼悪なき殺人冒頭登場するアリス(ロール・カラミー)の顔に、これはセックスしに来たなと思っていたら、これは愛欲と、不吉に響く「行方不明になった女は夫を愛していなかった、夫の方も。あなたはどう?愛し合っていれば大丈夫」…じゃない場合は発生する金…

週末の記録

お世話になっている農家で収穫させてもらった練馬大根を切って干したものがほぼ完成。今年は干葉も作ってみた。食べるのが楽しみ。 青柳総本家のカエルまんじゅうから生まれたケロトォッツォが東京でも買えるというので、Kitchen BASE浅草まで出向いて「ラム…

パーフェクト・ケア

アヴァンタイトルの「いつものお仕事」描写において、マーラ(ロザムンド・パイク)は怒り心頭の男に「女に負けてむかついてる?私がペニスに怯むと思う?むしろ逆、何かしてきたら棒も玉も引きちぎってやる」と返す。心配する恋人フラン(エイザ・ゴンザレ…

ディア・エヴァン・ハンセン

元のミュージカルは知らないけれど、面白い話ながら、私にはコメディでしかあり得ない、いやあってほしい内容なので違和感を覚えながら見た。考えてみれば死人をいじくり回していい気持ちになってしまうというのは誰もが陥りそうなことだからコメディでない…

平日の記録

老舗の新商品。 銀座三越内の西洋菓子舗 不二家のプレミアムミルキーバターサンド、プレーンにあまおう苺、レーズン。強い匂いと硬めの食べごたえ。 新宿中村屋で見つけた「新宿どらもーれ」は包装も可愛い。コーヒーグリオットはホイップクリームの中にサワ…

週末の記録

神宮外苑のいちょう並木へ。見頃は少し過ぎていたけれど天気もよく十分だった。 キハチ本店のオープンテラスにてカラメル林檎と木の実のパイ。ナポレオンパイをアレンジしたもので林檎もナッツも美味しかった。

ボストン市庁舎

ボストン市政府が提供する様々なサービスについての四時間半。ほぼずっと、誰かが誰かに…誰かと誰かがではなく…話しているのを見ることになる。オープニングのコールセンターはともかく他は撮影後はオンラインで行われていたのだろうか。組織を背負いつつ全…

週末の記録

ボジョレーヌーボーはいつものルイ・テット。 初日はヴィロンのバゲットレトロドールでのオニオングラタンスープにランプフィッシュのキャビアと「貧乏人のキャビア」(マスキングテープの文字は同居人の)。私が作ったのはフラメンカエッグ、ベランダの最後…

未来は私たちのもの/ベルリン・アレクサンダープラッツ

ドイツ映画祭2021にて観賞。 ▼「未来は私たちのもの」は2020年ドイツ制作、ファラズ・シャリアット監督。イラン系移民の両親を持つ青年パーヴィス(ベンヤミン・ラジャイブプル)がイランからやってきた難民の姉弟と出会う物語。監督自身のものだという、セ…

笑いごと

フィンランド映画祭2021にて観賞、2020年制作・アンナ・ルオホネン脚本、レーッタ・アアルト監督。脚本家として行き詰った35歳のマリア(エレナ・レーヴェ)が市民大学でスタンダップを学び初心者コメディアンのコンテストツアーで国内を巡る物語。脚本を手…

ファイター、北からの挑戦者

原題「파이터(Fighter)」。脱北者であるリ・ジナ(イム・ソンミ)が「私の闘いは始まったばかり、これからも闘い続ける」のは物語の最初から最後まで変わっていないが、愛があれば違う、笑うことができるという話である。テス(ペク・ソビン)の「これからも…

結婚式、10日前

イスラーム映画祭6エクステンデッドにて観賞。2018年イエメン、アムルー・ガマール監督作品…と言ってしまえばそれまでだけど、前説によると、本作は現在映画産業のない同国においてイエメン人によってイエメン人のために作られた初の商業映画であり、劇場が…

エターナルズ

まずはBTSの曲を使用した初の「日本で劇場公開されたアメリカ映画」として記録。ボリウッドスターとなったキンゴ(クメイル・ナンジアニ)が、撮影中に彼を呼びに来たセルシ(ジェンマ・チャン)、イカリス(リチャード・マッデン)、スプライトの前で「BTS…

告白

のむコレ'21にて。2020年韓国、ソ・ウニョン監督。女性監督に女性メインキャストというのに興味を惹かれ観賞。画にも音にも新しさは皆無だけど(どちらかと言えば古臭いけど)、見たことのないタイプの映画だった。ただ、その「見たことのない」感は作り手の…

スウィート・シング

上映前に流れた日本の観客へのメッセージ映像でアレクサンダー・ロックウェルが「誰もにあった子ども時代の魔法を描いた」などと話していたこの映画の主役は、アダムとイヴの子ども達だった。アダム(ウィル・パットン)がアルコール依存症で病院に入れられ…

週末&平日の記録

作ってもらったもの。 「キャビア・ドゥ・オーベルジーヌ(貧乏人のキャビア)」は茄子にオリーブオイルやアンチョビペーストを混ぜたペースト。バゲットに塗って食べたら何とも言えないよい味わい。この日は他にラタトゥイユと、私の好きな唐揚げ。 NHKの番…