2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

パリ、嘘つきな恋

この映画が面白いのは人々のやりとりに忌憚がないことによって成立しているところ。お国柄などと言うものではなく監督・脚本・主演のフランク・デュボスクのキャラクターだろう。これは自分の想像が及ばない領域において各人がいわば発揮する性質だから、「…

週末の記録

週末の記録 真夏日となった土曜は身内の運動会へ。同居人が作ってくれたお弁当のおかずの中でも秩父の味噌漬けの豚肉を使ったカツが超美味しかった。その他は鮭に卵焼き、もやしのナムル、春菊の胡麻和え、人参とブロッコリーの芯のきんぴらなど。私は鯵と大…

コレット

最後に「さすらいの女」の「今は幸せを求めている」という一文がコレット(キーラ・ナイトレイ)の声で語られる。かつてミッシー(デニース・ゴフ)に「幸せな人なんている?」と返した彼女はもういない。コレットは自分で自分を真に舞台に立たせ、その名を…

平日の記録

銀座でフルーツ。 丸福珈琲店ザ・パーラーにてホットケーキ 季節のフルーツ添え、メープルシロップと蜂蜜から後者を選択。「温かいうちにバターを」と言われたので焦ってのせたら少々失敗。味はよし。 イグジットメルサ内の富士山フルーツ銀座では「季節の新…

僕たちは希望という名の列車に乗った

「人は皆、何らかの体制に従属している 自分で物を考えて決める時だけ、そこから自由になる 君達はそれをしたから、国家の敵だ」ラース・クラウメ(監督・脚本)の前作「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」(2015)は記録映像中のフリッツ・バウ…

第216回 長崎寄席

開口一番(春風亭べん橋「狸の鯉」) 柳家喬太郎「錦の袈裟」 (中入) セ三味ストリート(津軽三味線パフォーマンス) 柳家喬太郎「仏壇叩き」 (5/18・ひびきホール)(写真は整理券購入後に毎度行く珈琲オリーブと帰宅後に作ってもらった今年初の冷やし中…

RBG 最強の85歳

「私達は入念に準備して懸命に戦った」「彼女から返ってきた原稿には多くの細かい修正がなされていた」とはルース・ベイダー・ギンズバーグと共に働いた女性達の言だが(友人によると「彼女ほど自己主張をしない人はいない」そうだが、その成果により周囲の…

スケート・キッチン

実在する女子だけのスケートクルー「スケート・キッチン」が題材と聞きドキュメンタリーだと思い込んでいたので全く違う内容にびっくりしつつ、いかにも劇映画らしい、つまり見慣れたストーリーの根底に人生は常にクライマックスなんだという感じが流れてい…

ダンプリン

Netflixにて観賞。私が原作小説「恋するぷにちゃん」を読んだ時に泣いた箇所が冒頭の主人公ウィル(ダニエル・マクドナルド)のナレーションに持ってこられておりびっくりした。「ルーシーおばさんは自分抜きでどう生きるかを教えてくれた」。映画は真っ赤な…

ザ・フォーリナー 復讐者

「タトゥーの入った背中」が男に過去があることを示す映画を近年重ねて見た。本作の冒頭女と裸で目覚めるのに登場するリアム(ピアース・ブロスナン)の腕にもタトゥーがあるが、彼は背中は見せない。タトゥーは今は北アイルランド副首相である彼がかつてIRA…

連休の記録その3

実家での夕食は同居人が作ってくれたローストビーフと冬瓜の煮物、大丸で買っていったメロの煮付けと冷製茶碗蒸し、それからうちのサラダや白和えなど。どれも美味。 朝食には母が凝っているという専門店の食パンを切ってもらい、前日のローストビーフを挟ん…

連休の記録その2

秩父へ出掛けた際、いつもは芝桜まつりで買っている肉の味噌漬けを秩父神社の参道にある安田屋で購入。箱入りだと数日後から食べごろのところ、すぐ食べるならとバラで買うことができた。翌日にフライパンで焼いたのとグリルで炙ったのと両方出してもらった…