2011-01-01から1年間の記事一覧

今年を振り返って

今年観て面白かった劇場公開作10本を、公開順に。 ▼しあわせの雨傘(感想)…奇しくもドヌーヴ様のジャージで始まり、ティルダ様のジャージで終わった一年(実際は少し違うんだけど、印象としては)。若い頃のドヌーヴには何も感じないけど、最近は見かけると…

年末の記録

30日の午後、九段下に出掛けた。1927年竣工の九段下ビルの解体が決まったことから、「形見分け」と称するイベントが開催されると知ったため。室内は勿論、バルコニーや屋上に入れるのに加え、希望者は建物から「はがれた」ものを持ち帰ることができる(うち…

ミラノ、愛に生きる

リニューアルオープンしたル・シネマにて観賞。トイレが洋式になっていた。 ティルダ・スウィントンによる富豪の妻が、息子の友人と恋に落ちる。予告編には「ヴィスコンティを彷彿とさせる」という文句が使われてたけど、そういう感じじゃなかった。だからつ…

平日の記録

ちょっと遅れたけど、ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスのクッキー。丸の内仲通りのお店を通りすがりに、同居人が可愛い〜と駆け寄り買ってくれた。 東急本店地下のミカドコーヒーで、映画の待ち時間に、期間限定のガトーショコラとブレンド。ラムレーズン…

ルルドの泉で

時節柄「偶像崇拝をやめて神を信じよ!」との声が響く交差点を通り抜け、イメージフォーラムにて観賞。ラストシーンにおける、シルヴィー・テステューのアイシャドウをのせた瞼が心に残る。 「今年のベスト巡礼賞を贈呈します!」 オープニング、アヴェマリ…

三連休の記録

木曜の夜、東京駅近くでの落語会に出掛ける際、丸の内のイルミネーションを見ながら仲通りを歩く(写真の左)。人が多くてもゆったりした感じでいい。 祝日の金曜は、同居人の誕生日。まずはユナイテッド・シネマとしまえんにて「リアル・スティール」を観る…

灼熱の魂

「叔父は言葉と書物が平和を築くと信じてたわ、私もそう でも現実に打ちのめされた 今はもう、相手にも同じように思い知らせたいだけ」 2010年ケベック作品、原題は「火事」。原作はレバノン出身の作者の戯曲だそう。娘と息子が、遺言により、初めて存在を知…

サラの鍵

「いえ、母は…ユダヤ人ではありません」 パリに暮らすアメリカ人の記者ジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、「ヴェル・ディヴ事件」の取材を通じ、夫の祖父母から譲り受けたアパートが、ユダヤ人一家が強制的に追われた後に入手したものだと知…

遊雀玉手箱

三遊亭遊雀「宗論」 三遊亭遊雀「湯屋番」 笑福亭鶴光「木津の勘助」 (中入) 三遊亭遊雀「御神酒徳利」 (12/21・内幸町ホール) (後で書く)

平日の記録

日本橋のエスプレッサメンテイリーにて、カプチーノとドルチェのセット。特製コーヒーゼリー、いちじくのサブレ、チョコレート。サブレが美味。BGMが少々うるさかったけど、この店舗は広くて居心地がいい。 有楽町では、初めて入った阪急メンズ館地下のTHE M…

私だけのハッピー・エンディング

男とセックスしながら「朝まで一緒のベッド」「アイラブユー」は犬にしか与えない主人公、そのうち癌が発覚というんで、今年観た色んな映画を組み合わせたみたいだな〜と思う。お洒落すぎる部屋やハイテンションなジョークに始めはぴんとこなかったけど、途…

週末の記録

先週後半のお茶の記録。 表参道ヒルズを巡った後、神宮前のスタバへ。居心地がよく結構空いてて好きな店舗。 別の日は初めてのイリヤプラスカフェで、特製クリームのウインナーコーヒー。いったん座るとお尻が離れなくなっちゃうような椅子。一人だったので…

マイティ・ウクレレ

「ハ長調はみんなのキーよ」 (…と言ってたけど、どういうニュアンスだろう?) ウクレレを題材にしたドキュメンタリー。ジェイク・シマブクロのライブシーンに始まり、なんとかキング(名前忘れた/作品は彼に捧げられている)によるバッハのプレリュードで…

アーサー・クリスマスの大冒険

ミラノ2にて2D吹替版を観賞。上映前にジャスティン・ビーバーによる主題歌「サンタが街にやってくる」のPV。最近うちじゃよくジャスティンのクリスマスアルバム流してるから、でかいスクリーンで見られて楽しかった。積み上げたプレゼントの箱を蹴散らかす…

平日の記録

最近食べたクリスマスぽいお菓子。 スタバで「季節のおすすめ」ホリデーカップケーキとホリデーボーイ。前者は美味しかったけど、異国的な味の雪だるまは全く口に合わず。その後のコーヒーが有難かった。 夏目坂で立ち寄ったパティスリーマザーリーフでは、…

エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン

シネスイッチ銀座にて公開初日に観賞。午後二時の回はほぼ満席だった。今年7月に閉店したスペインのレストラン「エル・ブリ」についてのドキュメンタリー。 食べたいと思うものは出てこず、レストランの紹介もされないけど、面白かった。レストランのドキュ…

サンタクロースになった少年

サンタクロースになった少年 [DVD]出版社/メーカー: オンリー・ハーツ発売日: 2011/12/02メディア: DVD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る フィンランドの2007年作品。カリ・ヴァーナネンが出てることもあり観てみた。 ラップランド…

柳亭こみち ネタおろしの会

柳亭こみち「民謡大家」 柳亭こみち「芝居の喧嘩」 (中入) 柳亭こみち「お見立て」 (12/10・道楽亭) ネタ下ろしは前半二席。「どちらも短い噺ですから、私の身に最近あった出来事を…」と話してくれる内容が、ほんとに乗ってる感じで面白い。 「民謡大家…

週末の記録

土曜日のお昼はかに道楽、いつもの新宿本店じゃなく銀座本店に行ってみた。シンプルな内装で落ち着ける。11階なので眺めも良く、目の前に和光や三越、振り返ると歌舞伎座の工事の様子が上から見えた。かにすきをメインに、炭火焼やら唐揚げやら色々出てくる…

フェイク・クライム

「無実の罪で服役したんだから、ほんとに銀行強盗したらどうだ?」 (数年後) 「お前、銀行強盗に誘うためにムショまで会いに来たのか!?」 これは楽しかった!オープニング、昔の映画っぽい色とりどりの明かりの正体が分かり、「あの」水筒(「アクロス・ザ…

SWA クリエイティブツアー/First Last

三遊亭白鳥「真夜中の解散式」 柳家喬太郎「ハンバーグができるまで」 林家彦いち「掛け声指南」 春風亭昇太「空に願いを」 (12/5・よみうりホール) SWAの活動休止前、最後の落語会。ロビーに入った瞬間すごい熱気を感じる。開演前に喬太郎が舞台に現れ「…

平日の記録

新宿御苑前のボウルズカフェにて、カフェオレとごまのクッキー。寒い日にたっぷりなのは嬉しいけど、いつも飲み切れない。 その近所、三丁目の、初めて入ったSola Cafeではキウイの塩タルトとコーヒー。どちらも美味だった。

クリスマスのその夜に

公開初日、ヒューマントラストシネマ有楽町にて観賞。「キッチン・ストーリー」「ホルテンさんのはじめての冒険」(感想)などのノルウェー、ベント・ハーメル監督による、クリスマスの一夜の群像劇。 日本での宣伝文句は「おうちに帰ろう」。その通り、エン…

落語研究会 昭和の名人 参

シネマ落語の第三弾。プログラムは、桂吉朝「不動坊」/三遊亭円楽「助六伝」/古今亭志ん朝「三方一両損」/金原亭馬生「鰍沢」。 東劇は入替無しなので、適当な時間に行って、円楽の部から観る。今回もとても楽しかった。 円楽は同居人いわく「テンポが悪…

週末の記録

土曜日の朝は雨。お昼すぎから銀座に出て「落語研究会 昭和の名人 参」。東劇は全席自由&入替無しなので、四本立てのオムニバスのような本作の場合、どの時間に行ってもいいので気が楽だ。上映途中に(いちおう演者が替わる際にささっと)劇場に入ったの、…

ラブ・アゲイン

最高に面白かった!とても幸せ。 40代の「安定したサラリーマン」キャル(スティーヴ・カレル)は、ある日突然、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)から離婚を切り出される。「浮気」を告白された彼は耳をふさいで助手席から飛び降りた。その後バーで一人過…

ラブ&ドラッグ

医学部を中退しファイザー製薬のセールスマンとなったジェイミー(ジェイク・ギレンホール)は、売り込み先の病院で、パーキンソン病患者のマギー(アン・ハサウェイ)と出会う。早速セックスする仲になり惹かれていくが、「おつきあい」はしないと釘をささ…

立川談笑 月例独演会

立川談笑「粗忽長屋」 立川談笑「反グル対俥」 (中入) 立川談笑「シャブ浜」 (11/28・国立演芸場) 出囃子はいつものsmoke on the water。開口一番「最近大きなニュースがないと思ったら」「まだ油断してません」「死に目に会ってないし・笑」。談志の死…

ラモーナのおきて

ラモーナのおきて [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2011/11/23メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る これは面白かった!「空想好き」な9歳のラモーナと周りの人達の物語。…

最終突撃取材計画

最終突撃取材計画! [DVD]出版社/メーカー: トップ・マーシャル発売日: 2011/11/25メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る デヴィッド・ザッカー脚本・監督の2008年作、原題「An American Carol」。今年のしたまちコメディ映画祭で上映されたそうだ…