年末の記録



30日の午後、九段下に出掛けた。1927年竣工の九段下ビルの解体が決まったことから、「形見分け」と称するイベントが開催されると知ったため。室内は勿論、バルコニーや屋上に入れるのに加え、希望者は建物から「はがれた」ものを持ち帰ることができる(うちらはしなかったけど)。
初めて中に入ったら、トイレ入口のすりガラスからNHKの「モノクロ時代の」シールまで、楽しいものがたくさん。写真は屋上に出る木のドアの前。それにしても、通るたび気になってた1階の「喫茶カリーナ」、一度入っておけばよかった!


(この項の最後に、他の写真をあげておく)


銀座に出てお買い物の後、TOHOシネマズの無料券の期限が明日までというので、時間の合った「鉄道員」を観る。企画「午前十時の映画祭」の一本。今年のお正月、帰省時の初詣の帰りに迎えに来てもらった車内でラジオから流れてきて、父が「おっ『鉄道員』だな」と言ったのを思い出した。なかなかの偶然。
客席は結構賑わっており、男の子サンドロの言動に静かな笑いが起きるなど、なごやかな雰囲気。しかし先日「ミラノ、愛に生きる」(感想)を観たせいか、イタリア人はママに頼りすぎ!と思ってしまった(笑)落語の人情噺ぽいとこもあるから、日本も同じか。


以下、九段下ビルで撮った写真。

外観。



入ってすぐの、屋上まで続く階段。



屋上にて。



屋上の建物のふちっこ。



屋上の、冒頭の写真とは別のドアの前。



3階の室内。クーラーがすごい。



1階室内で見つけた、ダースベイダーのでかい立て看板。