- 出版社/メーカー: トップ・マーシャル
- 発売日: 2011/11/25
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デヴィッド・ザッカー脚本・監督の2008年作、原題「An American Carol」。今年のしたまちコメディ映画祭で上映されたそうだけど見逃した。ZAZ成分が体に流れてる身としては興味があって。
あまり面白くなかった。話もセリフもひどいし、主役に魅力が皆無なのもキツい。
邦題通り?映画監督マイケル・ムーア、ならぬマイケル・マローンが、原題通り精霊にあちこち連れまわされ過去の偉人に会う…という話をレスリー・ニールセンが子どもたちに語るという構成。これだけでもめんどくさいのに、テロリスト達が「アメリカ嫌いの監督にプロモーション映像を依頼しよう」と彼を付回す。こっちだけの話なら面白そうなのに。
唯一楽しかったのが、冒頭テロリストたちが「最近は自爆テロの志願者もいなくて」「やっぱりあんな募集ビデオじゃだめだよ」と話してる後に流れる「タリバン・フィルム」(言っとくけど、内容はほんとにくだらない)。でもこれって「ケンタッキー・フライド・ムービー」の一編といってもおかしくない、つまりいつまでも、ああいう単発ギャグが一番なのかなと。
マイケル・ムーア役のデブが頭ふまれたりはたかれたりする様子にふと故クリス・ファーレイのことを思い出してたら、クレジットにケヴィン・ファーレイ…って調べてみたらクリスの弟だった。兄弟揃って映画には恵まれないな(「コーンヘッズ」だけはオールタイムベストに入るほど好き、クリスの役も最高)。でもまあ、そっかクリスの弟か〜と思うと、観てよかった(笑)