2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

野火

「野火」って一文字一文字が文学としか言い様のない小説でしょう、映画にするなんて、一秒一秒が「映画」じゃなきゃ作る意味ないじゃん?と思ってたんだけど(「映画」とは全てそうであるはずというのはさておき/市川崑版は未見、今度見てみよう)なかなか…

人生スイッチ

「アルモドバルが製作を務めたアルゼンチン映画」としか知らずに出掛けたら、オムニバスだった。アヴァンタイトルでまず一本。作中の「モデル」が広げる冊子の中身やオープニングクレジットの背景が「野生動物」の写真なのを不思議に思っていたら、原題の「R…

平日の記録

ちょこっと前に買っておいた、鉄道絡みのドリンク。 サッポロ生ビール黒ラベルの「小田急ロマンスカー・VSE10周年缶」。すてきなパッケージ。 ファミリーマート限定の「ファミコレ鉄道コレクション」は、名鉄の1200系パノラマsuperと西武の新2000系を購入。…

チャップリンからの贈りもの

▼先週、「『チャップリンからの贈りもの』公開記念 チャップリン幻の名作デジタルリマスター版のプレミアム上映&トークショー」に出掛けてきた。 「フランス映画」というわけでトークゲストはカジヒデキと小柳帝氏。内容は主に、本作の音楽を担当しているミ…

週末の記録

恒例の隅田川花火大会。昨年見付けた駒形二丁目交差点近くのポイントにて。今年も暑いけど楽しかった☆ (写真の顔が切って貼ったみたいになってるのは、街灯の前で広角レンズ?で撮ったからかな…) 場所取りをしてから交通規制が敷かれるまでの間に浅草界隈…

犬どろぼう完全計画

「韓国初の欧米小説の映画化」なんだそう、原作は未読。一度だけ遭遇した予告編に惹かれたのと、「家」について心配する子どもの話というのが、同じく児童書を原作にした、大好きな「ラモーナのおきて」にちょこっと似てるなと思い観賞。楽しかった。 オープ…

鈴本演芸場7月中席夜の部

柳家緑太「やかん」 鏡味仙三郎社中(太神楽曲芸) 林家彦いち「長島の満月」 春風亭百栄「誘拐家族」 ペペ桜井(漫談) 柳家三三「碁泥」 (中入) 伊藤夢葉(奇術) 春風亭一之輔「掘の内」 ホンキートンク(漫才) 三遊亭白鳥「落語の仮面 第一話」 (7/1…

週末の記録

三連休の最終日、同居人の身内のお墓参りに谷中へ。駅から10分、殆ど日陰が無い炎天下を歩いて、さすがにばてた。二人してひとまず汗をふいてからお参り。お線香になぜかなかなか火が点かず、同居人が大汗かいて苦労していた。 上野公園に出て、国立科学博物…

アリのままでいたい

「夏休み」の初日、シネマサンシャイン池袋にて観賞。お昼過ぎの回は数十人の入り。写真は入場者プレゼントにもらった「LaQ立体昆虫パズル・チョウ」を組み立ててみたところ。 とても楽しかった、何といっても映像がすごい。「見たことのない昆虫の生態」、…

落語三都巡り

開口一番(柳亭市丸「子ほめ」) 柳亭市馬「片棒」 桂南光「義眼」 (中入) 北見翼(和妻) 三遊亭円丈「シンデレラ伝説」 (7/17・所沢市民文化センター ミューズ) 江戸も悪くないけど上方も好き、でもって名古屋出身の私には嬉しい趣旨の会。市馬が最初…

湯島はなし亭

古今亭文菊「うどん屋」 古今亭菊之丞「乳房榎」 (中入) 柳亭こみち「鰍沢」 (7/15・湯島天神参集殿)

ボヴァリー夫人とパン屋

高校時代「ボヴァリー夫人」をくるったように読んでいたこともあり、邦題を目にしてどんな映画だろうと思っていたら、「ボヴァリー夫人」をモチーフにしたグラフィックノベルを下敷きにしているんだそう。見てみたら、超「フランス映画」だった(「フランス…

週末&平日の記録

新宿から都営新宿線に乗って30分弱、初めての東大島駅で下車。わんさか広場なる草の元気な公園の横を通って旧中川に出て、「川の駅」のふもとの休憩所で日曜日のお弁当。この日は同居人が作ってくれたお稲荷さんと、凍らせた茶碗蒸し(丁度いい具合に溶けて…

最近見たもの

▼アリスのままで 原作未読。最初の検診の場面でジュリアン・ムーア演じるアリスの顔ばかり映るのを妙に思っていたら、徹頭徹尾、彼女の視点で丁寧に見せる映画だった。 始めのうち、私も髪を伸ばし続けたら秋にはジュリアンのような髪型に出来るなあと(ルッ…

この落語家を聴け! 三遊亭白鳥

開口一番(三遊亭あおもり「牛ほめ」) 三遊亭白鳥「黄昏のライバル 談春師匠編」 三遊亭白鳥「真夏の夜の夢」 (中入) インタビュー(聞き手 広瀬和生) (7/7・北沢タウンホール) 開口一番は「寄席以外の高座は初めて」という弟子のあおもりさん(日本橋…

週末の記録

恒例の浅草寺ほおずき市へ。東京は梅雨の最中の久々の夏日。神谷バーで「中継ぎ」をしてから出向いたら、いつもの時間に、いつものお店のほおずきは残り数個。こんなの初めてで、慌てて購入。 参拝もこれまでに無い長蛇の列。おみくじを引いたら二人、同じの…

きみはいい子

原作小説は未読。とてもよかった。 オープニング、日課である掃き掃除をする佐々木(喜多道枝)の玄関先での一幕が終わると、カメラが坂の下を捉える。家々と、遠くの観覧車。彼女がちょっと目をやるとこういう風景が見えていたのかと思う。全編に渡って、そ…

第9回 航空寄席

航空トーク 三遊亭遊雀「熊の皮」 ダーク広和(奇術) 柳家三之助「棒鱈」 (7/5・航空科学博物館) 航空好きの噺家による会が「あるとは聞いていた」ものの、遠いから控えていたのを、一度はと出掛けてみた。千葉県のあの辺りに車で行ったことは何度かある…

週末の記録

新東京国際空港に隣接する、といってもタクシーに乗らなきゃ遠い航空科学博物館へ。目的は落語会(記録は下に)だったんだけど、館内の展示もとても面白かった。写真の左はボーイング747の大型可動模型と胴体断面。 747の機首部分の内部を見学しながら専門家…

悪党に粛清を

デンマーク出身の監督、脚本家、主演俳優による西部劇(宣伝によると「ウェスタン・ノワール」)。乾いた地で人の目ばかりが湿っている、悲しみや恐怖など全てがそこに表れている映画だった。 オープニングはどうやら「西部」の駅。ぼやけて見えないまま移動…

平日の記録

最近行った、新しめのパン屋。 飯田橋で所用の後、昨年開業したサクラテラスに寄ってみる。パーニス ダ・ヴィンチというパン屋さんは富澤商店の新業態だそうで、大きな具が魅力的な惣菜パンがいっぱい。玉ねぎの厚みに惹かれてタルティーヌをイートイン。 新…