2012-01-01から1年間の記事一覧

今年を振り返って

今年劇場で観た映画の中から、お気に入り10本を、公開順に。 ▼J・エドガー(感想)…レオ様とアーミーの絡みは胸が千切れそうになるほどロマンチック。どこまでも「J・エドガー」の物語なのに、「アメリカ」の話でもあるのがすごい。 ▼ヤング≒アダルト(感想…

サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ

デジタル技術の台頭による映画界の変化についてのドキュメンタリー。製作者でもあるキアヌ・リーヴスがホストとして、映画監督、撮影監督、編集技師、カラリストなど作り手数十人に話を聞いていく。有名人が次から次へと出てくる上、「名場面」や撮影シーン…

年末の記録

30日は恒例の同居人の親戚回り。雨の予報がほとんど降らず助かった。写真は九十九里浜、誰もいない海は気持ちいい。ハマグリや岩牡蠣の大きな殻がたくさん落ちてた。 31日は年末気分を高めに、超混んでるアメ横でお買い物。帰ってこれも恒例の垢すり…といっ…

ルビー・スパークス

面白かった、最後泣いてしまった。人間は「奇跡」に遭えば堕ちていく、でも脱出して、今度は「チャンス」にめぐり合う、そんな話だと思った。 オープニング、カルヴィン(ポール・ダノ)の夢に登場する「ルビー」(ゾーイ・カザン)は逆光で顔が見えない。次…

平日の記録

東京ミッドタウンのイルミネーションを観に出向く。左は玄関のスノウマンの前にて。右は恒例のスターライトガーデン、毎年もっと早く行ってるのが最終日になってしまったら、ものすごい混雑に驚いた。イルミ見るのに行列&入場制限があるんだから。でも東京…

週末の記録

金曜日はこの時期恒例のディズニーランドへ。覚悟してた程じゃなく丁度いい混み様で、満喫できた。 まずはホリデーシーズンの特別版になっているカントリーベア・シアター、イッツ・ア・スモールワールド、ホーンテッド・マンションの3つを制覇。「ナイトメ…

マリー・アントワネットに別れをつげて

私にとっては「逆予告編サギ」、想像してたよりずっと面白かった。「愛する人から非情な命令を受けた」ことによるドラマ、というんじゃなく、愚鈍にすら見えた娘が図らずも目覚めてしまう、その時までの物語に思われた。 1789年7月14日の朝6時、今の目で見…

平日の記録

昨年だかオープンしたのを通るたびに横目で見てた、神楽坂のマーメイドカフェにて、看板に釣られてアップルパイ。デニッシュのお店だけど、こちらも結構美味。 これも少し前に開店したのが気になってた、京王百貨店の玄関脇のはらロールでは、そろそろシーズ…

ホビット 思いがけない冒険

バルト9にて2D字幕版を観賞。原作は未読、先に映画化されている「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも観たこと無いけど、気にならなかった、というか、自分が何を知らないかを知らないことが気にならなかった。 3部作の一本が3時間という長さなのに、始…

二つの祖国で 日系陸軍情報部

すずきじゅんいち監督による太平洋戦争下の日系人についてのドキュメンタリーシリーズ、「東洋宮武が覗いた時代」「442隊・アメリカ史上最強の陸軍」に続く三部作の完結編。本作で取り上げられるのは、主に日系人二世で構成されていた陸軍情報部(Military I…

早稲田こみちの会

柳亭こみち「小粒」 柳亭こみち「姫の鴨」 (中入) 柳亭こみち「甲府い」 (12/11・東寿司)

平日の記録

喫茶店でのお茶の記録。 権之助坂のイトウヤコーヒーショップにて、メニューの表紙で目立ってたコーヒーゼリー。お酒の効いたゼリーにアイスクリーム付き。坂の目の前のガラス張りの席は居心地いい。 小田急エースのスカラ座では、店頭の写真を見て食べたく…

アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち

冒頭、真っ暗なスクリーンに、兄弟のやりとり。会ったことのない?実の母が「美人」かどうか訊ねる弟ベンに、兄エリオット(エズラ・ミラー)は「物事は主観でしかないから、何とも言えない」と答える。冷たいわけではなく、理屈でものを考える人間なのだ。…

週末の記録

ビックロで開催中の「フランケンウィニー アート展」をのぞく。映画「フランケンウィニー」の製作過程を展示したもので、小さなパペットやセットが間近に見られて楽しい。モノクロの「食べ物」は不味そう、台所の「スポンジ」なんかは本物を切ったものがその…

007 スカイフォール

公開初日、TOHOシネマズ日劇にて観賞。映画の日ということもあってか、どの回も満席。 観終わって一番に思ったのは、こんなに分かりやすい映画、久々だなってこと。振り返ってみると「分からない」部分もあるんだけど、とりあえずその場では、ぼーっと観てて…

平日の記録

チェーン店でのお茶の記録。 左上から時計回りに、スタバにて、クリスマスの定番、クランベリーブリスバー。相変わらず口に合わないけど、コーヒーには合う、ような気がする(笑) フレッシュネスバーガーでは、新商品のラズベリークリームチャイ。面白い味…

裏切りの戦場 葬られた誓い

冒頭、朝4時23分の電話に起こされるマチュー・カソヴィッツの隣で体を起こすのはシルヴィー・テステュー。彼女の出演作は観るようにしてるから、逃さなくてよかった。本作で顔が見られるのは計3分ってとこだけど、こういうふうに出てるものが却って味わい…

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

舞台は19世紀末のイギリス(…であることが、「コナン・ドイル、亡霊の存在を信じる」との新聞記事で分かる)。「男やもめ」の弁護士アーサー(ダニエル・ラドクリフ)は、とある女性の遺言書を探す仕事を命じられ田舎へ赴く。しかし訪れた村でも屋敷でも、不…

ギマランイス歴史地区

第13回東京フィルメックスにて観賞。映画祭は苦手だけど、日劇の大きなスクリーンでカウリスマキらの映画が観られるというので出向く。チケット発売時刻を少し過ぎた頃に「前方」指定で確保したら、最前列だったのでびっくり。映画祭ってそんなものなのかな…

白鳥倶楽部

柳亭市助「手紙無筆」 三遊亭白鳥「はらぺこ奇談」 (中入) 三遊亭白鳥「萩の月の由来」(「ねずみ」改作) (11/28・お江戸日本橋亭) 怪我以来、一ヶ月半ぶりの落語会。予約済だったから偶然ながら、好きな人の会で「復帰」できてよかった(笑) この日の…

平日の記録

バビーズ ヤエチカ(八重洲地下街)にて、定番メニューのアップルパイ。ものすごいホイップの量におののいたけど、意外と食べられた。 ルミネ有楽町のホーム フェアリーケーキ フェアではスコーンを購入。アプリコット・ピスタチオのケーキのやつと、サーモ…

人生の特等席

公開二日目、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて観賞。全編どこを切っても「古きよきアメリカ」、イーストウッドが正統派アメリカン爺プレイで魅せる。とても楽しい時間を過ごせた。 「外は大雨、中は大火事、なーんだ?」「答えは、イーストウッドがハンバーグ焼…

週末の記録

土曜日は念願の、「六本木に再上陸」したシナボンへ。近付くと覚えのある匂い、ちょこっと並んですぐ買えた。懐かしいクラシックの他、小さめの「ミニボン」、一口サイズの「シナバイツ」、スティックパイ状の「シナボンスティック」など全種購入。まずはス…

任侠ヘルパー

テレビドラマは未見、予告編に惹かれて公開二日目に観賞。近年観た日本映画の中で、一番面白かった! 冒頭の一幕の、草なぎ剛の顔も動きも撮り方も最高で、こんなにベタな場面がこんなに面白いなんて、とわくわくしていたら、全編に渡ってそういう高揚感が何…

週末&平日の記録

土曜日に紀尾井町のオーバカナルに行った際、傘を忘れてきたので、日曜日に再び訪れた。大雨の夜と快晴の昼、続けて味わえて得した気分(笑)この日のランチは鹿肉、付け合わせのマッシュポテトやいんげんと一緒にバゲットに乗せて食べると最高。タルトタタ…

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋

この邦題じゃ、人妻ウォリスとエドワード8世のいわゆる「王冠を賭けた恋」の話だと思っちゃうよなあ。私もそれを期待して、裏切られたけど、違う喜びを得られた。 主人公は現代のニューヨークに暮らす有名医師の妻ウォリー(アビー・コーニッシュ)。作中、…

週末の記録

サポーターを装着すると、家中のブーツのうち一つしか履けないことが分かった。分厚さによるわけじゃなく、ほとんどの靴は、足首を90度に固定したまま入れることが出来ない。新しいのを探してもいいんだけど、けちだから、しばらくのことだしなあ、と迷って…

バーク アンド ヘア

バーク アンド ヘア [DVD]出版社/メーカー: ファインフィルムズ発売日: 2012/11/02メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 監督がジョン・ランディスだとは知らなかった。生きる者も死せる者も等しく間抜けな、ごきげんな内容。カメ…

アルゴ

怪我して以来、久々の映画館。やっぱり劇場はいい。 「復帰」にはうちから近くてバリアフリーの新宿ピカデリーと決めてた。行ってみたら、確かに支障なかった。ただギブスを装着してると、脚をおさめて数時間座ってるのが疲れるということが分かった。まだま…

平日の記録

足のギブスが取れた。しばらくサポーター装着の必要があるけど、普段の靴が履ける。 ちょうどボジョレー・ヌーボーの解禁日。私は却って不安定なよたよた歩き、同居人はまだ多忙なこともあり、コンビニのワインと、ちょっとしたおつまみで乾杯。夕食にはエビ…