2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

1秒先の彼女

お話的には二つの要素が面白く絡み合っている。一つは予告から落語の「長短」をイメージしていた、「ワンテンポ早い」と「ワンテンポ遅い」の組み合わせ。もう一つは、作中で言う「恋が記憶を作る」…物(記憶)を失くしてしまうのは重要じゃないからだ、恋を…

グリード ファストファッション帝国の真実

金絡みの酷いニュースが日々更新される現実を生きる中、その酷さを写し取ったようなこの映画をいつまでも見ていたい(酷いと認識している人がいると実感できるから、変な言い方だけどそれだけでも慰めになるから)と奇妙な感じを覚えながら見ていたら、ある…

週末の記録

週末のケーキ。 コーヒーパーラーヒルトップでは、ホテルのロゴ入りベイクドチーズケーキに水出しコーヒー。よい時間。 近江屋洋菓子店のレモンパイは、しばらく前に行った際に売り切れで残念がっていたのを同居人が覚えていて、予約しておいてくれたもの。…

ベル・エポックでもう一度

私の思うフランスが詰まっていたけれど、それでもこのギョーム・カネ(私としては本作の主人公は彼)は、ハッピー・マディソン製作じゃない映画に出ている時のアダム・サンドラー(の10年位前)に見えてしょうがなかった。 心の離れてしまった愛する人との出…

EUフィルムデーズ2021

EUフィルムデーズ2021のオンライン配信で見た作品の、短い感想。 ▼ユニコーンを追え(2019年エストニア/ライン・ランヌ監督)エストニアの、こんなふうにリアルでカジュアルな感じの映画は初めて見た。「やり直しのきかない国」で男ばかりのスタートアップ…

グレート・インディアン・キッチン

インディアンムービーウィーク2021にて観賞、2021年製作、ジヨー・ベービ監督。「THANKS SCIENCE」。オープニング、どアップで、すなわち文脈を伏せて提示される、美しく食欲をそそる調理の様子。しかし自分が家事に追われているなら、あるいは想像が及ぶな…

週末の記録

ちょこっと久々の王子サーモンで「王子の鮭弁当」。この日最後の一つだったので、隣に並んでいた「王子の鮭むすび」も買って帰宅後同居人と半分ずつ食べた。鮭の量の多さ、鮭節の甘さ、たらこ昆布巻など小さなおかずの数々の楽しさ。 見事に剥いだのが三枚セ…

めまい 窓越しの想い

舞台は高層ビル。契約社員として働く主人公ソヨン(チョン・ウヒ)と清掃員のグァヌ(チョン・ジェグァン)が窓越しに出会う。彼女のことが気に掛かる彼は、昼休みに書店でソヨンが手にした旅の本とドリンク(お馴染みの「牛乳」)をこっそりデスクに置く…と…

平日の記録

抹茶の冷たい甘味。 コメダ珈琲店にて、ジェリコの抹茶ミルク。コーヒージェリーに抹茶ミルクに苺ソースの組み合わせが楽しい。氷は抜いてもらえばよかった。 新宿中村屋の抹茶ババロアは下段に入っているババロアに比べて粒あんと生クリームが多すぎるよう…

ファーザー

なるほど認知症を疑似体験するのが恐ろしいとはそういうことだったのか。同時に疑似でしかあり得ないと突き付けられるから恐ろしいのか。作中のアンソニー(アンソニー・ホプキンス)がしている、「誰」「何」を掴もうとする作業は私達が映画を見ている時に…

ローズメイカー 奇跡のバラ

バラ育種家のエヴ(カトリーヌ・フロ)が「あの人にとってバラは単なる商品」と軽蔑している大企業トップのラマルゼル(バンサン・ドゥディエンヌ)に冒頭投げかける「自分で作ってないんでしょ」から、彼女が最も大切にしていることが分かる。映画の終わり…

平日の記録

パン屋のマリトッツォ。 ヴィドフランスの、手前はヨーグルト&ネーブル、奥がカスタードホイップ。子どもの拳くらいの大きさで二つ一気に食べられた。 ポンパドウルの「マリトッツォ オランジュ」はオレンジピール入りの王道の?味。

ダーティ・ダンシング

シネマート新宿にて観賞。私を映画好きにさせた一本、改めて最高だと断言できる。冒頭、後部座席で本を読むベイビー(ジェニファー・グレイ)と鏡を見る姉のリサ。「赤い靴も持って来ればよかった」「10足で十分じゃない」との姉と母のやりとりに父(ジェリ…

平日の記録

誕生日にお寿司を握ってもらう。写真はいわく「鯖のこぼれ寿司」。他にお魚数種類、納豆に玉子まで。楽しく美味しかった。 ケーキはクロスダインのSuicaのペンギン。ろうそくを立てるのはしのびないなと思ってたら、同居人がプレートにドリルで穴を開けてく…