2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

オープニングは、うつむいて、手をポケットに入れて、犬を散歩させているモーガン・フリーマン演じるアレックスの姿。物語の内容はラストの、もううつむいてはいない彼の「この数日はローラーコースターのようだった、ぐるぐる回って同じところに戻ってきた…

第196回長崎寄席

開口一番(「やかん」) 桂文治「掛取」 三遊亭白鳥「落語の仮面 第2話(前半のみ)」 (中入) 花島世津子(太神楽) 三遊亭白鳥「山奥寿司」 桂文治「擬宝珠」 (1/30・ひびきホール) いわゆる「地域寄席」で白鳥さんを見るのは久々なので、どんなネタを…

愛しき人生のつくりかた

何てことない「人情コメディ」だけど、これ好きだなあ。作中の医師が言う通り「身体は日々衰えていく」、それならば、あとしばらく生きられそうな人々は、まるで映画みたいな!「お約束」の温かさにまみれたっていいじゃないか。終盤の校門前の場面には涙が…

平日の記録

チェーン店のチョコレートのお菓子。 ディーンアンドデルーカの季節のセットメニュー、ショコラカヌレとほうじ茶。初めての組み合わせ。かなり重たいカヌレがほうじ茶になかなか合った。 目白のゾッカコーヒー跡に出来ていたScrop COFFEE ROASTERSでは、お店…

ビューティー・インサイド

小さなスクリーンながらほぼ満席のTOHOシネマズ新宿にて観賞。「目覚めるたびに『外見』が変わる」青年の恋愛ものとしか知らずに見てみたら、面白かった。韓国映画でお馴染みの面々が次々登場するのも嬉しい。 家具職人のウジンと家具店で働くイス(ハン・ヒ…

週末&平日の記録

新宿の老舗でのランチ。 武蔵野館の上映前に流れていたCMでお馴染み、長春館にて「焼肉弁当」。同居人は大盛、私は普通盛。「普通」でも結構な枚数があり、ご飯一膳、全然食べられる。付け合わせやタレの種類の少なさも私には丁度よく、快適。 ベルクでは「…

最愛の子

あまりに多くの人が、物事が描かれているものだから、まるで今の中国を「横断」、あるいは変な言い方だけど「解剖」しているかのような映画だと思った。 見ている最中、子どもの頃に読んだ少女漫画で、問題が発露した時には「諸悪の根源」が勝手にもこの世を…

平日の記録

銀座三越にて開催中の「ぎんざでパンとコーヒー」展に立ち寄る。カネルブレッドの「あんバター」をお土産にしたかったけど売り切れ、どころか同店の他のパンを買おうにも大行列なので諦めた。 立ち寄ったカフェファソンの「まほうのコーヒーゼリー」は、冷た…

千年医師物語

ノア・ゴードンによる「ペルシアの彼方へ」(未読)をドイツが映画化。二時間半の長丁場、全く飽きずに楽しく見た。 冒頭、幼子三人との夕餉を終えた母親が脇腹を抑えてうめく様子の「ベタさ」に少々驚いていたら、この映画はその後もこうした、「ドラマ」や…

平日の記録

東京にこの冬初めて雪が積もった日は、例によって庭の湯へ。屋外のジャグジーに浸かって日本庭園を眺めると、まだ瑞々しい倒木があり、幹のかなり太い部分から折れているので驚いた。 遅いお昼を施設内の緑水亭でとるも、「北海道フェア」と銘打たれたメニュ…

白鯨との闘い

こちらも公開初日に観賞。酔いやすいくせに3D版の前から二列目なんて席を取ってしまい直前になって心配するも、嵐のシーンなど多かったのに全然大丈夫で嬉しかった。もうまず、それが大事、それだけでいい映画(笑) ベン・ウィショー繋がりで言えば、といっ…

パディントン

公開初日に観賞、予告から想像していたよりずっと楽しかった。笑いあり涙あり、体はあったか、脈はどきどきという感じ。美術も最高。 パディントンの声を演じるのがベン・ウィショーというのがぴったりで、冒頭駅のカフェでもぐもぐしながらの「喉の奥で発音…

拝鈍亭

柳家さん光「新聞記事」 柳亭こみち「鮫講釈」 柳家権太楼「一人酒盛」 (中入) 柳家権太楼「試し酒」 (1/17・本浄寺) この日の権太楼の高座はすごかった。時節柄とはいえ寄席の出演(夜席はトリ)の合間の会で二席を熱演、とはよく使う言葉だけど、二メ…

週末の記録

同居人が作ってくれた食事の記録。 金曜の夕方に待ち合わせて立ち寄ったのは、これも恒例、東武百貨店で開催中の「食の大北海道展」。目当ての「札幌おやじダイニング」のウニクリームコロッケとタラバガニコロッケ…は写真に無いけど超美味しかった。他にも…

フランス組曲

アウシュヴィッツ強制収容所で死去したユダヤ人作家イレーヌ・ネミロフスキーが執筆中だった「フランス組曲」を、彼女の「創作ノート」を参考に物語を完成させ映画化した作品。未完の原作と「創作ノート」を併せて刊行された「フランス組曲」は未読。 (以下…

はなし亭

古今亭菊之丞「唖の釣り」 柳亭こみち「火焔太鼓」 (中入) 古今亭文菊「淀五郎」 (1/13・本所地域プラザ BIG SHIP)

平日の記録

最近同居人に作ってもらったものの中から幾つか。 先日池袋に行った際に駄菓子屋で買った「たこせん」を使った「たこせん」…って変な言い方だけど(笑)マヨネーズとソースを塗って目玉焼きを挟んで、お正月のはばのりを掛けたら超美味しい。 開催中の駅弁大…

ブリッジ・オブ・スパイ

映画は「鏡」で始まる。一人の男の顔が映っており、カメラが引くと、「彼」はそれを見て自画像を描いているのだと分かる。「反転」していない画に、私などは「そのまま(見たまま)」しか描けないだろうけど、こうした人にとって鏡とは参考なんだな、と考え…

三連休の記録

金曜日の夕方、京王百貨店で開催中の恒例「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」へ。 目当ては台湾鉄道・台北駅の台鉄パイコー弁当。中味もだけど、セットの記念ステンレス容器と巾着袋が欲しかった。整理券が必要とあったので当然売り切れてるもの、連休中に…

禁じられた歌声

オープニングは懸命に走る、細いガゼル。それを追うのはトヨタのピックアップトラック(何故あんなに大きく社名を入れるのか?などと思う)に乗り、銃を撃ち捲る男達。作中最初のセリフは「殺さなくてもいい、弱らせろ」。次いで彼らは並べた土偶を狙い、動…

平日の記録

初アイスはパリヤ(とBBWとが合体した新宿店)にて、年末年始限定のパルフェ・ジャポネーゼ。ジェラート3種に抹茶のワッフル、粒あん、栗があしらわれているもの。ジェラートは苺のレアチーズケーキ、黒ごま、ピスタチオを選択。例によって、もっと美味しそ…

リザとキツネと恋する死者たち

那須の「九尾の狐伝説」をモチーフにしたハンガリー映画。70年代の社会主義下のブダペストを舞台に、30歳の誕生日を迎えた主人公リザが「きつねの呪い」に巻き込まれる様を描く。 オープニング、リザ役の女優さんが朝のシャワーを浴びる画の乳首の位置にクレ…

新作落語お正月寄席

開口一番(三遊亭わん丈「父子の胸中」) 古今亭駒次「旅姿宇喜世駅弁」 三遊亭天どん「自分で決めさせて」 三遊亭丈二「まくどなると」 三遊亭円丈「肘掛けウォーズ」 (中入) 林家彦いち「オリジのおル」 三遊亭白鳥「豆腐屋ジョニー」 (1/3・プーク人形…

年始の記録

あけましておめでとうございます。よい一年になりますように。 元旦に、昨年スター・ウォーズ展で購入しておいた豆皿コンプリートセットを満を持して下ろす。9皿の内から2つ選んで、片方には醤油、片方にはソースを取って、お刺身と、ベーコンとグレープフル…