2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ポリーナ、私を踊る

母親に手を引かれてダンスの世界に足を踏み入れる一人の少女。映画は突然目の前で始まる、一見ラフなダンスのようで、訳が分からず戸惑ってしまったが、次第に見えてくる。主人公ポリーナ(アナスティア・シェフツォワ)が世界に馴染むまで、世界を掴むまで…

平成29年 秋 真打昇進襲名披露興行

古今亭志ん丸「元犬」 金原亭馬玉「ざる屋」 伊藤夢葉(奇術) 金原亭馬生「無精床」 三遊亭吉窓「そば清」 ホームラン(漫才) 古今亭志ん橋「熊の皮」 柳亭市馬「芋俵」 (中入) 真打昇進披露口上 鏡味仙三郎社中(太神楽) 柳亭燕路「お菊の皿」 鈴々舎…

あゝ、荒野 前篇/後篇

上京以来二十数年の新宿区民としてはやはり見たくて出向いたんだけど、オープニングから「どこだろう」と気にしてばかりでくたびれてしまった(笑)思うにこの映画の舞台はSF世界の「新宿」である。カメラは新宿のあちこちを満遍なく映しているけれど、私の…

平日の記録

ずんだもの。 お気に入りのずんだ茶寮を通りすがりにずんだシェイクを頼んだら、ハロウィンのこうもりが付いていた。 R Bakerで新商品とあった「ずんだ餡バター」のずんだ餡は、和菓子寄りの本格的なもの。私としてはもうちょっといい加減でもよかった(笑)…

ソニータ

映画はノートに「大勢の観客」の写真を貼るソニータ、女の子達の前で歌うソニータの姿に始まる。昨年NHKで放送された50分の「ソニータ〜アフガニスタン難民 少女ラッパーは叫ぶ〜」と比べると、倍近い時間を使ったこちらは、穴が埋まる、あるいは点が増える…

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ

最後を締めるのはアイリーン・グレイの「創造の素晴らしさは愛の深さによって決まる」という、「ありふれて」聞こえる言葉だが、この映画は彼女にとってのその意味を全篇を通じて伝えてくる。98歳で「大往生」するラストシーンとそれに続くエンドクレジット…

平日の記録

コーヒーチェーンのチョコもの。 ドトールにて、二、三度の売り切れを経てようやく食べられたパリパリチョコミルクレープ。美味しいけど普通のでも十分。 ニューヨーカーズカフェでは、系列の銀座ルノアールが55十周年とのことで、コーヒー一杯分の値段の「…

アウトレイジ 最終章

上映前にハイローの新作の予告が流れたこともあり思ったんだけど、年齢層の高い役者によるこのシリーズじゃ、いわゆるアクションの代わりが怒号なんだな(啖呵ってのはちょっと違う気がする)。アクションと違ってカット割りや吹き替えが出来ないから却って…

鶴川落語会

三遊亭金の助「子ほめ」 三遊亭遊雀「蛙茶番」 古今亭菊之丞「干物箱」 (中入) 古今亭菊之丞「野ざらし」 三遊亭遊雀「くしゃみ講釈」 (10/7・和光大学ポプリホール鶴川) 初めての鶴川に着いて駅前のドトールに入ったら、カウンターで、つなぎ姿の職員ふ…

最近見たもの

▼ブルーム・オブ・イエスタディ 「求めるものがある人間は自我を越えてゆく」。万雷の拍手の音は激しい雨の音に似ている。登場人物の名前がザジ、トト、バルタザール。「ホロコースト関係者といえどもまずは生活がある」ということを描いているのに、結局の…

平成29年 秋 真打昇進襲名披露興行

三遊亭わん丈「プロポーズ」 伊藤夢葉(奇術) 橘家文蔵「手紙無筆」 三遊亭天どん「通販」 ホンキートンク(漫才) 古今亭玉の輔「紙入れ」 三遊亭歌る多「松山鏡」 (太神楽) 鈴々舎馬風(漫談) 柳亭市馬「時そば」 (中入) 真打昇進披露口上 柳亭燕路…