2013-01-01から1年間の記事一覧

少女は自転車にのって

サウジアラビア初の女性監督による作品。サウジアラビアでは映画館の設置が法律で禁じられているため映画産業が発展しておらず、今年作られた長編はこれ一本きりなのだそう。facebookの公式ページには、本作がアカデミー賞の外国語映画賞・サウジアラビア代…

年末の記録

30日は恒例、同居人の親戚のある千葉めぐり。いつもと経路を変えて、海ほたるに寄ってみた。折角だからと日の出が見られるよう早く出たら、早く着きすぎて、全然夜中。それでも24時間営業のおみやげ屋さんを回ったり、車の中で話したりしていたらあっという…

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

「デトロイトはまた栄えるわ、ここは水もきれいだし…」 これは大好き!予告編にぴんとこなかったのは「お話」が前面に出てたからかな。考えたらジャームッシュの映画だもの、そういうんじゃない。こういう人達がいる、彼らがふれあう、そのあれこれを、映画…

平日の記録

今年のクリスマスケーキはフェアリーケーキフェアのクリスマスBOX。先日買い物中に有楽町店の前を通った際、わあ可愛い!と言ったのを覚えていた同居人が買ってきてくれた。サンタクロースにトナカイ、パンダのサンタ、どれからいこうか迷っちゃうけど、サン…

ゼロ・グラビティ

酔いやすい私は2D字幕版を後方の席から、具体的には新宿ミラノ1のペアシートにて観賞。なんとか無事に見終えた。せっかくの「体感映画」だから、同居人には申し訳なかったけど… 上映前にちゃんと(作中のジョージ・クルーニーも着用する)オメガのCMを見ら…

メキシコ 地獄の抗争

メキシコ 地獄の抗争 [DVD]出版社/メーカー: アムモ98発売日: 2013/12/06メディア: DVDこの商品を含むブログ (5件) を見る オープニング、メキシコの田舎町でママと弟と涙の別れをした一人の男…が、20年後にアメリカから強制送還される。「俺はメキシコ系ア…

遊雀式

三遊亭遊かり「狸札」 三笑亭夢吉「附子」 三遊亭遊雀「初天神」 三遊亭遊雀「旦那の雑煮」 (中入) 三遊亭遊雀「芝浜」 (12/16・日暮里サニーホール) (後で書く)

三連休の記録

同居人の誕生日ディナーはハンバーグとピザ、とだけ書くとお子様ランチみたいだけど、前者はトマトソースでしっかり煮込み、後者は伊勢丹に出店中の三之助豆腐の「まん丸油あげ」を台にして、肉のハナマサのランチョンミートと削ったパルミジャーノ・レッジ…

楽隊のうさぎ

原作である同名小説は未読。「授業が終わったらすぐ家に帰りたい」と考えていた中学一年生の克久が、うさぎに誘われ吹奏楽部へ。舞台は浜松、キャストは現地のオーディションで選ばれた子ども達、撮影は実際に楽器の練習をしながら行われたんだそう。 全てが…

週末の記録

「12月14日」は、映画「47RONIN」を観にユナイテッド・シネマとしまえんへ。帰りは練馬駅まで歩いて喫茶アンデスで休憩、西友でお買い物という私の大好きな行程(笑)途中シャトレーゼをひやかして、クリスマスの小さなブーツとチョコレートを買ってもらった…

ブランカニエベス

1920年代のスペインを舞台に繰り広げられる、グリム童話の「白雪姫」(スペイン語で「ブランカニエベス」)を基にした物語。映像はモノクロ、サイレント。とても面白かった! オープニングからわくわくが止まらない。スクリーンの中で赤い幕が開き、「本物」…

平日の記録

同居人がおみやげに買ってきてくれた、チロルチョコの「クリスマスカップ」と「クリスマスケーキ」。ケーキ型の箱に入った後者にはストロベリーケーキやチーズケーキのチロルチョコ、どれも美味しい。 ミスタードーナツではクリスマスツリー型の「ベリーツリ…

愛しのフリーダ

17歳の頃より11年間、ビートルズのデビュー前から解散後までの秘書を務めたフリーダ・ケリーを取り上げたドキュメンタリー。 監督のライアン・ホワイトは作中登場するマージービーツのビリー・キンズリーの甥でフリーダとも顔見知りながら、彼女が黙していた…

早稲田こみちの会

柳亭こみち「民謡大家」 柳亭こみち「風呂敷」 (中入) 柳亭こみち「井戸の茶碗」 (12/6・東寿司) 「民謡大家」はこみちさんのものしか聴いたことがない。いわく「好きなんだけど、しばらく演らないと演れなくなっちゃう(からこうしてたまに演る)」(笑…

かぐや姫の物語

興味はあれど少々腰が引けてたのは、しんどい話なんじゃないか、正確に言えば、見たらしんどい気持ちになるんじゃないかと懸念してたから。実際に見てみたら、姫が「女」であるがゆえに直面する辛苦は、現代の目で「竹取物語」の大筋を読んだだけでも想像し…

平日の記録

チェーン店の「掛けもの」色々。 電車の中が暑かったので、降りた駅近くのマクドナルドでアフォガード。手軽で食べやすくていい。 セガフレード・ザネッティでは、クリスマス商品の「ナターレ チョコラータ」。ホットチョコレートに生クリームのデコレーショ…

おじいちゃんの里帰り

映画の魅力にあふれた映画、とても面白かった。 終盤「ペコロスの母に会いに行く」(感想)と同じこと、正確には同じじゃないけど似たようなことが起こる。孫が家族の物語を聞き、彼らの過去を「共有」する。トルコならではなのか、ペコロスより描写がくどい…

週末の記録

神宮外苑のいちょう祭りへ。 並木道を噴水池まで歩いた後、今年は何を食べよう?と屋台を一回り。まずは初めて見た「ずわい天」(でっかいカニカマ)や「牛タン串」で乾杯。Pizza Bakkaの「白トリュフオイルと生ハムのピザ」が美味しかった☆ 帰る頃には日差…

もらとりあむタマ子

同居人が「予告編に(私)みたいなところがあったから見たい」と言うので一緒に見てみたんだけど…エンドクレジットの短さに感動した(笑)こういうのでいいんだよ、いやこういうのがいいんだよ、って感じの映画。 大学を出て実家に戻っているタマ子(前田敦…

遥かなる勝利へ

「太陽に灼かれて」「戦火のナージャ」に続くニキータ・ミハルコフ監督・主演の三部作完結編。大粛清から独ソ戦期を舞台に、「ロシア革命の英雄」でありながら恋敵の陰謀により「政治犯」に仕立て上げられたコトフ大佐とその家族の姿を描く。 このシリーズ、…

こみち堂

開口一番(柳家小かじ「道具屋」) 柳亭こみち「締め込み」 柳亭こみち「姫と鴨」 (中入) 柳家三三「粗忽の釘」 柳亭こみち「片棒」 (11/28・国立演芸場) 国立演芸場での初の独演会が満員御礼。ゲストの三三いわく「二つ目の頃は、こんなところでやるな…

平日の記録

花園神社の三の酉、本祭。「納め」と新しい熊手の購入の後、境内で「ゆで豆」、靖国通り沿いの出店で「黄金のとりから」と「大盛り焼きそば」を購入。一段落着いた7時過ぎ、例年のことながら神社に近寄れない程の凄い人手を眺めながら食べる。 新宿のカップ…

ウォールフラワー

原作小説は未読。高校1年のチャーリー(ローガン・ラーマン)が、誰かに手紙を書く体裁。友達の居ない「wallflower」だった彼の日常が、上級生のパトリック(エズラ・ミラー)やサム(エマ・ワトソン)との出会いを切っ掛けに変わってゆく。 予告編からは苦…

週末の記録

ギャラリー・クープ・シューにてランチ。私はボジョレー、同居人はクープシューワインに、この日のメインは豚トロのソテーとスズキのソテー。デザートはマンゴーのシャーベットだったけど、カウンターに陣取る洋梨のタルトが食べくなったので追加注文。薦め…

ハンナ・アーレント

哲学者ハンナ・アーレントが、ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判記を執筆した時期の実話を元に制作。随分前にタバコはやめたけど、それでもちょっと吸いたくなる、というかハンナに合わせて火を点けるとその心に沿えるんじゃないかと思わせる映画だった。…

平日の記録

今年のボジョレー・ヌーボーも、お気に入りのルイ・テットを取り寄せ。夜ごはんは同居人作のオニオングラタンスープとフレンチフライに串カツとサラダ。土鍋にバゲットを敷き詰めてチーズを掛けて焼いたオニオングラタンスープが絶品。でも食事の量が多すぎ…

ペコロスの母に会いに行く

長崎を舞台に、団塊世代の語り手ゆういち・通称ペコロス(「小さな玉ねぎ」の意)と、認知症の母みつえの日常を描く。受け入れ難い部分はあるけど、面白く見た。花街で偶然会った幼馴染に知らぬ顔をされ、赤子を背負って夫を追う女の下駄の跡の深さの心に残…

PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR

ポール・マッカートニー「OUT THERE JAPAN TOUR」東京ドーム公演二日目。前回の来日時に参加した同居人が「とてもよかったから、是非見せたい」とチケットを確保してくれたもの。 たっぷり三時間弱、あまりに楽しすぎて、ずっとその中に居たかった。最初から…

悪の法則

私は映画を見て自分で理屈をつけるのが好きだから、このように向こうからばんばん言葉で説明してくる作品はあまり楽しめない。何であれ、それを「どう」見せるかが映画の魅力だとしても。だからってわけじゃないけど(笑)以下はまあ、メモ書き。 オープニン…

落語研究会 昭和の名人 六

木挽町辨松でお弁当を買って、お客の居ない東劇のロビーで遅めのお昼。同居人は二段重ねがいいと白飯二重、私は懐石弁当。普段あまり食べないおかずが楽しい☆ 今回のプログラムは桂文楽「馬のす・大仏餅」/古今亭志ん朝「三枚起請」/三遊亭円生「鰍沢」/…