週末の記録



「12月14日」は、映画「47RONIN」を観にユナイテッド・シネマとしまえんへ。帰りは練馬駅まで歩いて喫茶アンデスで休憩、西友でお買い物という私の大好きな行程(笑)途中シャトレーゼをひやかして、クリスマスの小さなブーツとチョコレートを買ってもらった。



「47RONIN」は楽しかった!私が日本人だからゆえの、そっか、こういうやり方もあるんだ〜という楽しさが大部分、という気もするけど(笑)忠臣蔵って、ポイントさえ押さえればどうとでもなる話だと思うし。もっとも「天下の大法」である「喧嘩両成敗」が貫かれなかったことに対する…すなわち「お上」に対する反抗、という意味は無くなっていた。本作で浅野が吉良に切り掛かるくだりには、拍子抜けすると同時に、こんな変換が出来るんだと、その自由さ、あるいは(蜘蛛の妖術や女性の介在という)「西洋」ぽさを楽しく感じた。
まずは映像が綺麗で、日本の役者さん達が、「知ってる」姿よりずっと良く撮られてるなあ、作り手の期待に存分に応えてるんだろうなあ、と感じられるのが面白い。赤西仁の美しさ、柴咲コウの可憐さ、そしてパシリムより大好きになった菊地凛子のかっこいいこと。
「違和感」を箇条書きにしたらそりゃあ大量になっちゃうけど、馴染めなかったのは美術じゃなく人間関係。「お前は武士じゃないけどローニンだから仲間だ!」というのは、うまいこと考えたよね(笑)最も「アメリカっぽい」と思ったのは、内蔵助が妻のりくに「離縁するのはお前のため」「お前は俺の最愛の女」といきなり言っちゃうところ。「日本人的」には、後で知ってよよ、あるいは知ってても知らぬ顔、というのに慣れてるから。私はそういうの嫌いだから、気持ちよかった(笑)