2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

パパは奮闘中!

映画は子ども二人が寝ている暗いうちから車で出勤するオリヴィエ(ロマン・デュリス)と、その子らと楽しそうに、傍からは円満に見える時間を過ごす妻、その間に彼が職場で人事担当者に同僚の解雇を取り消すよう掛け合っているのに始まる。失業率の高い現在…

連休の記録

この時季恒例、羊山公園の芝桜まつりへ。ぐずぐずしていた空がこの日だけすっきり晴れて、遠くの山まできれいに見えた。 今回の往復は西武の特急Laview。行きの車内では私の作った小さなおにぎりやら何やらを広げた。帰りはちちぶベーカリーの珍しい「そば粉…

ある少年の告白

ジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)の父で牧師のマーシャル(ラッセル・クロウ)の説教において、「この中で完璧じゃない人は?」と問われた母ナンシー(ニコール・キッドマン)含む皆は笑って手を挙げるが、息子の回想の冒頭に置かれたこの場面からは、「人…

僕たちのラストステージ

作中のローレル&ハーディがショーを締めくくる「楽しんでいただけましたか、僕たちは楽しかったです」とはとても良いセリフだが(授業の終わりにも言いたくなるような…と考えると、あれは実に、頑張って準備した時でないと出てこない言葉だ)、これは二人が…

新作落語の会

開口一番(三遊亭ぐんま「ランプのぐんま人」) 春風亭ぴっかり「ナースコール」 柳家喬太郎「路地裏の伝説」 (中入) 林家彦いち「青畳の女」 三遊亭白鳥「隅田川母娘」 (4/19・かめありリリオホール)帰り道、「隅田川母娘」に合わせてホッピーと煮込み。

週末の記録

果実園リーベル新宿店にて、同居人は「フルーツパフェ」に私は「今日のパフェ」。四角いお皿に盛り付けられた後者はフルーツの下に生クリームとシャーベットとゼリー、辿り着くまでにもうお腹いっぱい(笑) 区議会議員選挙の投票から帰ってチゲを作ってもら…

荒野にて

引っ越しの荷物からまず小さなトロフィーを窓辺に並べるオープニングのチャーリー(チャーリー・プラマー)の姿に、彼がここを家と認識していること、あるいはしようとしていること、ささやかなよい思い出があることが分かる。続く一幕からは、彼が父親レイ…

12か月の未来図

全ての(愚かでも未熟でも…とは保身のためにそう書いておくんだけれども・笑)心ある教員の姿がここにある、とも言えるが、これは誰かが未知のものに触れることによって社会はより良くなるという話である。人を人とも思っていなかった主人公が他の世界を知る…

平日の記録

コーヒーショップで苺の飲み物。 東急本店のミカドコーヒーのイチゴフロートは喫茶店の味。上にのってるのがモカソフトだったらなあと思う。 池袋東武のハンデルスカフェのあまおうミルクシェイクは売りのアイスクリームで作るだけあって美味しくて、すぐ飲…

希望の灯り

映画の始め、スーパーマーケットで働く者達のリーダーであるルディは新人クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)を「気楽な仕事だ」と迎え「神聖な職場だ」と共に店へ出る。どういうことだろうと思いながら見ていると、年長者達は禁煙の店内でタバコを吸い…

セメントの記憶

この映画のオープニングの空撮からは、自由ではなく着地する場を失ったような不安を感じる。それは当たっている。昼は高層ビルの建設現場で働き夜はそのビルの地下で眠るシリア人移民労働者の心境は、作中のナレーションで端的に説明される。「12時間は都市…

週末の記録

近所の公園で最後の花見。同居人がお弁当を用意してくれたので、私はパンでサバランを作った。刻み三つ葉の効いてるサラダには、食べる時に鯖缶をどかんとのせて。どれも美味。 はとバスの「東京さくら回廊」で最後で最後の花見。これまで夜ばかり選んでいた…

記者たち 衝撃と畏怖の真実

映画は退役軍人聴聞会において若者が証言するのに始まる。原稿を読んでいた彼の口から「自分の言葉」が飛び出し、幾つかの数字でアメリカの軍事が語られる。これは「アメリカが他国に攻撃されてから他国を攻撃するまでの日数…555日」の話である。 顔の半分に…

平日の記録

老舗の喫茶店のスコーン。 渋谷のParis COFFEEにて初めてスコーンを頼んでみたら、縦に切られてきてびっくりした。生クリームを塗りやすかった(笑) カンタベリカフェでもスコーンとコーヒー。ここのはお上品。 昔ながらのプリン。 新宿西口を通りすがりに…

リヴァプール、最後の恋

元よりグロリア・グレアムに似ているアネット・ベニングの演技があらゆる意味で完璧で、全てのセリフでもって常にジェイミー・ベル演じるピーターを誘惑しているんだけれども不自然じゃなく、こういう人っているかも、私もそうなるかも、よくある恋物語だと…