2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジュリアン

映画は離婚調停に始まる。夫アントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)側の弁護士は「彼は息子の陳述に大変心を痛めています」と述べるが、裁判官がその文章を読み上げる間、彼は当の弁護士と話をしており注意されていた…という描写が「嘘をついている」のは彼の方…

平日の記録

イベントで見つけた店舗限定、苺もの。 ヒカリエに出店していた苺スイーツ専門店・いちびこの、カフェドパリのボンボンに似たカップデザート(名前を失念)。美味しかったけれどやっぱり少し物足りず。 小田急百貨店で開催中のショコラ×ショコラでは、マック…

サスペリア

前にも書いたように、私が一番恐ろしさを感じる映画の暴力シーンは「ロボコップ」の冒頭で、その理由は取り返しのつかなさが鮮烈に描かれているからなんだけど、この映画にもそれがあった。あの場面には素晴らしく心動かされた。あれに対するのが最後の「マ…

週末の記録

チケットがあったので、いい陽気の日曜日に東京ディズニーランドへ。久々に「空飛ぶダンボ」に乗るなどして楽しんだ。 お昼に着いて食べたのは35周年にちなんで35センチのロングソーセージがのったホットドッグ。長かった(笑) 休憩時に食べたチョコナッツ…

バハールの涙

映画は目覚めた女(エマニュエル・ベルコ!)が家からの電話に出ることができず宿を発つこともできず、「娘に会えない母親」「現地に行けない記者」と自虐的に思うのに始まる。後にバハール(ゴルシフテ・ファラハニ)に案内された部屋で「銃を持って寝て」…

平日の記録

苺のデザート。 デニーズの「苺苺苺苺苺苺苺苺苺苺苺!のザ・サンデー2019」。年末に韓国のカフェドパリで食べたいちごボンボンが忘れられず、ちょこっと忘れられるかなと思って食べてみたんだけど、全然忘れられなかった(つまりいまいちだった)。 不二家…

バッグ・オブ・ハンマーズ/ブレッド&ローズ

特集上映「サム・フリークス Vol.3」にて「セーフティ・ネット」についての二作を観賞。今回も素晴らしい組み合わせだった。 ▼「バッグ・オブ・ハンマーズ」(2011/ブライアン・クラーノ監督)は、車泥棒で生計を立てている青年二人がネグレクトを受けてい…

ジャン・ヴィゴ特集

イメージフォーラムにて開催中のジャン・ヴィゴ監督特集にて、「ニースについて」「競泳選手ジャン・タリス」「新学期 操行ゼロ」「アタラント号」(全て4Kレストア版)を観賞。 カメラでこんなことをやってみた、あんなこともやってみたというようなデビュー…

柳亭こみちの会

柳亭こみち「女泥棒」 柳亭こみち「徳ちゃん」 (中入) 柳亭こみち「小間物屋政談」 (1/14・ミュージックテイト西新宿店)

週末の記録

大寒の前ながらうららかな休日、家での仕事を一段落つけてカナルカフェへ。栗のタルトにワインとカフェラテ。日が落ちると目の前のお堀を、スタッフがボートを漕いでイルミネーションを移動させる。暗くなってもあたたかで気持ちよかった。

未来を乗り換えた男

まごうかたなきクリスティアン・ペッツォルトの映画。うさんくさくてなよなよしているが、芯は強くて優しくて、私の好きなタイプのロマンに溢れている。映画とは得てしてそういうものだが、問題を正面切っては描かない。でも全ては「それ」のせい。彼の映画…

22年目の記憶

「ヨコヅナ・マドンナ」「彼とわたしの漂流日記」が楽しかったイ・ヘジュン監督の2014年作品。「漂流日記」で初めてちゃんと認識したジャージャー麺が今回も印象的に使われていた。 「リア王」リハーサル中の客席を掃除しながら舞台のセリフを諳んじる男…っ…

ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー

「運命を分けたザイル」「消されたヘッドライン」「第九軍団のワシ」などどのような作品でも面白いケヴィン・マクドナルドが脚本も手掛けたドキュメンタリー。辛くなりそうで迷ったけれど、見てよかった。 再選したレーガンの「アメリカは絶好調だ」との言葉…

鈴本演芸場初席第三部

ストレート松浦(ジャグリング) 柳家小八「たけのこ」 柳亭燕路「狸札」 おしどり(音曲漫才) 宝井琴調「木村重成の堪忍袋」 ホンキートンク(漫才) 柳家小りん「親子酒」 春風亭一朝「牛ほめ」 桃月庵白酒「ざる屋」 柳家小菊(粋曲) 柳家権太楼(漫談…

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

これならば、私はエイミー・シューマーのような(旧来の映画なら「ヒロイン」にならないような)女性が普通に出ているロマコメが普通に見られた方がずっと楽しいし元気づけられる。そこにひとっ飛びは出来ないからこの映画のような「意識改革」からするしか…

休日の記録

浅草寺で初めて御朱印をもらう。三が日というのでさすがに境内は大混雑だったけれど、それもまた楽しい。 その後は歩いて押上へ。昔、母の叔父が業平の浅草通り沿いに住んでおり、学生時代に都電でよく訪ねたと言っていた、その辺りからスカイツリーを振り返…

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

「ブレス しあわせの呼吸(感想)」の直後に予告編に遭遇し、内容やテーマに通じるところを感じて楽しみにしていた一本。面白かった。舞台である1994年に萩原聖人がどんなに人気があったか思い出しながら見てしまった(笑・正確には、人気だけで言ったら「頂…

年始の記録

あけましておめでとうございます。 よい一年になりますように。 実家の縁側、子どもの頃は冬になると布団を干しがてら横になってごろごろしていたものだ。亡くなった祖父が障子の紙を張り替えたり豆の筋を取ったりするのをよく見ていた。 名古屋は年末に雪が…