コレット

最後に「さすらいの女」の「今は幸せを求めている」という一文がコレット(キーラ・ナイトレイ)の声で語られる。かつてミッシー(デニース・ゴフ)に「幸せな人なんている?」と返した彼女はもういない。コレットは自分で自分を真に舞台に立たせ、その名を…

平日の記録

銀座でフルーツ。 丸福珈琲店ザ・パーラーにてホットケーキ 季節のフルーツ添え、メープルシロップと蜂蜜から後者を選択。「温かいうちにバターを」と言われたので焦ってのせたら少々失敗。味はよし。 イグジットメルサ内の富士山フルーツ銀座では「季節の新…

僕たちは希望という名の列車に乗った

「人は皆、何らかの体制に従属している 自分で物を考えて決める時だけ、そこから自由になる 君達はそれをしたから、国家の敵だ」ラース・クラウメ(監督・脚本)の前作「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」(2015)は記録映像中のフリッツ・バウ…

第216回 長崎寄席

開口一番(春風亭べん橋「狸の鯉」) 柳家喬太郎「錦の袈裟」 (中入) セ三味ストリート(津軽三味線パフォーマンス) 柳家喬太郎「仏壇叩き」 (5/18・ひびきホール)(写真は整理券購入後に毎度行く珈琲オリーブと帰宅後に作ってもらった今年初の冷やし中…

RBG 最強の85歳

「私達は入念に準備して懸命に戦った」「彼女から返ってきた原稿には多くの細かい修正がなされていた」とはルース・ベイダー・ギンズバーグと共に働いた女性達の言だが(友人によると「彼女ほど自己主張をしない人はいない」そうだが、その成果により周囲の…

スケート・キッチン

実在する女子だけのスケートクルー「スケート・キッチン」が題材と聞きドキュメンタリーだと思い込んでいたので全く違う内容にびっくりしつつ、いかにも劇映画らしい、つまり見慣れたストーリーの根底に人生は常にクライマックスなんだという感じが流れてい…

ダンプリン

Netflixにて観賞。私が原作小説「恋するぷにちゃん」を読んだ時に泣いた箇所が冒頭の主人公ウィル(ダニエル・マクドナルド)のナレーションに持ってこられておりびっくりした。「ルーシーおばさんは自分抜きでどう生きるかを教えてくれた」。映画は真っ赤な…

ザ・フォーリナー 復讐者

「タトゥーの入った背中」が男に過去があることを示す映画を近年重ねて見た。本作の冒頭女と裸で目覚めるのに登場するリアム(ピアース・ブロスナン)の腕にもタトゥーがあるが、彼は背中は見せない。タトゥーは今は北アイルランド副首相である彼がかつてIRA…

連休の記録その3

実家での夕食は同居人が作ってくれたローストビーフと冬瓜の煮物、大丸で買っていったメロの煮付けと冷製茶碗蒸し、それからうちのサラダや白和えなど。どれも美味。 朝食には母が凝っているという専門店の食パンを切ってもらい、前日のローストビーフを挟ん…

連休の記録その2

秩父へ出掛けた際、いつもは芝桜まつりで買っている肉の味噌漬けを秩父神社の参道にある安田屋で購入。箱入りだと数日後から食べごろのところ、すぐ食べるならとバラで買うことができた。翌日にフライパンで焼いたのとグリルで炙ったのと両方出してもらった…

パパは奮闘中!

映画は子ども二人が寝ている暗いうちから車で出勤するオリヴィエ(ロマン・デュリス)と、その子らと楽しそうに、傍からは円満に見える時間を過ごす妻、その間に彼が職場で人事担当者に同僚の解雇を取り消すよう掛け合っているのに始まる。失業率の高い現在…

連休の記録

この時季恒例、羊山公園の芝桜まつりへ。ぐずぐずしていた空がこの日だけすっきり晴れて、遠くの山まできれいに見えた。 今回の往復は西武の特急Laview。行きの車内では私の作った小さなおにぎりやら何やらを広げた。帰りはちちぶベーカリーの珍しい「そば粉…

ある少年の告白

ジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)の父で牧師のマーシャル(ラッセル・クロウ)の説教において、「この中で完璧じゃない人は?」と問われた母ナンシー(ニコール・キッドマン)含む皆は笑って手を挙げるが、息子の回想の冒頭に置かれたこの場面からは、「人…

僕たちのラストステージ

作中のローレル&ハーディがショーを締めくくる「楽しんでいただけましたか、僕たちは楽しかったです」とはとても良いセリフだが(授業の終わりにも言いたくなるような…と考えると、あれは実に、頑張って準備した時でないと出てこない言葉だ)、これは二人が…

新作落語の会

開口一番(三遊亭ぐんま「ランプのぐんま人」) 春風亭ぴっかり「ナースコール」 柳家喬太郎「路地裏の伝説」 (中入) 林家彦いち「青畳の女」 三遊亭白鳥「隅田川母娘」 (4/19・かめありリリオホール)帰り道、「隅田川母娘」に合わせてホッピーと煮込み。

週末の記録

果実園リーベル新宿店にて、同居人は「フルーツパフェ」に私は「今日のパフェ」。四角いお皿に盛り付けられた後者はフルーツの下に生クリームとシャーベットとゼリー、辿り着くまでにもうお腹いっぱい(笑) 区議会議員選挙の投票から帰ってチゲを作ってもら…

荒野にて

引っ越しの荷物からまず小さなトロフィーを窓辺に並べるオープニングのチャーリー(チャーリー・プラマー)の姿に、彼がここを家と認識していること、あるいはしようとしていること、ささやかなよい思い出があることが分かる。続く一幕からは、彼が父親レイ…

12か月の未来図

全ての(愚かでも未熟でも…とは保身のためにそう書いておくんだけれども・笑)心ある教員の姿がここにある、とも言えるが、これは誰かが未知のものに触れることによって社会はより良くなるという話である。人を人とも思っていなかった主人公が他の世界を知る…

平日の記録

コーヒーショップで苺の飲み物。 東急本店のミカドコーヒーのイチゴフロートは喫茶店の味。上にのってるのがモカソフトだったらなあと思う。 池袋東武のハンデルスカフェのあまおうミルクシェイクは売りのアイスクリームで作るだけあって美味しくて、すぐ飲…

希望の灯り

映画の始め、スーパーマーケットで働く者達のリーダーであるルディは新人クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)を「気楽な仕事だ」と迎え「神聖な職場だ」と共に店へ出る。どういうことだろうと思いながら見ていると、年長者達は禁煙の店内でタバコを吸い…

セメントの記憶

この映画のオープニングの空撮からは、自由ではなく着地する場を失ったような不安を感じる。それは当たっている。昼は高層ビルの建設現場で働き夜はそのビルの地下で眠るシリア人移民労働者の心境は、作中のナレーションで端的に説明される。「12時間は都市…

週末の記録

近所の公園で最後の花見。同居人がお弁当を用意してくれたので、私はパンでサバランを作った。刻み三つ葉の効いてるサラダには、食べる時に鯖缶をどかんとのせて。どれも美味。 はとバスの「東京さくら回廊」で最後で最後の花見。これまで夜ばかり選んでいた…

記者たち 衝撃と畏怖の真実

映画は退役軍人聴聞会において若者が証言するのに始まる。原稿を読んでいた彼の口から「自分の言葉」が飛び出し、幾つかの数字でアメリカの軍事が語られる。これは「アメリカが他国に攻撃されてから他国を攻撃するまでの日数…555日」の話である。 顔の半分に…

平日の記録

老舗の喫茶店のスコーン。 渋谷のParis COFFEEにて初めてスコーンを頼んでみたら、縦に切られてきてびっくりした。生クリームを塗りやすかった(笑) カンタベリカフェでもスコーンとコーヒー。ここのはお上品。 昔ながらのプリン。 新宿西口を通りすがりに…

リヴァプール、最後の恋

元よりグロリア・グレアムに似ているアネット・ベニングの演技があらゆる意味で完璧で、全てのセリフでもって常にジェイミー・ベル演じるピーターを誘惑しているんだけれども不自然じゃなく、こういう人っているかも、私もそうなるかも、よくある恋物語だと…

週末の記録

練馬区立美術館にて美術講座「こま撮りアニメーションの作り方」。人形アニメ「こまねこ」などを手掛ける監督とアニメーターの方の話を聞くもので、ソフトを使ってのこま撮りの実演(「まばたき」や「駆け足」など)も楽しかったけれど、面白かったのは「監…

平日&週末の記録

週の半ば、花見休暇で上野公園へ。同居人が作ってくれたお弁当、自身が糖質制限中なのでお米にマンナンと麦を混ぜて炊いたらキンパのつもりが巻くに巻けなくなったんだそう(だからラップにくるんだまま食べた)。でも美味しかった。 帰りに所用でヒカリエに…

ブラック・クランズマン

この映画は「映画が影響を与えない、などということはあり得ない」と訴えているのだから、見ている間は幾らか笑ったり快哉を叫んだりすることが出来ようとも家に持って帰るのはこれだ、と最後に喉に岩を突っ込まれるのが当然なのだ。クライマックスでは作中…

ビリーブ 未来への大逆転

冒頭、「ハーバードマン」の中に入ることを許されたルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)ら女達は、「彼女達のため」に開かれた歓迎会で「男の席を奪ってまで入学した理由」を問われその内容をジャッジされる。主催の学部長グリスウ…

週末の記録

新所沢に出掛けた際にパルコで開催されていたマルシェで見つけた可愛いドーナツ、苺と桜。いわゆる優しい味だった。 帰りに喫茶店「東京堂」でチーズケーキとコーヒー。コーヒー、とても美味しかった。 西武鉄道のコンビニ・トモニーで買ったわらびかつ風ラ…