舞台はキルギス。冒頭、ムスリムの女性達（大人の女性と引率された子ども達）が吊り橋で主人公「ケンタウロス」（監督・脚本兼のアクタン・アリム・クバト）を認め引き返す描写に、イスラム教徒の女性は吊り橋で男性とすれ違ってはいけないのか、そういえば…

週明けの夜、はとバスによる2階建てオープンバスの「東京さくら回廊」コース。数年前に乗った時には花冷えで震えたものだけど、今年は気温が高く気持ちよかった。皇居から靖国通り、外堀通り、千鳥ヶ淵と回る中で一番楽しいのは桜が頭上から降ってきそうな靖…

冒頭のACT UP Parisのミーティングの場面がとても面白く、心をぐいと掴まれた。「新入り」視点で始まるそれは「ようこそ」「我々はアクティビティ団体だ」「メンバーは外からは（陰性だろうと）HIV陽性として扱われる」、討論参加のルール説明を皮切りに、紹…

東京の桜は早くも満開とのニュース。よく晴れた日曜日に上野公園でお花見。同居人が作ってくれたのは、チキンとウインナーとチーズの燻製、エビのフリッターとタルタルソース、アスパラのベーコン巻きとプチトマトの串。気持ちよくてシャンパンを一本軽く空…

イスラーム映画祭3にて初めて観賞、1973年インド映画。インド・パキスタン分離独立直後に多くのムスリムがパキスタンへ移る中、インドのアーグラに留まった一家の物語。私には、「何もしない」ことを選んできた一人の男がデモに参加するまでの話に思われた。…

柳亭こみち「茗荷宿」 柳亭こみち「看板のピン」 （中入） 柳亭こみち「佐々木政談」 （3/23・道楽亭）

昔住んでいたところの近くの、よく行っていた韓国料理屋にてカムジャタンその他色々。何を食べても美味しく、混んでいないのをいいことにどんどん追加注文して喋って長居した。 帰りに神田川沿いを通ったら、桜がもう結構咲いていた。

イスラーム映画祭3にて子どもが主人公の二作を観賞。いわゆる名門学校の子が違う世界を知る、という点でも通じるところがあった。 ▼「エクスキューズ・マイ・フレンチ」（2014年エジプト映画）は、「車二台分の学費」の私立学校に通っていた少年ハーニーが父…

コーヒーとアメリカンドーナツ。 コーヒービーン&ティーリーフのドーナツは確かにアメリカンドーナツ。コーヒーに合う。 ケンタッキーのドーナツはアメリカンというより駄菓子みたい、というのも変だけど、ほんとに駄菓子みたいで、これもまたよし。 コーヒ…

Netflix制作のリメイク版を観賞。 冒頭の「餌付け」シーンが「E.T.」というより今じゃどうしても「シェイプ・オブ・ウォーター」に見えちゃうなと思っていたら…まあ生物同士の触れ合いはよくよくそれに始まるものだけど…程無くそのまま「E.T.」の場面が出て…

柳家緑助「つる」 柳亭こみち「うわさ小町」 柳亭こみち「紺屋高尾」 （中入） 宮田陽・昇（漫才） 柳亭こみち「虱茶屋」

「説明が難しいな、当たり前のことなのに」。見ながら高校生の頃の「恋」を思い出していた。なぜ「彼」だったんだろう？かっこよかったから。一体何がかっこよかったんだろう？なんて、心の奥底にしまっていたものを引っ張り出してきたくなるような映画だっ…

映画の始め、「最もsensitiveな研究対象だ」とのセリフで登場するのは半魚人…かと思いきやマイケル・シャノン演じるストリックランドである（帽子を取るシャノンの姿にあまりに深く息を吸い込んでしまい隣の人に申し訳ない程だった・笑）。振り返るとこの場…

東武百貨店池袋店のプラザ館にてチョコレート休憩。 昨年オープンしたMinimalにて、アイスクリームとベイクドチョコレートのセット。前者はこれまでで一番ってほど軽く、後者はこれまでで一番ってほど重く、持ち上げると油染みがすごい（って書くと何だか汚…

直近に「15時17分、パリ行き」（感想）を見たもんだから、サリー・ホーキンスとイーサン・ホークがいかにも凄い「演技」をしているのが異様に感じられてしまい、始め入り込めず。彼女がマイク・リーの映画、彼がビフォアシリーズに出ていたのを考えると更に…

週末に作ってもらったもの。 日曜の夜はピザ。冷凍してあるソロピッツァナポレターナの生地を使って、一枚目は二日前の残りのしめ鯖がメイン、二枚目はたっぷりの苺。ハーシーのチョコレートソースもかけて。甘くて美味しかった。 月曜の朝はもろこのおにぎ…

映画の話をする時、回想シーンがよかったとか回想シーンが無いのがよかったとか言うけれど、この映画を見るとそんな考え方が馬鹿馬鹿しく思われてくる。ここに「回想」という概念は無い。全てが「道」（のどこか）だから。考えたら確かにそうだ、基準を定め…

実家にて法事。土曜の朝に出て夜に戻る。 終了後、縁側のどんづまりの棚から、母親が、そういや（亡くなった）おじいちゃんが買って飲まなかったウイスキーがあるけど持ってく？と同居人に出してきた。帰省の度に一本ずつ持ち帰ることにした。まずは多分30〜…

愛や思いやりの表明、あるいはそれによる人間関係について「そんなきれいごと」と言う人がおり、私はその言い様を憎む。「きれいごと」は確かにこの世界に存在する。この映画は、その「きれいごと」を抑圧しようとする権力へのレジスタンスである。 「二人」…

コーヒーソフト。 伊勢丹会館の函館美鈴珈琲のコーヒーパフェは、これまで食べたコーヒー系のパフェの中で一番ってくらい好み。とにかくコーヒーソフトが美味しい。 ロースターのコーヒーソフト（コーヒージェリー添え）はお値打ち感が出色。あったかくなっ…