三連休の記録



日曜日、所用で久々に横浜へ。


午前中は横浜中華街映画祭へ。かつて映画館だったという同發新館ホールにて、丁度上映されていたのがホウ・シャオシェンの「風櫃の少年」(来月ブルーレイが発売されるんだね)。


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変な言い方だけど、場内が薄明るかったり、スクリーンが空調に波打ってるのが見えたりするのが、特に映画の中で映画を見るシーンなど、妙に臨場感を高めて面白かった。作中「映画」を見る場面が三回、まず主人公アーチン達が、田舎町・風櫃の映画館に忍び込み「なんだモノクロか」。次いで大都会の高雄でだまされて「確かにカラーでワイドだな」、これなんて、映画じゃないのに「映画」みたいに見えた。最後に取り残されたシャオシンとアーチンが見る「酔拳」は、カラー映画なのに色が無いようだった。
大体、ホウ・シャオシェンの映画って、その中に全然生きたくはないんだけど、次第に引き込まれて、終わって欲しくなくなるんだけど、終わるべきところで終わる。でもって、ロメールの同じ頃の映画を見た時も思ったものだけど、ああいう格好をすれば、ああいう女性の気持ちが分かるかもしれない、なんて。たゆたう生地の洋服に細い紐のバッグ、ベルト、この映画ならうどんを一本ずつ食べたりして。私には無理かな(笑)



用事を終えて、原鉄道模型博物館に向かったんだけど、びっくりしたことに、同居人も私も初めてだと思い込んでたのが、開館数日後に行っていた(スマホ内の写真で確認)。横浜三井ビルディングの下まで来た時にあれっ、とは思ったんだけど(笑)折角なのでもう一度、これも見たね、あれも見たね、と確認作業。横浜ジオラマの前で写真を一枚。


日暮れ前、ホテルニューグランドの、リニューアルしたばかりのザ・カフェへ。アップルパイ・アラモードに紅茶で一息。パイに生クリームとバニラアイスクリームが添えられた一皿は、全てが丁度いい塩梅。
山下公園に出て、ホテルのネオンを背景に記念写真。中華街でごはんを食べて帰宅。


祝日の月曜日、池袋に先月オープンしたスシローへ。名前は聞いてて、一度行ってみたかった(笑)
席に着くなり、店舗限定の「池袋セレクション」を次々注文。鯖が大好きな私がまず頼んだ「鯖バーガー」は、パンに鯖が、と思いきや、〆鯖のお鮨ごと、つまりシャリも挟んである。これが不思議と美味しい。「すしドッグ」は中のウインナーがなかなかの味。他にも「ローストビーフマウンテン」「サラダ3貫セット」、それから「普通」のも幾つか取って、最後にチョコムースバナナパフェで締め。