2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
雨の日に暖も取れず震える二人、「エドガーに頼るしかない」に反発して椅子をぶっ壊し薪にするヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)へのキャサリン(マーゴット・ロビー)の「ヒースクリフ!」からこっち、楽しくて仕方なくなる。他にも色々手立てがあり…
相当の東京映画だった『37セカンズ』(2019年アメリカ・日本)を思い出す映像の数々の後、改札を小走りにホームへ急ぐが電車に乗りそびれるフィリップ(ブレンダン・フレイザー)の場面からそこに生きる人の話になる。日本に住んで7年の売れない役者の「白人…
アジアンクィア映画祭を13年ぶりに開催するにあたり韓国特集としたのは「レズビアンの」「明るく前向きな」作品が多かったから…との前説に続けてまさにその通りの本作を観賞、2024年イ・ユジン監督作品。レインボーフラッグからの、お祝いのチャプチェやジョ…
アジアンクィア映画祭にて観賞、2025年パク・ジュンホ監督作品。靴がかろうじて縦に置ける程の狭いたたきに置かれた一足のスニーカーが、セックスした相手を引き留めようとするチョルジュン(チョ・ユヒョン)の孤独な心を表している。やがて玄関は多数の靴…
1950年代韓国映画傑作選にて観賞、1958年シン・サンオク監督作品。(以下「ネタバレ」しています)アメリカの物資を盗もうとする男達を憲兵隊の男達が追うのだってそう、世の中のあらゆるところが歪んでいるのに、その歪みは最終的には男が女を殺すのに行き…
モナ(ロール・カラミー)が常に心に留めているのはプールで他人に迷惑を掛けてしまう、パレードではぐれてしまう、障害を持った息子ジョエル(シャルル・ペッシア・ガレット)と、いつ死ぬか分からない母親である。ジョエルの方は、病院に来たんだからおば…
KIRINJI TOUR 2026 at NHKホール、とてもよかった。「新しい曲をやります」からの『Runner's High』と『素敵な夜』のブリッジに全身がどうにかなって、『flush! flush! flush!』(日本スゴイとかいって内実ボロボロじゃんという歌詞の曲)で大盛り上がり、更…
特集上映「チャールズ・バーネット エブリデイ・ブルース」にて観賞、1977年作品。「殺しもいとわない奴」を仲間にしようとスタン(ヘンリー・G・サンダース)の元を訪れた男達を怒鳴りつけた妻(ケイシー・ムーア)は「死ぬのを怖がってちゃ生きていけねえ…
マイク(クリス・ヘムズワース)とマネー(ニック・ノルティ)、ルー(マーク・ラファロ)とアンジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)という昔からの関係が終焉を迎える場面の味気なさ(相手がいずれも声ですぐ分かる、私の世代にはとりわけ馴染み深い役…
1950年代韓国映画傑作選にて観賞。1955年製作、「韓国映画初の女性監督パク・ナムオクのデビュー作であり唯一の作品」。丁度去年の今ごろ舞台挨拶付の上映回で見た『ミマン』(2023年韓国)には本作の上映会の場面があり、タイトルもここから来ているとのこ…
特集上映「チャールズ・バーネット エブリデイ・ブルース」にて1983年作品のディレクターズ・カット、4Kデジタル修復版を観賞。主人公ピアース(エヴァレット・サイラス)が手伝う両親のクリーニング屋は子どもが裸足で受け取りに来るような地元密着の店で、…
森に移住する前の都会での引越しパーティにて、女のミリー(アリソン・ブリー)は女の友人と、男のティム(デイブ・フランコ)は男の友人…といってもミリーの弟だが(彼女いわく「ミュージシャンと知らずに出会った」のだから。こういう些細な設定に力関係が…
「アンソロジー・フィルムアーカイブス アメリカ実験映画の地平へ」にてリジー・ボーデン監督作品を観賞。 ▼「カメラ」にボーデン一人、後に女性四人の名前がクレジットされる初長編映画『リグルーピング』(1976)はコラボレーションである。とはいえ「彼女…
テンポがいいというより速すぎて異様なのは、「嶺南から数千キロの長安まで新鮮なライチを届ける」なんて任務、やらなきゃなんないの?という私達の感覚を麻痺させ、「失敗に終わるにせよ成功にどこまで近づけるか試してみたい」という算術の天才の主人公・…
池袋東武のショコラマルシェで食べたナイトカカオバイココディーの池袋限定70%ダークチョコジェラートと、「クレープとエスプレッソと」のストロベリーショコラダブルメルト。前者は初めて知ったタイ産カカオのブランドで大変美味。後者はでかいし可愛いし…
ロシア国旗を模した三色のテープで自身をぐるぐる巻きにしナワリヌイの解放を求めるデモに参加したジェナが、帰宅するや苦しげに鋏でそれを切る(もなかなか切れない)姿が忘れ難い。何かを訴えるための外見、装いというものがある。国旗に拘束されるだなん…