マテリアル・ウーマン


きのうの日記に、スティーブ・ザーンとニール・ダイアモンドの名前が出てきたので、この映画の話を。2001年アメリカ作。


スティーブ・ザーンジャック・ブラック、ジェイソン・ビッグスは幼なじみ。3人ともニール・ダイアモンドの熱烈なファンで、仕事のかたわらコピーバンドを組んでいる。
しかし、ジェイソン・ビッグスが美女アマンダ・ピートと付き合いはじめたことから事態は一変。インテリで気の強い彼女は、ジェイソンをだらしない二人から引き離してしまう。いきりたった二人は、彼女を誘拐…



ニール・ダイアモンドのことはよく知らないのですが、3人がやってるコピーバンドってのが、全員ニール役(ヅラ+衣裳)なんで、その絵面が見られるだけで面白い。
スティーブ・ザーンとJBって、根は気がいいんだけどバカ過ぎて主人公の足を引っ張るヤツ、というイメージがあるけど、この話でもそのとおり、そんな彼等の計画がうまくいくはずない。二人ともテンション高くて、くだらないけど笑わせられちゃう。
アマンダ・ピート演じる美女は、ワガママだけど、度胸と体力がモリモリあって頭がよくて、そういう点は憧れちゃうなあ。ニールのレコードを燃やしちゃうのはよくない、けど、まあ、二人のどうしようもないホワイトトラッシュぶりと比べたら、どっちもどっちというカンジ…
その他、「ハートマン軍曹」リー・アーメイがアメフトコーチとして出演、自己パロディのような役をみせてくれます。彼といえば、「ウィラード」(日本語解説)はまだDVDになってないよね?友達のいない中年男がネズミを大繁殖させてしまうホラーのリメイクで、主人公は「痩せ男」クリスピン・グローヴァー、リー・アーメイは、オリジナル版(私は未見)でアーネスト・ボーグナインが演じた、彼を苛める上司の役。楽しみにしてたんだけど。