2019-01-01から1年間の記事一覧

最近見たもの

▼ドリーミング村上春樹東京の夜景と一体になって翻訳に勤しむ、励む、いや何と言えばいいか、ともあれ翻訳家メッテ・ホルムの後ろ姿に続き、デンマークでの彼女のラジオ出演の様子が映る。「日本人にとって平行世界は身近なものなのですか」。村上春樹の本を…

平日の記録

チェーン店の秋の新商品。 ベローチェのプリンマゼリーは、あのソフトクリームとカスタードクリームにプリンまで混ぜたドリンク。とても甘いけど美味。 マックカフェ(by バリスタ)のグラニースミスとのコラボ商品からはアップルパイフラッペ。甘酸っぱさば…

若草の祈り/わが青春の輝き

特集上映「サム・フリークス Vol.6」にて「文芸フェミニスト映画2本立て」を観賞。 ▼「若草の祈り」(1970年/イギリス/ライオネル・ジェフリーズ監督)はイーディス・ネズビットの「鉄道きょうだい」が原作。助け、助けられることが人の営みだと言っている…

平日の記録

ナッツ専門店のアイスクリーム。 コレド室町の、初めて立ち寄るプラリネ専門店コノミにてソフトクリーム「プラリネグラッセ」。コーンの中までプラリネが入っており嬉しい。 ファーイーストバザール ヒカリエ店ではハロウィンスペシャル。くりりんかぼちゃの…

円丈独演会

林家きよひこ「うちの村」 三遊亭円丈「金さん銀さん」 円丈に質問のコーナー 三遊亭ふう丈「コンタクト(すみません、タイトル分からず勝手につけました)」 三遊亭円丈「横松和平」 (中入) のだゆき(音楽漫談) 三遊亭円丈「グリコ少年」 (10/19・お江…

平日の記録

こんなメニューがあったと気付かなかったもの。 上島珈琲店のバスクチーズケーキ。きわめて普通の、だけどコーヒーに合う。 コーヒービーン&ティーリーフのフレンチトースト。少しの待ち時間でふわふわのが出てきた。甘さも量もちょうどいい。

ボーダー 二つの世界

「虫を食べるなんて気持ち悪い」 「誰が決めた?」 「みんなが決めた」(以下「ネタバレ」あり)ティーナ(エバ・メランデル)がコオロギを手に取り触感を楽しみ自然に返す最初の場面と、同様に手に取り我が子に食べさせる最後の場面は、境界線を他者から引…

週末の記録

上野にて、恐竜展の最終日に出向いてみたら160分待ち!だったので国際子ども図書館に行くも祝日のためお休み、それならばと東京藝術大学大学美術館で「ヒトは描くときに何を見ているか」&「聴く絵画・観る音楽」。採点という問題から入った前者がとても面白…

蜜蜂と遠雷

原作は未読。小説の通りなのだろうか、松岡茉優演じる亜夜の二次予選の際のドレスがよかった、背中の筋肉の動きがありありと見えるのが素晴らしかった(しかも左側だけ!)。自分のは勿論他人のも、ピアノを弾いている時の裸の背中なんて見る機会がないから…

平日の記録

秋の甘味。 ロイヤルホストの渋皮栗とほうじ茶のブリュレパフェは、私の食べ方のせいかメニュー写真のような階層が全く感じられず探り探りだったけれど、ナッツの類が嬉しく美味しかった。 伊勢丹に出店していたミレメーレでは、看板商品のアップルパイと、…

イージー・レッスン 児童婚を逃れて

UNHCR WILL2LIVE映画祭2019にて観賞。2018年/ドロッチャ・ズルボー監督/ハンガリー制作。娘を児童婚から救わんとする母の尽力で単身ソマリアからハンガリーに渡ったカフィアの日常を追ったドキュメンタリー。ソマリアでの暮らしについて「周りにいる男性は…

難民キャンプで暮らしてみたら

UNHCR WILL2LIVE映画祭2019にて観賞。2015年/クリス・テンプル、ザック・イングラシー監督/アメリカ制作。アメリカ人映画製作者がヨルダンのザータリ難民キャンプに滞在し日常を記録したドキュメンタリー。見るまで気付かなかったんだけれども、製作者は56…

週末の記録

自宅で栽培している身として、内藤とうがらしを使った特別メニューが食べられる高田馬場のいわゆる街バルイベント「バル辛フェスタ2019」に参加してみた。普段あまり外食、しかも梯子なんてしないので、こんなお店があったんだ~と楽しかった。再訪してみた…

ナディアの誓い

UNHCR WILL2LIVE映画祭2019にて観賞。2018年/アレクサンドリア・ボンバッハ監督/アメリカ制作。ISISに家族や同胞を殺され性奴隷となったナディア・ムラドの日々を追ったドキュメンタリー。映画は移動中のナディアと共に自撮りしようとする男性の群れに始ま…

ミッドナイト・トラベラー

UNHCR WILL2LIVE映画祭2019にて観賞。2019年/ハッサン・ファジリ監督/アメリカ、カタール、カナダ、イギリス制作。タリバンに死刑宣告を受けた映画監督が家族で亡命する日々を自ら撮ったドキュメンタリー。出発前に監督がスマートフォンを構えた自身を鏡に…

平日の記録

結婚記念日に、東京ベイクルージングレストラン・シンフォニーのサンセットクルーズへ。「美味国産 特選牛フレンチコース」は真鯛のグリルや千葉県産の牛ステーキなど、写真はデザートのレモンケーキとバニラアイス。お皿も可愛く楽しかった。喋って食べて外…

パリに見出されたピアニスト

ピアノの単音がオーケストラとなり、パリ北駅のめまぐるしい雑踏の中、「ご自由に演奏を」ピアノでマチュー(ジュール・ベンシェトリ)がバッハの「プレリュードとフーガ ハ短調 BWV847」を弾いている、一瞬遅れてバッハの前奏曲だと気付く。遠くから見つめ…

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ

映画はケイラ(エルシー・フィッシャー)の配信動画に始まる(そうか、「ズーム」はそうやればいいのかと気付く・笑)。ボー・バーナム監督がジョン・ヒューズの映画は世代的に心に響かないと話す記事を目にしていたので(「フェリスはある朝突然に」から)…

見えない目撃者

オリジナルは見ていないんだけれども、これは他人を気に掛けるという最大の美徳を持つ四人がチームとなり「いなくなっても誰も気にしない」弱者を踏み潰す悪と闘う物語である。だからこの映画で最も大切な場面は主人公なつめ(吉岡里帆)の「うちに来る?(…

平日の記録

今月オープンしたてのシャトレーゼの新ブランドYATSUDOKIにて「国産和栗の生モンブラン」。何気なく注文してみたんだけど、栗の渋皮煮とマロンクリームと生クリームとカスタードクリームと厚いラングドシャのようなクッキー、全てが美味しく食べるや笑ってし…

アド・アストラ

「リマ計画」を知っているかと問われたロイ(ブラッド・ピット)がまるで第三者のように返答するも父が生きていると聞くと相手の声がひととき遠くなる、意識が制御下から離れそうになるのは、冒頭の事故がその比喩だったかのように思われた。冷静に対処して…

週末の記録

同居人が先週の朝テレビで見たそうで、名古屋のパン屋さんなんだって、小麦を石臼でひいてるんだって、と誘ってくれたので自由が丘のバゲットラビットへ。「三重県の小麦を石臼でひいて使用」とあったバゲットラビットにブール、かぼちゃとクリームチーズと…

レディ・マエストロ

1930年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にてデビューした女性指揮者アントニア・ブリコの実話を元に制作。映画の最後に出る文章を締める「0% are women」が、「私達が才能に性差はないと示したことをあなたは覚えているか」と訴えかけてくる。厳しいこ…

平日の記録

ちょこっと久々のニュウマンにて、新しめのお店二つ。 いちびこのぷるぷるいちごオーレは手軽で甘くて美味しい。 森永製菓のTAICHIRO MORINAGAで期間限定との文字に惹かれて手にしたベイクドキャラメルは、見た目から想像できない味で楽しかった。他のお菓子…

平日の記録

東京都写真美術館にて、展示室で開催中の「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」。 これは楽しかった、長居してしまった。変な言い方だけど豪奢な学園祭のような雰囲気だった(豪奢というのは椅子などしっかりしてるから)。「DAVI…

サウナのあるところ

脚をあげている女の見られる映画は大抵面白いものだが、この映画もそれで始まる。サウナでくつろぐ、50年以上一緒の夫婦。夫が妻の背中を流してやるのとキスを最後に作中のサウナに女は現れず、以降は男達が一列に横並び、ロッカールームで向かい合いと色々…

プライベート・ウォー

最初と最後を締めるメリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク、映画の終わりは本人)の言葉は「恐怖を認めると行き着けない、真の恐怖は全てが終わった後に来る」。まず記者の仕事とは「そこへ行く」ことなのだと分かる。米軍がメダカか雀の学校のように記者…

週末の記録

国立西洋美術館で開催中の「モダン・ウーマン フィンランド美術を彩った女性芸術家たち」へ。 自画像含む多種多様な作品の展示は勿論、当時は世界でも珍しかった男女平等の美術教育についての解説も面白かった。男女別に裸体デッサンを行っていたそうで、女…

帰れない二人

顔、顔、顔のオープニングの後、21世紀と共に産声を…とは言わないまでも世紀末に生を受けたであろう子がふと目覚める。市街地から炭鉱の町に向かうバスを皮切りに三つのパート全てが乗り物で始まる(間にも絶え間なく乗り物が出てくる)乗り物映画だが、これ…

平日の記録

まだまだ暑いけれど、秋の焼き菓子。 スターバックスのコラボシリーズ「おおつぼほまれ×マフィン バナナカカオチップ」は小ぶりで食べやすかった。 小田急百貨店新宿店内のビスキュイテリエ ブルトンヌでは、ガトー・ナンテのキャラメルバナーヌとアップル。…