2018-01-01から1年間の記事一覧
フィンランド映画祭2018にて観賞。2018年、イナリ・ニエミ監督・脚本作。 オープニング、主人公ヘレナ(ミルカ・アフロス)がクリスマス前にソファに一人、ワインに日記とくれば「ブリジット・ジョーンズ」でも始まりそうだが、彼女が悲しいのは特定の誰かが…
東京国際映画祭にて観賞。2014年、ジョン・ピロジー監督作品。原題は「Don't Think I've Forgotten : Cambodia's Lost Rock & Roll」(「Don't Think I've Forgotten」はシン・シーサモットの曲のタイトルから)。 冒頭、スタジアムに聖火?を点ける映像にプ…
10月31日の東京ドーム公演に出向く。午後休暇を取った同居人が「コースターを待って」撮っておいてくれた写真がいい☆私はほぼ滑り込んだ形で、彼が作ってきてくれたスモークサーモンとサラダ菜のサンドイッチをゲート前で食べて腹ごしらえ。 始まる前はまあ…
映画は意表を突かれる音で始まり、マーゴット・キムの16年がPCの普及の歴史と重なっていることが分かる。以降私達が見るのはほぼ父親デビッド・キム(ジョン・チョー)が操作するPCの画面だが、冒頭に示される「家族の歴史」はかつての(彼の手によるものば…
(開口一番 橘屋文蔵「からぬけ」…以降、高座返しも!) 柳亭こみち「応挙の幽霊」 入船亭扇辰「心眼」 (中入) 入船亭扇辰「道灌」 柳亭こみち「徳ちゃん」 (10/28・ライブハウス Only You)
土曜日は日本橋で映画を見た後、東京西川でエアークッション、伊東屋で来年のカレンダーを購入。同居人が朝、柿のジャムを作ったので、何にのせたらいいかなと三越の地下を回って、ユーハイムの東京銀座チーズケーキといつものダロワイヨのバゲットを買う。…
岩波ホールで開催されているジョージア(グルジア)映画祭にて観賞。リーフレットから想像していたのとかけ離れており作中の主人公のように笑いがこみ上げてきた。スクリーンを地面とすると、その下の地層を感じるというよりこちらに向かって何度も激しくジ…
ジンギ(クォン・ユル)の「俺たちが勝った!」に表れているように、これは俺たち…冒頭からしばらく「マーク」を演じるマ・ドンソクの瞳がずっと涙を湛えているように見えたものだけど、涙をこらえてきた者たちの話であった。 見ながらジンギが主役のように…
割と最近出来たカフェ。 東中野のイツキコーヒーロースタリーにて、アイスカフェオレと季節限定のチーズケーキ。コーヒー美味しかった。 神保町の文房堂GalleryCafeでは、二階の窓際のカウンター席でホットコーヒーと、目ぼしいケーキが売り切れていたのでバ…
特集上映「サム・フリークス Vol.2」にて日本初上映の二作を観賞。前者のラストには感極まって泣いてしまい、後者にはこんな映画があったんだ(そりゃそうだ、あるべきだ)とびっくりした。 ▼「キス&ハグ」(1999/パオロ・ヴィルズィ監督)は行き詰まった…
先日ので今年は最後と思いきや、ベランダのハイビスカスがもう一つ咲いた。つぼみの方も咲けるといいな。 有楽町の陳家私菜で頂天石焼麻婆豆腐を食べて、日本橋の高島屋新館のなかほら牧場で自然放牧ソフトクリームを食べる。辛いのと甘いの。
岩波ホールで開催されているジョージア(グルジア)映画祭にて三作を観賞。 ▼「私のお祖母さん」(1929/コンスタンティネ・ミカベリゼ監督)と「スヴァネティの塩」(1930/ミヘイル・カラトジシュヴィリ監督)は共に上映時間が一時間程度のため二本立て。…
チェーン店の季節のケーキ。 スターバックスのパンプキンタルトは勿論の美味。 タリーズの安納芋と胡桃のタルトは変わらずファンシーな感じだけど、生地とクリームの間に挟まれた胡桃の存在感がよかった。
岩波ホールで開催されているジョージア(グルジア)映画祭にて二作を観賞。 ▼「少年スサ」(2010/ルスダン・ピルヴェリ監督)はウォッカの密売の運び屋として働く少年スサの物語。見てよかった…としか言えない。何となればこの映画は、スサが根っからの悪人…
東京都写真美術館で開催されていた「マジック・ランタン 光と影の映像史」展に滑り込み。面白かった。教具として使われていたという一面も大きいんだよなあと改めて思う。一人で楽しむ、皆で見られる、何でもそうだが枝分かれしてどんどん進んでいくものだ。…
LBJを名乗ったリンドン・ベインズ・ジョンソンの大統領就任前後を描いた伝記もの。ちんこの話はするがちんこを見せることは決してない男にウディ・ハレルソンがはまっており、ジョン・F・ケネディ(ジェフリー・ドノヴァン)の「あの男はああ見えて繊細だか…
三連休最終日は久々の江古田へ。 お昼は日芸キャンパス前の長寿庵渡邊で天せいろ。天ぷらがどれも美味しかった。特に海老、身も活きていたけれど好きな尻尾の部分だけ五匹分くらい欲しかった(笑) 駅の反対側に回ってカフェエスケープで食後のコーヒー。ケ…
とても面白かった、話も暴力描写も全てが好み。二年に一本くらい出会える、例えば「デッドマン・ダウン」や「ラン・オールナイト」のような映画だった。何がというわけじゃなく、見て得られる喜びの種類が似ている。 この手の映画につきものの、オープニング…
ポレポレ東中野にて公開初日に観賞。上映後にトークイベントがあり、短い時間ながら、監督は監督の、役者は役者の立場から話をしてくれたのが面白かった。制作の方によれば、本作はシステムから全く外れた自由な映画だとのこと。 「日本で難民申請中の外国人…
同居人がざくろのジャムを作った。大変な手間の割には美味しさも量も少ないと嘆いていたけれど、きれいだし酸っぱさが悪くない。コメダのシロコッペで買った、いわば素コッペに塗って朝ごはん。 当のコメダでの休憩時には「大人ノワール」。デニッシュパンに…
身内が戦死したという映画は多々あれど、知らされたその時を描く映画は少ない。冒頭、家に入ってきたイスラエル国防軍のスタッフがダフナに手早く注射をうち、ミハエルの携帯をいじって水を飲むようタイマーを掛けるといった描写に、ずいぶん踏み込んだこと…
栗の冷たいおやつ。 渋谷ヒカリエ シンクスでパティスリー・サダハル・アオキ・パリの店舗限定メニュー、グラス キャラメル マロン ラム。かなりお酒が効いていますよと念を押してもらったものだけど、この、お酒が効いてるのが超美味。 日本橋高島屋S.C.新…
特集上映「サム・フリークス Vol.1」にて「はみ出し者映画」二作を観賞。組み合わせも良くとても面白かった。 ▼「純金のキャデラック」(1956/リチャード・クワイン監督)は、ジュディ・ホリデイ演じるローラが株主総会に出席したことを切っ掛けに世界を変…
記念日にApple新宿でiPhoneを新調したり神楽坂の松の実で韓国料理を食べたり。後者では宮廷料理の九節板と家庭料理のチヂミや参鶏湯をどちらも味わえてとても楽しかった。
小説「クレイジー・リッチ・アジアンズ」は話が面白いわけじゃなく、いわば「映画に出来ない」要素が肝。本作は映画にしか出来ない、生身の人間の愛らしさ、ベタベタだけどベタじゃない選曲、ロマコメを躍動させるセリフなど考えうる全ての領域で頑張ってい…
三遊亭白鳥「アジアそば」 立川談幸「井戸の茶碗」 (中入) だるま食堂 立川談幸「片棒」 三遊亭白鳥「初めてのフライト」 (9/29・ひびきホール) (写真は長崎寄席に行くと整理券を取った後にお茶する珈琲オリーブの「イブニングセット」、トーストとドリ…
秋ならではの紫芋スイーツ。 スタバのアメリカンスコーン スイートポテトは蜜っぽいダイスのトッピングとしっとりした生地が合って美味、コーヒーにもいい。 クロッカンシューザクザクの紫芋ザクザクパフェにはクロッカンがトッピングされており、こちらも食…
岩波ホールにて、ロバート・フラハティ「モアナ 南海の歓喜」サウンド版のデジタルリストア版と、それに伴い特別上映されている「極北のナヌーク」を続けて観賞。 ▼まずは「極北のナヌーク」(1922)。序文、すなわちフラハティが観客を映画に誘う口上が面白…
コーヒーショップにて。 神保町のグリッチコーヒー&ロースターズではハンドドリップの中からケニアを選択。ドライトマトのような香り。クッキーも何だろう、フルーツめいた味がして新鮮だった。 池袋ではポンデコーヒーでカフェラテと「ぽんで」のシナモンと…
まずは最高の父娘ものだった。父が娘との関係をよくせんと頑張る映画が濫発されるのに辟易していたところだから、娘の側からの、変わらず父は素晴らしかったという物語を新鮮に感じぐっときた(変わらず素晴らしい母の話があるなら、父のだってもっとあって…