2014-01-01から1年間の記事一覧

アバウト・タイム

ドーナル・グリーソン演じる主人公の母親役に「ウィークエンドはパリで」(感想)が素晴らしかったリンゼイ・ダンカン(「美人は笑いのセンスを磨かないから云々」って、私は「ウィークエンド」の彼女は今年見た映画の中でも屈指の美女だと思うけど)、家族…

週末の記録

土曜日は渋谷で映画を見た後、所用で自由が丘へ。同居人がダロワイヨのバゲットを気に入っているので、駅前の店舗でお買い物&二階のカフェでお茶。季節のマカロンの中から、安納芋とみかんを選択。 店を出て辺りを見回すと、憧れの亀屋万年堂が。というのは…

アンナプルナ南壁 7,400mの男たち

登山者の4割が命を落とす(と冒頭に字幕で説明される)ことから「キラー・マウンテン」と呼ばれるアンナプルナ。中でも南壁は最も危険なルートと言われる。本作は、スペインの登山家イナキが南壁から頂上を目指す途中で高山病に襲われた際、世界中から救助に…

マザー

楳図かずおファンながら大した感想があるわけじゃないけど、折角見たので記録を。 ともあれ一回目のおろちのポーズのタイミングが完璧!今年の映画の名場面ベスト10、いやベスト3に入るかも(笑・でも「元ネタ」を知らなきゃ妙だよね…) ホラー映画が苦手で…

平日の記録

この10月1日で、同居人と私の付き合いが10年目に入った。今が一番、毎日私に感謝してるんだそう(と、日記にも書いておくよう言われたから!笑)「話の出来る」パートナーが居るって幸せなことだと思う。 数寄屋橋の不二家を通りすがりに買ってもらった「釜…

アルゲリッチ 私こそ、音楽!

公開二日目、Bunkamuraル・シネマにて観賞。この日は全回満席だったそう。 ピアニスト、マルタ・アルゲリッチを娘のステファニー・アルゲリッチが映画監督として追うドキュメンタリー。 映画の始まりは分娩台の上の女性の姿。その脇にコートを着たまま立って…

不機嫌なママにメルシィ!

公開初日、新宿武蔵野館にて観賞。何度も笑った、面白かった。 ギョーム・ガリエンヌが自らの半生を描いた戯曲を監督兼一人二役で映画化。これを見る限り、彼は映画監督としても天才、しかも素直なタイプの天才だと思う。 (以下「ネタバレ」あり) 複雑なこ…

週末の記録

東京ビッグサイトで開催された全日本模型ホビーショーへ。到着してまず、展示場を見下ろすカフェで甘いものでもとタルトゥフォとコーヒーを。味はかなりいまいちだけど場所はいい。 それほど大きくないホールが会場のため、午後から出掛けて夕方までの時間で…

ウィークエンドはパリで

メランコリックなテーマにのせて真っ暗な中をゆく、向こうに光が見える、今いるところがトンネルだと分かる…というオープニングから、予告から想像してたのとは随分違うなと思う。それよりずっと面白い映画だった。危険でやるせなく掴みどころが無い。 今年…

柳亭こみちネタおろしの会

柳亭こみち「つる」 柳亭こみち「植木のお化け」 柳亭こみち(芸者さんの一日) (中入) 恩田えりさん師匠とトーク 柳亭こみち「姫と鴨」 (9/22・道楽亭)

祝日の記録

秋分の日はジオラマ製作のワークショップに参加。見るのは大好きだけど作ったことがなく、たまたま見つけていい機会だと出掛けてみた。とても面白かった。 この日のプログラムは「田んぼと畑」。二時間後、形にはなった。畑の畝に見立てるのは段ボールの波状…

バツイチは恋のはじまり

3年前のお気に入り映画ベストテンに入れた「ハートブレイカー」のパスカル・ショメイユ監督の2012年作。美男要素が薄いのでそちらよりは落ちるけど(笑)楽しく見た。 曾祖母の代から伝わる「一番目の夫とはうまくいかない」というジンクスに従い「バツイチ…

週末の記録

金曜日の夜は、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて「猿の惑星:新世紀」。チケットを取っておいてくれた同居人は「(私)が見たがってたから…」と言ってたけど、帰りには「明日動物園に行けないのが残念」「あらゆる『猿の惑星』の映画の中で一番面白い」と言うの…

リスボンに誘われて

「肺気腫の叔父に煙草を渡したのね」 「体に悪いと言うならあそこにいることが悪い、監獄を思い出す」 (あれこれあって) 「叔父も喜んでたわ」 「君が煙草を吸うのを許したからじゃないかな」(二人、笑う) センチメンタルである(「センチメント」を嫌う…

フランシス・ハ

「猫を二匹飼うんだ」 「なぜ二匹も?」 「一匹じゃかわいそうだから」 「飼わなきゃいいのに」 実はそれほど書きたいことが無いんだけど、苦手な渋谷まで出掛けて見たから、記録を残しておきたくて… オープニングからずっと面白くなかったけど(「不愉快」…

平日の記録

秋の限定お菓子。 東京駅構内で見つけて買ってもらった、「ひよ子」の創生100年記念商品「東京お芋ひよ子」。薩摩金時のあんが秋っぽくて嬉しい。 ウエストの復刻版「柚子ケーキ」も三越伊勢丹限定商品。可愛くて美味しい、けどやっぱり小さい…(笑) チェー…

舞妓はレディ

TOHOシネマズ錦糸町にて公開二日目に観賞。「TOHOシネマズデイ」のためか満席だった。 見ながらふと、「客席の皆さんもご一緒に京言葉を練習しましょう!」という場面があってもいいな、そういう客席参加型の映画があってもいいなと思った。自分が応えるかは…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

「お前、女に何か吹き込まれたのか?『sentiment』でも…」 TOHOシネマズ日劇のスクリーン1にて、公開初日に観賞。 これはとんだセンチメンタル・アドベンチャー!オープニング、大きなタイトルと小さなスターロードの対比に涙がこぼれてしまった。私の「感傷…

イヴ・サンローラン

「君が死の方を選ぶなら、僕に出来ることは何もない」 公私共にイヴ・サン=ローランのパートナーであったピエール・ベルジェが全面協力した、「イヴ・サン=ローラン財団初公認作品」。イヴとピエールを演じるのは、ピエール・ニネとギョーム・ガリエンヌと…

平日の記録

神保町の柏水堂にてタルトケーキとモンブランを購入。どちらも多分初めてだけど、残り少なくなってたから、美味しいのかなと思って(笑)タルトケーキの表面は白桃、土台はタルト(って当たり前か・笑)、モンブランのクリームの中に生クリーム、土台はスポ…

フルスロットル

公開初日、新宿ピカデリーにて観賞。「ポール・ウォーカー『最期』の主演作」とのことで、上映館の少なさもあってか、小さめのスクリーンがほぼ満席。 いきなり関係ないけど、先日モンティ・パイソンの復活ライブ(のとある演出)を見たばかりなので、一場面…

拝鈍亭 落語の夕べ

瀧川鯉昇「蛇含草」 桧山うめ吉(俗曲) (中入) 瀧川鯉昇「ねずみ」 (9/7・本浄寺) 「落語なんて全編漏らさず聞くもんじゃない、随所を聞けばいい」という、枕に「ありがち」な噺家の自虐的ギャグとでもいうような物言いに、今日はふと感じ入ってしまっ…

週末の記録

土曜日は三菱一号館美術館にて開催中の「ヴァロットン−冷たい炎の画家」展へ。 女嫌いというのが伝わってくる、と思っていたら途中の説明でもちらと触れられていた。物の描き方がとても素敵。文章なら「(その向こうの人々への)心理的距離」で済む、済んで…

グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子

ユナイテッド・シネマとしまえんにて、公開二日目に観賞。 予告編を見て、アイアンマンレースのスイムのスタートを上空から捉えた画に胸躍らせていたら、同居人は「少し気持ち悪い」と言う。いわゆる「蓮コラ」みたいに感じるのかな。それでも、大きなスクリ…

週末の記録

土曜日は、幕張メッセで開催されたJAPAN DIY HOMECENTER SHOWへ。網戸に始まり塗料や工具などを、長らく足を留めるでもなくざっと見て回っていただけなのに、あっという間に終了時間が迫り、最後はほぼ駆け足。全部見られず残念だった。 少し歩いて、オープ…

ローマの教室で 我らの佳き日々

ローマの公立高校に勤める3人の教師の半年間を描いた物語。元になっているのは国語教師兼作家マルコ・ロドリの「赤と青 ローマの教室でぼくらは」(日本では先日発売されたばかりのよう)。 冒頭、早々に出勤した校長ジュリアーナ(マルゲリータ・ブイ)は、…

プロミスト・ランド

「君が来た理由は分かってるんだ、僕らが貧乏だからだろ? マンハッタンに井戸があるか?ピッツバーグには?」 オープニングは駅構内?の高級レストラン。上司の一人は「飛行機」のせいで遅れるが、スティーヴ(マット・ディモン)の行く先に飛行場は無く車…

平日の記録

伊勢丹に出店していたアンドリューのエッグタルトを購入。手前の「コーヒーゼリーのエッグタルト」ってどんなだろう?と思ったら、フィリングは昔の缶コーヒーみたいな風味でタルトに合っていた。後ろは普通のと、苺の。私は普通のが一番好きかな。 ディーン…

イントゥ・ザ・ストーム

「竜巻映画」という前情報のみで出向いたので、始まって間もなく、POVだ〜これは酔う!と心配になるも、大丈夫だった、どころか、すごく面白くて、私の今世紀入ってからのディザスター映画ナンバーワンに躍り出た。 パーティの皆が瞬時に適切な対処法を思い…

早稲田こみちの会

柳亭こみち「堀の内」 桂吉坊「鹿政談」 (中入) 柳亭こみち「宿屋の富」 (8/22・東寿司) 珍しいゲストの出演に、二人の繋がりって?と思っていたら、こみちさんいわく「縁もゆかりもないんです」。しかも後に吉坊さんが言うには、互いに相手の高座に接す…