週末の記録



日本科学未来館にて「サンダーバード博 世紀の特撮が描くボクらの未来」。
サンダーバードについての知識が殆ど無い私も、入場してまず本編を使用した3D映像を見せてくれるので気分が高まる。大きなディスプレイで見ると、人形の表情や動きに魅了される。
メインは撮影方法の再現をテーマにしたサンダーバードギャラリー。青空の背景が描かれた紙をぐるぐる回してメカの飛行シーンを撮影する装置や、水槽の奥に吊るされたメカを動かして潜水シーンを撮影する装置など、どれも面白い。イマイのプラモデルの数々は、箱だけじゃなく中身も見たかったけど、プラモ好きだった子どもの頃の気持ちを思い出し楽しくなった。
最先端の科学技術と作品とを絡めた展示は、未来館ならでは。本編に登場した「たたむと手の平に乗るほど小さくなるドレス」を実現可能にする東レの新素材の展示など面白かった。ショップではラバーストラップの品切れに同居人ががっかり、もう少し早く来ればよかったかな。最後に顔ハメ看板で記念写真(もっとハメればよかった…笑)


練馬区美術館にて「鹿島茂コレクション3 モダン・パリの装い」。
19世紀末から20世紀初頭のメディア、「ファション・プレート」(ファッションイラストの版画)をメインに展示するもの。服飾雑誌ってこういうふうだったのか〜とびっくり、こんな絵入りなら読みたくなる!とわくわくわせられる。
アンドレ・マルティの作品の数々の素敵なこと。日陰の描写がとても涼しげ。図録の他、有名なメーテルリンク「青い鳥」の挿絵の絵葉書を買った。