土曜日はTOHOシネマズ六本木ヒルズにて、来日に向けて再上映された「ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ」。
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックアンドビジュアルズ
- 発売日: 2013/05/29
- メディア: DVD
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1976年の「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」ツアーの模様をシアトル公演を中心に収めた記録映画。ウイングスって音しか知らず、映像をちゃんと見るのは初めて。ポールがあんなに歌がうまかったなんて!
始め(ウイングスの映像に慣れないから?)雑然として見えたのが、ピンクやラメでちゃんと衣装を揃えてることに気付いて楽しくなる。しゃぼん玉に始まりスモーク、レーザー、電飾など、当時のステージってこういうふうだったのかと面白く見る。そうした舞台効果にメンバーの動きが映えて、二時間全く飽きず。シメはポールの雄叫び「Oh yeah!」。見終わって、同居人は「ポールってほんとにビートルズが好きだったんだなあ」としみじみしていた。
新宿に戻り、サントリーラウンジ イーグルへ。目の前で作ってもらった季節限定のざくろのカクテル、とても美味しかった。
日曜日は同居人の「カミカツを食べよう」との提案で、数寄屋橋のニュートーキョー本店へ。クリスタルヴァイツェンとカシスのビヤカクテルで乾杯。カミカツってほんとに平らなんだから楽しい。
新宿に戻ってピカデリーにて「清須会議」。
どれどれ名古屋出身の私が方言チェックしたるか!と出向いたら、名古屋弁以外に見どころがなかった。なんだか紙や竹で編んである鍋敷きの使い古されたやつみたい。女性二人のみ辛気くさいオチが付け加えられてるのも、政治にああいうふうにしか加われない女の悲哀のアピールというより単なる「趣味」みたいに感じられて、更に気分が下がった。「事実」はあるにせよ、だからこそ楽しく見たいじゃん。
例えば勝家の足が障子を突き破る艶笑シーンがあるんだけど、最後にお市が分かっちゃいたけどそこまで…という心中を告白すると、先の場面を見た時の気持ちが塗り換わってしまう。そういうところが却って面白いというわけでもなく、単に雑然と色々な要素が組み合わさってるという感じを受けた。テレビのお正月特番なら、楽しく見るんだけども。