三連休の記録



新所沢の松明堂音楽ホールにて望月通陽展「せんのしごと」。閉廊した鷹の台の松明堂ギャラリーには行ったことがあるけど、こちらは初めて。今回はベンチを使った展示が素敵だった。作品は、人間が絡んでるのや文字の書いてある、ごちゃごちゃしたやつが好き。



二週間後からのいちょう祭りに向けて、色付き具合を見に神宮外苑へ。最近の冷え込みのせいか既に黄色がかっていた。列によって紅葉の進度がはっきり分かれてるのは、木の種類や植えた年の違いなどの理由なんだろうか?
祭りの際には混んでいて入れないロイヤルガーデンカフェにて、遅めのお昼。マルゲリータに椎茸とベーコンのハーフ&ハーフのピッツァ、フォカッチャのサンドウィッチ。ピザやパンが美味しいので、店内のバゲットも購入。
帰りにこれも恒例のカメヤマキャンドルハウスで、冬に向けてキャンドルを買ってもらう。この日はハートのマカロンタワーの。勿体無くて使えず、溜まっちゃうんだよなあ(笑)


連休中に観た映画。
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて「スティーブ・ジョブズ」。かなり混んでいた。
アシュトン・カッチャー大好きな私だけど、彼の「さかしい」目の演技に苛々させられた。表に出てしまう顔なのはもともとだから、彼にああいう役をやらせたのがよくない(笑)
ジョブズがアップルを追い出されたと思ったら時が飛び、突如、成人した「リサ」と別の役者による「妻」と暮らしてるという作りには驚いた。でもって、いつの間にか大きくなっている別会社からアップルに戻って来てくれと言われて戻るだなんて、訳が分からない。重要なところをすっ飛ばすくせに見方を強要してくる、窮屈な映画という感じを受けた。
ジョブズが追い出される日、取締役会の席上のマイク・マークラの結婚指輪に目が行き、彼には家庭があるので「敵」側につくのも仕方ないと分かる。登場時からはめてたのかもしれないけど、私はその時に初めて気付いた。「グランド・イリュージョン」冒頭の「手品」みたいに、映画は何でも左右できるものだ。


ミラノ1にて「2ガンズ」。こちらはエリア内の他の劇場でやってることもあってか?がらがら。
バルタザール・コルマウクル監督の直近二作同様、楽しく観た。食べ慣れた食材でもこんな料理の仕方があるんだって感じ。特にアクションシーンがいい。「裏窓」的場面からの意外な展開や、「極大射程」でお馴染み、私の好きなマーク・ウォルバーグの銃持って腹ばいのお尻からのカットの後の画などが楽しい。
マークが活き活きしてるのもいい。冒頭の放火や鶏の頭撃ちのくだりに、本性そんなに活かしちゃっていいの?と思ってたら(「正体」が分かってもそれならしょうがない、とはならないもんね・笑)、途中から別の意味でいい顔してた。デンゼルと両側から車でぶつかり合う時の表情なんて、他の映画じゃあまり見られないものだった。