クリスマス映画を、休日だというのに人の入りが少ない映画館で観るのは寂しい。
私の分類では「子供が一夜の冒険をする」映画。
(「一夜の冒険」は、もうちょっとオトナになると、キアヌ・リーブスの「ミッドナイトをぶっとばせ!」(女の子に「冷蔵庫にとめるマグネット」をプレゼントしちゃうようなダサ高校生を演じるキアヌがめちゃめちゃ可愛い!出演作の中で一番好き。写真参照)や、更にもうちょっといくとスコセッシの「アフター・アワーズ」になる。子供は仲間と旅に出るが、オトナの男の冒険は、いつも独りだ)
オトナになりかけの男の子が、サンタクロースを信じるための一夜の旅に出かけるお話。
列車「ポーラー・エキスプレス」の旅は結構困難で、前半は、ジェットコースター好きな人が見たら楽しいかも(逆に、苦手な人は気分悪くなるかも)。
私の目からすると、出てくるアニメキャラクター、とりわけ車掌さん、サンタさんの顔や表情はきもち悪いことこの上ないんだけど、彼等が子供に対して一線をひいており、結構突き放したかんじなのが、見てて気持ちよかった。
しかし、子供の冒険映画といえば、最後に「でもやっぱり、ウチが一番」というのを期待しちゃうんだけど、そういう描写はあまりなくて、ちょっと寂しかったかな…
向こうには、スクルージの操り人形おもちゃなんてのも、あるんだね。そりゃそうか…
(悪役にして人形ゴッコするんだろうか?)
そういえば、ウィル・フェレル主演の「Elf」はどうなったんだろう?アメリカでは昨年のクリスマス映画だったみたいだけど。ビデオスルーにしても、そろそろソフト出ないかな。