秋の一日


某ミュージシャンと、タイで裸一貫から日本食の屋台を始め、それなりに軌道にのり、手を取り合って喜び合う、という夢をみた。ふつう夢に有名人が出てくると、それまで意識してなくてもなんとなく好きになってしまうものだけど、今回は全然そういうのなし。


久々に電車に乗ったら、座った目の前に女子高生が二人、並んで立った。
今世紀の女子高生ってすごく厚着だ。この小春日和に、彼女たちは揃って、ブラウスにカーディガン、その上にブレザー、さらにコートをはおっていた。
セーラー服かブレザーか、あるいは個人にもよると思うけど、10数年前に女子高生だった私の場合、キャミソールにセーラー服、カーディガンなどの教室用上着、その上にコート。これが真冬装備だった。冬の朝にセーラー服をかぶったときの、裏地のひんやりした感触が懐かしい。当時は黒タイツなんてのもアリだったから、足許は結構あったかかった気がする。
勿論セーラー服の下に色々着込んでる子はいたけれど、上に着る子はいなかった。つまり、昔というか90年ごろには、オモテから見えるように重ね着するという感覚はなかったように思う。今、自分が高校生だったら、どんなカッコするかなあ?と一瞬考えてみたりした。
男の子は昔も今も、学生服の「下」に着る方が多いような気がする。学生服の下に色々着込んでる男の子って、かわいくて好きだ。
(関係ないけど私はいわゆる「ババシャツ」が大嫌い。CMの棒切れのようなモデルさんでさえ私の目にはアウトなのに、自分が着たらシャレにならんと思うから。質感も苦手)