週末の記録



ルミネエスト内のガンボ&オイスターバーで乾杯。同居人と私が初めてデートした日、帰りに寄ったのが以前このフロアにあった別のオイスターバーと、新宿高野のこれも今は無きフルーツパーラーだった。私は牡蠣が大の苦手だけど、何となく適当な感じがして、ここでいいからと入ったものだ(この日もそう)
このお店は私の父の故郷である入善の海洋深層水で牡蠣を浄化しているそうで、店頭に町のマスコットキャラクター「ジャンボ〜ル三世」の人形が。こんなところで会えると思っていなかったので嬉しくなり、写真を一枚。


ヒューマントラストシネマ渋谷にて、公開初日の「天才スピヴェット」。
3D映画に「紙の家族」なんてものが出てくる面白さ。章を示す「飛び出す絵本」の感覚が本編にも続く。こういう3D映画なら気楽に見られていい。一番わあ、と思ったのは、水の中に文字が!というところ(笑)
父親に背中を叩かれると「僕を急がせてるんだろうか、それとも怒ってるんだろうか、それとも…」なんて考えてしまう10歳のスピヴェットが、まるで家族全員の歪みを背負ったような旅に出る。予告編を見る度、スピヴェットのことを認めない学校の先生はどうするんだろうと思っていたら、そのままだった(笑)他にも「馬鹿」なまま物語を終える大人がたくさん。ジュネというかフランスの映画だからかな…
それにしても、3D映画観賞時によく思うんだけど、例えば本作ならスピヴェットの背中や教室内の国旗を「なめた」映像において、一番手前の物が一番目立つのには慣れない。2Dの時は「手前にあるけど背景」とでも認識して見てるからいいけど、3Dだと否応無しに飛び出してくるんだもの。