三連休の記録



松屋銀座で開催中のニューヨークウィークにて、パティスリー アンジェリークの「プレミアムニューヨーククロワッサンドーナツ」を買ってもらう。「ニューヨークで大人気」という文句に売り切れかもと危惧してたけど、案外すんなり。どれも半分こずつして食べたら、みっちみちの「パイの実」という感じで楽しい。


うらわ美術館にて「えっ?『授業』の展覧会 ―図工・美術をまなび直す―」。入ってすぐの、江戸時代から現代までの教科書の展示が面白かった。科学的な作画方法(これがすごい、難しい!)に始まり、国粋主義の台頭下の毛筆硬筆優劣論争や、教科書を真似るだけの授業に異を唱える自由画教育運動。子どもは受ける教育を自分で選べないから、あてがわれたものを学ぶしかない。ほんとに教育って「政治」の下にあるんだなと思う。日替わり上映の映像作品は、1969年に長野県の小学校で行われた授業を記録した「くらしを描く」。音声が小さく、映像の内容を見るための展示って感じじゃないのが残念(他の展示との兼ね合いもあるんだろうけど)。一年間掛けての撮影とのことで、子ども達が撮影に慣れちゃってるのも残念(笑)
帰りに駅前商店街の鮒忠にて遅めの昼食、カウンターで特選うな重。しっかり濃い目の味でお腹にたまった。


連休最終日は鈴本演芸場の10月中席昼の部へ。小ゑんの「鉄の男」や歌武蔵の相撲漫談はまたかのネタでも楽しく、一朝の小朝の物真似は面白い。喜多八の「替り目」、雲助の「家見舞」、トリがはん治さんの「妾馬」など滋味あるラインナップ。でも一番笑っちゃったのはホームランの漫才の「補聴器」ネタ。寄席って、少なくとも私にとってはそういうとこだ(笑)
帰りに上野風月堂本店の二階のパーラーの窓際の席にて、コーヒーとパンダパフェ。紅白二色の求肥でくるまれたパンダにチョコレートの笹、苦手な求肥は食べてもらう(笑)下に埋まってる、砕いたゴーフルがいいアクセントになっており美味しかった。