4月最後の記録


週の半ばの祝日、私としては死ぬほど頑張って起きて、ポレポレ東中野で日に一度上映中の「小三治」を観に行く。ここはスパイク・リーの「ゲット・オン・ザ・バス」以来…って、今調べたら13年前だ。
駅近くのミスドで朝ごはんの後、劇場に出向いたら、既に長い列。いつも通り前方に座ったら、観賞後、同行者が「カメラが下手だから気持ち悪くなった」と言っていた(私はそういうの、あまり分からず…)。



映画は、10代目柳家小三治を追ったドキュメンタリー。まず単純に、落語家の仕事の舞台裏が、フィクションじゃなく観られるのが楽しかった。何度か挿入される高座の様子も見ごたえがある。
小三治のものの食べ方が汚かったり(ハニートースト?の場面が可笑しい)、出てくる落語家が皆結構タバコを吸ってたり(久々に正しい「労働後の一服」をスクリーンで観た)、細かな所が色々面白かった。ドキュメンタリーって私にとってはそういうものだ。
「100%の出来だったことはないのに何故やってるのか」…だからこそ続けられるのかもしれないな(カウリスマキの映画作りなども多分そう・笑)。
独演会の前に楽屋に押し寄せた皆がわいわい騒ぐ中、耳をふさいでぶつぶつやってるシーンについて、同行者は「ノイズキャンセリングのイヤホンを教えてあげればいいのに…」と言っていた(笑)
帰りに、カウンターに並んでいた著書「落語家論」を買う。


落語家論 (ちくま文庫)

落語家論 (ちくま文庫)


上野に出て、吉池でお昼を食べてから、国立科学博物館で「大恐竜展」を観た。
文化会館のカフェテラスで休憩中、二人してふっと寝てしまう。風が冷たくて起きた。


休み明け。連休前半に名古屋へ出掛けるので「るるぶ」を買う。出身地のガイドブックを見るのって好きだ。同居人に指摘されて、当然だと思ってた地名の数々が読みづらいことに気付いた。「八事・やごと」「覚王山・かくおうざん」など(チャクウィキページがある)。
おみやげに、ベビースター味噌煮込みうどん(おやつカンパニー内のページ)が欲しいな。CoCo壱番屋が経営するお粥専門店にも行ってみたい…



伊勢丹地下に出店していた高幡不動「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」の砂糖菓子(コンフィズリー)が可愛かったので、小さな詰め合わせを買う。初めて食べたブッション(写真の右側のもの)が美味しかった。