三遊亭遊雀勉強会


春風亭一之助「青菜」
三遊亭遊雀「花瓶」
 (仲入り)
三遊亭遊雀「くしゃみ講釈」


挨拶では、馬風師匠のゴルフにキャディーとして着いていった際のエピソードや、電車好きの彼らしく開通したての成田スカイアクセスの話から色々広げて。落語の世界で「北千住」というのは特別な地名だというので(前日の会を思い出して)可笑しかった。
ゲストは一之輔。次に出てきた遊雀さんの「自由な『青菜』ですね〜笑」という言葉通り、とにかく面白いことを詰め込んだって感じの一席。


遊雀さんの二席は「久しぶりだけど、どちらも楽しくて好きな噺」。
ナマの「花瓶」は多分初めて。田舎侍が花を生ける様子がキュート。
「くしゃみ講釈」今まで聴いたこの噺の中で一番楽しかった。「故障を掛けられた(客席から故障=異議、野次を飛ばされた)」経験をマクラに、「今日のネタはどちらも『符牒』にまつわる噺ですね」と本編へ。覗きからくりや講談などの色んな「芸」を、さらっと流しながらじゅうぶん聴かせる。最後の顔芸も最高。