遊雀式 第二回


開口一番(三遊亭小曲・手紙無筆)
三遊亭遊雀「花瓶」
三遊亭遊雀「包丁」
 (中入)
三遊亭遊雀崇徳院
 (4/22・内幸町ホール)


日曜の夜七時からという時間のためか、お客は少なめ。そのこともあってか「自分の会でしか出来ないから・笑」と、冒頭30分は、先日赤坂BLITZで開催された落語会の話。白酒さんがアイドルに、遊雀さんが小島慶子にそれぞれ落語を教えて、自らも出演したとのこと。アイドルの方の高座は7分で終わったそうで、場内のほとんどがそうらしかったというファンの人たちはかわいそうだなと思った。そういうもんなのかな。トリだった遊雀さんは(アイドルとファンというのを考慮して)「紺屋高尾」を演ったそう。


遊雀さんの「包丁」を聴くのは三回目。「根はいい人」の寅さんが、酒が入って変わってくところが念入りで、見ていて本当に不愉快(笑・それで「正しい」のだ/「動機」は何であれ、ここで女が受けてるのは「暴力」だから)
中入後は大好きな「崇徳院」。これも昨年の独演会で聴いたかな?冒頭の、若旦那と熊さんのやりとりがよりパワーアップしており、「元気だったら殺すぞ!」てのがいい(笑)