末廣亭 六月下席・夜の部


柳亭こみち浮世床」/柳家小菊(俗曲)/林家彦いち「鮑のし」/柳家太夫「たらちね」/花島世津子(奇術)/柳亭佐楽「しびん」/林家正雀「鴻池の犬」/ぺぺ桜井(漫談)/金原亭伯楽「猫の皿」/柳家小里ん「親子酒」
 (仲入り)
柳家〆治「初天神」/ホームラン(漫才)/柳家小袁治「長短」/入船亭扇橋「道具屋」/翁家和楽社中(太神楽)/柳家権太楼「火焔太鼓」


トリの小三治が休み、代演に権太楼。久々に訪れた夜の部はそこそこ空いており、ぼーっとくつろげた。色物もいつもに増して楽しく感じられた。都々逸や太神楽、毎回またこれか!と思う世津子さんのマジックも応援してしまった(珍しく成功していた・笑)。


「鴻池の犬」は馴染んでるのが枝雀版、最近ナマで聴いたのは馬るこさんの漫画みたいなやつだから(笑)正雀の硬派なやり方が新鮮だった。犬を可愛がる小僧がほとんど出てこない、というか悪役寄りなのにちょっとびっくり。
伯楽は志ん朝のカバン持ちの思い出(骨董屋でだまされてすぐ買ってたそう)をマクラに。扇橋の「タコの歌」も聴けた(笑)