今年を振り返って


今年、劇場で観た映画を振り返ってみました。
面白かったものベスト10は、


1.地上5センチの恋心感想)…私にとって、楽しい映画ってこういうの。カトリーヌ・フロが素晴らしい。アルベール・デュポンテルには正直、食傷気味(笑)フランス人女性にはキュートなおじさんに映るんだろうか?


2.この自由な世界で(感想)…一番「共感」できた主人公。働いてお金をもうけたい、という意味ではなく、やることなすこと「自然」に感じられる。ケン・ローチの映画っていつもそう。


3.その土曜日、7時58分感想)…とにかく面白かった。


4.ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(感想)…ダンサーの尻の筋肉だけでも見ごたえがある。


5.パリ、恋人たちの2日間(感想)…誕生日に観た。フランスを感じた。


6.つぐない(感想)…エンディングロール後、現実に戻るのが惜しかった映画ナンバーワン。


7.ラスト、コーション感想)…オーソドックスでカラフルで美しい。


8.P.S.アイラヴユー(感想)…ラブコメとしては今年一番のお気に入り。愛の一つのカタチがチャーミングに描かれている。衣装も最高。


9.ノーカントリー感想)…単純に、コーエン兄弟の映画っていつも面白い。


10.やわらかい手(感想)…ハードボイルド。


その他「ジュノ」「ヨコヅナ・マドンナ」「バンク・ジョブ」なども良かった。唯一、複数回観たのは「ダークナイト」(クリスチャン目当てで3回)。
それにしても今年はオーウェンがいなくて寂しかった〜。「トロピック・サンダー」を観てる間ずっと、ああこれが(当初の予定どおり)オーウェンだったらなあ、と思ってた。それに「テネイシャスD 運命のピックを探せ!」でも感じたけど、JBがベンの映画に出るのはエネルギーが勿体ない気がしてならない。
閑話休題。以前よりは日本の映画も観るようになったけど、面白かったなあ、と思うのは海外のものが多い。邦画を楽しむのが下手なのかな。


他にいろいろ。
▼一番笑ったシーンは、「ハプニング」でマークが木を見つけたら…ってとこ。シャマラン監督は男のセンスがいい。
▼住んでみたい部屋は、「ブロードウェイ ブロードウェイ」にちらっと出てくる、横長の鏡?カウンター?のある、女の子の部屋。なんてことないんだけど。「ベガスの恋に勝つルール」のアシュトンの部屋も、彼付きなら住んでみたい(笑)豪華な部屋なら「PARIS」の建築家のお部屋。ベッドルームから出ると一面の、パリ。
▼乗ってみたい列車は「パリ、恋人たちの2日間」の冒頭、寝台車?に寝転がる二人。
▼行ってみたい海は、「Mr.ビーン」のラストシーン。冷たい屋内から陽の下へ出るときの感覚が伝わってくる。「ジェリーフィッシュ」のラストシーンも美しかった(撮影は「まぼろし」のカメラマン)。
▼印象的だったジオラマ(昨年も「ナイトミュージアム」「レミー」というツボ作品があったけど)は、「つぐない」のオープニング。夏に出かけた「ドールハウス展」にも屋敷型のおもちゃと撮られた子どもの写真が展示されており、印象的だった。その他ちょっと違うけど「小さなもの」という意味では、「スパイダーウィックの謎」に出てきた妖精を呼び出す装置にもぐっときた。
▼豪華だった下着は、「彼が二度愛したS」のシャーロット・ランブリングが着てたの。
▼雰囲気のよかったお店は、「ラスト、コーション」の、ディズニーワールドぽく、かつ枯れたかんじの飲食店。でも誰かに連れて行ってもらうなら勿論(?)、「英国王給仕人に乾杯!」で主人公が勤めるプラハの「ホテル・パリ」。


もっと色々書きたいけど、時間がないのでここまで…。