サハラ 死の砂漠を脱出せよ



劇場に行きそびれたのでDVD借りてきました。
アメリカ海洋機関のダーク(マシュー・マコノヒー)は、謎の男に追われていた女医のエヴァペネロペ・クルス)を助ける。病原菌調査のためマリを目指す彼女は、南北戦争時に姿を消した「テキサス」艦の発掘に向かうダークと相棒のアル(スティーブ・ザーン)の船に同乗。しかし汚染は世界的な陰謀によるものであり、彼等の身には次から次へと危険が迫る。



原作を知らない私はもっと「砂漠」な映画かと思ってたんだけど(喉が渇いてしょうがないとか)、そうではなくて、海洋学者が世界危機を救う話でした。でも途中に出てきた、モカのアイスクリームをなでつけたような人工的な砂漠の風景はキレイだったなあ。
ほぼ全篇ハダカかタンク姿のマシュー・マコノヒーは、軽妙な不死身の男。追われる途中に壊れた飛行機をみつける「飛べ!フェニックス」的場面ががあるんだけど、どうするのかと思ったら、直すのはムリだから…と飛行機でウィンドサーフィンしながら逃げるの。



ワークパンツ履いて頭はドリフのマシュー・マコノヒーペネロペ・クルスに対し、中間管理職的な悪役のランベール・ウィルソン(写真参照・以前書いたけど私は彼のファン)は砂漠でも頑なにスーツ姿。カッコよかった。最後にはメガネ姿も披露してました。
でも一番美味しいトコどりだったのはマシューとスティーブの上司のウィリアム・H・メイシーで、サングラスかけて立ったり座ったりしてるだけなのに、最後には政府に新しい船まで買わせちゃう。いいなあ。