ジャック・フロスト


「ジャック・フロスト パパは雪だるま」観ました。98年のクリスマス映画なんだけど、最近レンタル屋の目立つとこに置いてあったので。

ジャック・フロスト パパは雪だるま [DVD]

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マチュアロックバンドのボーカリスト、ジャック・フロスト(マイケル・キートン)は音楽活動に大忙し。クリスマスこそ家族と過ごそう、と雪道をとばすが、事故で亡くなってしまう。そして翌年、息子のチャーリーが作った雪だるまに、彼の魂が入り込む。
「雪だるまにパパの魂が…」って、おウチの前に立ってひと冬家族を見守るのかなあ、と思いきや、めちゃめちゃ動いて、スノボでいじめっ子とおいかけっこまでしてる…
(このシーンがすごく楽しい。ちなみに造形はジム・ヘンソン・スタジオ、SFXはILM
こんなにアクロバティックなことができるのも、向こうの雪だるまが玉3つでできてるから(警察に届け出るとき「身長は170センチ」とか言われてる)。雪「だるま」の日本とは違うんだなあ。おうちや友達との描写もあったかくて、楽しかったです。
ちなみにマイケル・キートンがやってるバンドはいかにもアメリカンで、ブルース・ウィリスがこんなんやってたような…私はこういうの、性的魅力を感じないのですが、なかなかハマってました。


そういえば、パパにもらったハープを吹くと…って、楳図かずおの漫画思い出しちゃった。男の子が父親にもらった笛を吹くとサンタさんがやってくるという、それだけ聞くとほのぼのしてるけど、すごくコワイ話。なんていうタイトルだったかな。