KIRINJI 10th ANNIVERSARY PREMIUM LIVE 2008


12月21日、中野サンプラザホールにて。冬至の日曜日は、晴れて風が強かった。


開場はもたつき気味。入場後、ロビーでビール飲んだり、冨田さんからの花輪の前で写真撮ったり。
1階の20番台の列という、ファンクラブ先行にしてはかなり後ろの席だったけど(一回きりの公演で殺到したんだろうから仕方ないけど)、前に行きたい〜とは思わなかった。真ん中あたりだったので、一度にステージ全体が見渡せてよかった。10周年記念だから、見えて聴こえて動ければいい、お祭りみたいなものだ。ただ私は直立してる人間の群れが苦手なので、皆が静かにしてるキリンジのライブはいつもちょっと怖い。迷惑かけるから自分もあまり踊れないし…。


キリンジの曲は聴きすぎて血肉となってるから、いざライブで聴いても、記憶・思い出をなぞってしまう部分もあり(つまり、リアルタイムで生みだされてるこの曲でなく、自分の中に存在するその曲を聴いてしまうということ)、こまかい部分には気付けず、この曲だ〜楽しい!というだけで終わってしまう。まあ、それでいいんだけども。


いつものメンバーで、程よくかっこいいアレンジ。お兄ちゃんのギターも、うまいってんじゃないけど、炸裂してた。ああいうオヤジのりって好きだ。
ニュータウン」で始まったのにはびっくり(ベタだけど「双子座」か「風」と予想してた)。「冬のオルカ」は絶対やると思った!「牡牛座ラプソディ」のプロモ、懐かしかった。「エイリアンズ」はいつもどおり、同行者の膝に座って休憩タイム(笑)「むすんでんひらいて」(これがベストアクト☆)と「music!!!!!!!」で揺られて気持ちよかった。前者に続いた「the echo」も最高。「愛のCoda」はどうしたって大好き。「銀砂子のピンボール」でシメ、というのも良かった。ラストの「千年紀末に降る雪は」には正直拍子抜けしたけど(好きな曲だけど、もっとテンションあがるので終わってほしかった・笑)、素直なクリスマスプレゼントなんだなと思った。


「いつもはやらない曲を色々…」とのことで、この曲やるんだ!と喜んだり(思わず息を呑んでしまったのは「フェイバリット」)、あの曲やらないかな〜と思ったり(しつこいけど「車と女」「恋の祭典」「休日ダイヤ」とか…)してるうちに、あっという間に終わってしまった。楽しかった。
アルバム「DODECAGON」が出てからは、それ以降の曲を好んで流してたけど、帰宅後、久々に「2 in 1」から順に聴いた。


MCは「中野」「サンプラザ」バナシにほぼ終始。お兄ちゃんはマイケル・マクドナルドを高校生のとき(!)観に来て、帰りに駅前から池袋行きのバスに乗ったら、迂回するから時間がかかり、坂戸に帰るのが終電になってしまった、とのこと。色々ツボな話(笑)