昨年劇場観賞した映画の中から、お気に入り10本を、見た順に。
▼ハンガー・ゲーム2(感想)…ジェニファー・ローレンスとジョシュ・ハッチャーソンが相変わらず素晴らしかった。一作目の「少年少女」という要素が二作目では無くなるも更に面白かったので、一、二作目の「ゲーム」という要素も無くなる三作目はどうなるのか期待大。
▼ラッシュ/プライドと友情(感想)…冒頭からしばらく、ニキ・ラウダをベン・スティラー、ジェームス・ハントをオーウェン・ウィルソンが演ってる画が脳裏にちらつくも(笑)猛烈に駆け抜ける、映画そのものがレースのようで魅了される。
▼あなたを抱きしめる日まで(感想)…ジュディ・デンチとスティーヴ・クーガンの共演だなんて面白いに決まってる(スティーヴの出る映画は大抵面白い)。いつものように嫌な奴をさらりと演じるクーガンと、お菓子とロマンス小説を持ち歩きながら圧倒的に魅せるデンチ様。
▼ウォルト・ディズニーの約束(感想)…映画「メリー・ポピンズ」の裏話ものとして面白いのは勿論、「ディズニー映画」の根幹の是非を問うているところに心動かされた。後日ディズニーに行って、パレードで踊る「メリー・ポピンズのペンギン」を見た時の気持ちたるや…
▼おとなの恋には嘘がある(感想)…ジュリア・ルイス=ドレイファス、トニ・コレット、キャサリン・キーナーという女優達をこんな楽しい映画で見られる幸せ。会話のセンスのいいこと。上映館は限られてたけど、千円興行というのも嬉しかった。
▼デンジャラス・バディ(感想)…「ベストワン」を決めるならこれ。メリッサ・マッカーシーの口から出てくる全てが最高、脳味噌フルスロットルの女を見る気持ちよさ。男女問わず、くそからブスと思われてこそ幸せになれる。
▼ニード・フォー・スピード(感想)…レースものには興味が無いどころかむしろ苦手なのに、今年は車映画が二本もベストテン入り。もっともこちらはロードムービー仕立てで「アメリカ映画」の面白要素が満載。劇場映えするとはこういう映画のこと。
▼GODZILLA ゴジラ(感想)…今年は「ニード・フォー・スピード」「ゴジラ」という「ブレイキング・バッド」主演二人の出演映画がいずれもベスト10入りするほど面白く、でもってようやく当の「ブレイキング・バッド」を見てみたらそちらも超面白かった、というのがすごい。二本立て興行があったら行きたい(笑)
▼めぐり逢わせのお弁当(感想)…今年の「ベスト10」のうち9本が「アメリカ映画」(他の国との合作含む)の中、これのみインド・フランス・ドイツ合作映画。緻密で美しかった。
▼ショート・ターム(感想)…ブリー・ラーソンが漕ぐ自転車映画。自分が自分を傷つけないように、誰かが誰かを傷つけないように、少しでもその方へ向かうように。そんなふうに生きていきたい。