週末の記録



土曜日は、サントリー美術館にて開催されていた「のぞいてびっくり江戸絵画−科学の眼、視覚のふしぎ−」展に滑り込み。海外からもたらされた技術の数々を用いた作品がたくさん。遠近法をこれでもかと取り入れた絵画に、顕微鏡や望遠鏡を使って描かれた拡大図や写生図。私のお気に入りは青黒く光ってた鯛。
ミッドタウンから移動の途中、シナボンで新商品「Roll-on-the-Go」とシナボンスティック、コーヒーを購入。ヒルズで映画の予約、ジョエル・ロブションのベーカリーショップで買い物を済ませてから、甘い休憩。ひとくちサイズのシナボンは食べやすくていい。


矢口史靖の映画は見なくちゃ、ということで、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」。楽しかった、やっぱり映画はテンポが命…と快適な乗り心地を味わうと同時に、なんだかごまかされたような、本当に見たいものこそ振り落とされちゃってたような感もあり。「帰ってください」の後とか、「本当のことを言ったのに」の後とか。
それにしても、世の中には見ていて拍手したくなる映画というのがあるけど、これもそう。「一ヵ月後」に免許を取れた場面でもう拍手したくなり、「クライマックス」ではほんとに小さく拍手してしまった(笑)何せ本当にやってる!んだから。「木を切る」場面のみ、映像がドキュメンタリーぽい。
伊藤英明が軽トラに走って追いついて飛び乗る場面は勿論、携帯ショップの窓に張り付く場面、「窓と同じくらいの大きさ」なんだよね、なんかでっかいの、あそこよかったなあ(笑)

日曜日は超快晴。思い付いて多摩動物公園へ出掛けることに。
最後に訪れたのはもう7年位前。今年は「世界初のサファリ式の観覧施設」であるライオンバスが運航開始50周年(次の土曜日でジャスト)だそうで、早速乗車。ぼけぼけの写真しか撮れなかったけど、バスの外側に付けてある肉片にこんなふうに寄ってくる。バスが行って返して、の二度頑張って帰っていくライオンの姿に、落語「動物園」を思い出してしまった(笑)
カフェでの休憩には「ライオンくんベリーサンデー」。日野の特産物のブルーベリーを使用したもので、素朴な味。ともあれここで食べれば何でも美味しい☆
その後、広い園内を散歩がてら?色々見て回る。ゾウのお尻にコアラ、しばらく見てたらすくっと首を立てたのが可愛かった(笑・数分で元のだらりに戻ってた)


NHK総合での放送が始まった「ダウントン・アビー」見た(日本版DVDは夏にリリースされるらしい)。

あれだけの「情報」が詰め込まれていながら、ちゃんと見れば、ちゃんと分かる!のがすごい。ともあれ録画しておいてよかった、第1話の冒頭の「朝」の様子、見終わったからこそまた見たいもの。
ベイツさんはあの後ごはん、食べたんだろうか?パットモアさんは「悲しい時こそお腹が空く」と言っていたけど…


昨年の東京国際映画祭で上映されたという「ドリンキング・バディーズ」見た。

冒頭、デスクで仕事中のオリヴィア・ワイルドが自分の脇の匂いをチェックする場面があるんだけど、全編通じてとても「体臭」を感じる。
押し付けてこないけど、伝わってくるものがある映画だった。私は押し付けてくる映画も結構好きだけど(笑)釘の一件で分かる、「全てにおいて『いい』のでなければ価値がない、なんてことはない」というのはいい。「落ち着く」ことをしないって、勇気がある。