６月末で閉店した松坂屋銀座店の、ベノアのティールームにてクリームティーセット。フルーツのお皿がはみ出てるのにはびっくりしたけど、セイロンティーもスコーンもクロテッドクリームも美味。
屋上にも出てみたけど、雨のためか誰一人おらず。ああいう屋上、私はやっぱり好きだなあ。
館内を回るも欲しいものは特に無し。閉店を寂しがっても、松坂屋じゃ食べ物しか買っていなかった（名古屋のものを置いているので嬉しかった）。子どもの頃はお弁当といえば、おかずとは別に、おにぎりが松坂屋の包装紙にくるんであったものだ。
「笑点」の公開収録を初観覧。土曜日のお昼12時開場というので11時過ぎに着いたら、既に長い列。日差しの下でビールを飲みながら待つ。前に並んでいたおじさんによると「歌丸さんの近くに座るには７時か８時に来なきゃ」。
年代ものの階段を上って、初めての後楽園ホール。三遊亭愛楽の前説とスタッフの説明の後、ゲストによる演芸×二回、大喜利×二回が行われる。合間に舞台装置の変更作業を見られるのが楽しかった。シートをはがして畳を出し、後ろの襖を回転させて絵柄を替える。
うちらも十分楽しんだけど、周囲のお客さん達の笑い声がすごくて、「人気番組」なのもさもありなんと思う。落語をナマで観て初めて分かるグルーヴ感、おそらくどんな「芸」にもあるそれが、落語じゃないこの舞台にも確かにあったんだけど、そのゆるいこと、例えるなら湯船がちゃぽちゃぽいってるような感じ。ともあれ貴重な体験だった。
