最近観たもの


同居人がみつくろって借りてきてくれたDVDを観る。


この映画、結構好き。積み重ねられるエピソードの「面白」具合がちょうどいい。これ以上面白すぎるととんがっちゃうし、つまんないとつまんなくなっちゃう。スティーヴ・ザーンの、悪い人じゃないんだけど、目の前で「もしもし〜?」と手を振りたくなるような馬鹿さもいい。
冒頭「1985年」に35歳、まあ今の感覚じゃヒロインによくある年齢のドリュー・バリモアが、回想シーンになると「1965年」に15歳。60年代のティーンエイジャーは80年代には30代だったのかと、ものすごく当たり前のことを思う。


明日の私に着がえたら [DVD]

明日の私に着がえたら [DVD]

メグ・ライアン演じるヒロイン(の夢)が「デザイナー」、夫の浮気相手が「香水売場の店員」とういのがやけに古臭いなと思ったら、ジョージ・キューカー作品のリメイク。ママに対する「1930年代の映画みたいね」とのセリフはお遊びかな。原題は「The Woman」、ラストシーンのみ中心に「男」が出てくるというのが面白い。アネット・ベニングのどアップに始まる豪華キャストも見もの。
しかし、何だかんだで「舞台」が高級デパートに始まりサロンやら道場やら、ママの「男は自分がどう見えようと気にしないけど…」というセリフじゃないけど、めんどくさいなあと、先日ニュースで目にしたロムニー夫人の演説を思い出してしまった。


1984 [DVD]

1984 [DVD]

日記を付けるってことは、奴隷にならないってこと。