観た・読んだもの


録画しておいたドラマ「七瀬ふたたび」を観終えた。原作とは遠くかけ離れた内容になってたけど面白かった。
最終回に、少年ドラマシリーズ('79)で恒夫(今回だと塩谷瞬の役)を演じた俳優さんが出てきたので驚いた…といっても私は分からず、登場時に「声」で気付いた同居人に教えてもらった。嬉しいサプライズ。


ツタヤで、スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」を見つけた(DVDになってたと知らなかった)ので借りてきた。昔テレビで観たことがある。

スティーブン・キングのランゴリアーズ [DVD]

スティーブン・キングのランゴリアーズ [DVD]

夜間飛行の最中、旅客機の乗員乗客が、数名を残し忽然と消えてしまう。ちょっと楳図かずおの「漂流教室」を思い出させるストーリーだ。
一番怖いのは冒頭、女の子が目覚めるとき。「座席に金属だけが残っている」のが、始めのシーンではあんなに不気味だったのに、最後には泣ける要素になってるのがいい。飛行機の動くシーンがどれもやたら長いのには、少し飽きてしまった。



先週、新宿西口大ガード交差点角の喫茶店「らんぷ」に行った際、お店のおばさんと話していたら、月末に13回目となる寄席を開催するという(そんなものをやってると知らなかった)。出来たら行ってみたい。
そんなわけで、最近読んだ、落語関係の本。

談志映画噺 (朝日新書)

談志映画噺 (朝日新書)

前者は小さんの孫である筆者による、落語家にとって落語とはどういうものかというエッセイ。「ヨムマラソン」を思い出させるところがあった。つまり、天才肌じゃないけど執念ぶかい、己を客観的に見られるタイプの人が、自分の頭の中について書いた本。読みやすい。
後者はきわめて普通の、有名人の映画語り本。