笑福亭鶴笑・三遊亭白鳥二人会


北沢タウンホールにて。


三遊亭白鳥「はじめてのフライト」
笑福亭鶴笑ゴジラvs.モスラ
 (仲入り)
笑福亭鶴笑義経千本桜」
三遊亭白鳥「ラーメン千本桜」


練り直しも落ち着いた?と思われるJALの噺は「はじめてのフライト」というタイトルに。いわゆる「新作」にも色々あるけど、これは本人の言う通り、直球時事ネタで「今やらなきゃ」の内容。コンパクトにまとまってた。
「ラーメン千本桜」は、DVD「白鳥大全集」で観てたけど、ナマで聴くのは初めて。千早と上野を舞台にした季節もの。聴いてる側の先入観もあるかもしれないけど、白鳥さんの場合、「年に一度の季節もの」を準備して演るってこと自体が、勢いを削いでる感じがしないでもない(笑)ちなみに一番受けてたのは初天神ネタの部分(私もいちばん笑った)。


「パペット落語」の鶴笑さんを観るのは初めて。どういうんだろう?と思ったら、全身駆使しての落語人形劇。本人いわく「落語氷河期に人目をひくため考案したもの」。関西芸人らしい楽しいマクラというか漫談に続いて、シンプルな噺が始まり、手作りの人形が飛び出てくる。エネルギッシュでよかった。